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家事をしてきた大学生(女性)に聞いてみた。家事ってなんだろう?

100人いれば、100通りの家事の形がある。
そんな家事を、世代、性別、職業を超えてインタビューし、いろいろな視点での家事を考えていく、家事恋インタビュー。

今回は、大学3年生(女性)に家事インタビューをさせて頂きました。
中国人の父と、日本人の母を持つLさんは3人姉妹の長女。
たくさんの興味深いお話を伺いました!

普段、家事は誰がしていますか?

母:私=7:3くらいで家事をしています。

家事をするようになったきっかけがあるんですか?

私の母はフルタイムで働いていて、忙しかったからですかね。

Lさんの担っている30%はどんな家事ですか?

「時間がある方が、気付いた方が、出来る方がやる」といったことが多いので、日によって変わります。
特に料理や洗濯、お皿洗いは多いかなと。

いつから、家事をやるようになりましたか?

幼稚園の頃から楽しくてやっていました。
大きくなるとお菓子を作ったり、妹にご飯を作ったりしていました。

ご飯を妹さん達に作ってあげるなんて素敵過ぎます。

作った事で褒めてもらったり喜んでもらう姿を見るのが好きです。

なるほど。
Lさんご自身は、今と昔でどちらの方が家事をしていますか?

中高の時の方がやっていたと思います。
妹たちも大きくなり、最近は各自でいいかなと思って家事の頻度を減らしてみたところ、誰もやらないんですよ(笑)。

具体的に、どんな家事をやらないのでしょうか?

やらなくても死なないようなトイレ掃除や、お風呂掃除は大体やってくれません。
洗濯物を取り込んだものは置きっぱなしの時間が長くなったり、片付けや掃除は滞ることが多いです。

お母さんが妹さんたちに家事をするように言ったりとかはないですか?

言いますが、やりませんね(笑)。

なぜ、やってくれないと思いますか?

やらなくても生活出来てしまうから、自分に損がないからではないでしょうか。
そこで結局我慢できなくなって、やるのが母と私なんです。

なるほど。
同じ家に暮らしていて、家事を分担したいと思っても各自の許容範囲が違いますもんね。


許容範囲の小さい人が結果的にやってしまうのかなと。


お父さんは中国出身の方とお伺いしたので、そこの家事についても教えてください🙌

父は中国で単身赴任生活を送っていたのですが、日本にいた去年一年間は一緒に生活をしていました。その時は、90%父が家事をしてくれましたね。

それは、自らやってくれたのですか?

そうですね。父自身家事が好きなようで、在宅というのもあってご飯は毎食作ってくれました。

中国人のお父さんが家事に参加的だから、という背景もありますか?

一概には言えませんが、父曰く「中国の南方の男は家事をするんだ」と。
父は育つ家庭で、お母さん(Lさんのおばあ様)に料理を教えてもらっていたようで上手ですね。
「母が忙しいから父が家事をやる」というより、家事をすることは当たり前であるかのように苦と思わず家事をしているように思います。

なぜ、日本の女性は家事を負担だと思うんですかね🤔Lさんは負担ですか?

負担ですね。マメな人間ではないので、毎日献立考えるのは大変だなと。

どうやったら家事負担減りますか?

毎日やらなくて良い家事と、毎日やった方が良い家事。
全てやらなくていいと置けるのであれば負担な気持ちが少し減るかなと思います。


(インタビューを終えて)
家事をすることが多かったLさんは、効率的な方だなと感じた。
インタビュー後、勉強が得意なLさんに勉強のアドバイスを伺うと「英単語は通学の電車の中でしていたよ」など時間を有意義に活用しているように思えた。その効率の良さは先天的なのか、家事を効率よく回していたことで身についたスキルなのか。もし、家事によって身についたスキルなのであれば、私はどうして勉強が苦手なのだろうと(笑)。
働くママに代わって、妹さんのために家事をしてきたLさんは、利他的な心の持ち主だなと尊敬の気持ちが増した。


お忙しい中、ありがとうございました!

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