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【日経デザイン】スタバの店舗は、市町村の数より多い


スタバの出店ラッシュが止まらない!
しかしその裏には
ただ、増やす!と言う安直な意図はない!

ビジネスになり
働く人が良くなり
お客も良くなる

そんな考えのもと
コミュニティー文化を作ると言う意図を持ってやっている

そんな
スタバの出店規模の凄さを紹介

スタバは、カフェチェーン店舗数日本一

スターバックスの店舗数推移
(1996〜2014年は3月末時点。15〜21年
は9月末時点。22年は12月末時点の数字。
スターバックスの資料から編集部で作成)

https://xtrend.nikkei.com/atcl/viewer/nd/18/00104/index.html
(有料契約してないと見れないかもしれません)

年間の出店数は
100店の新規出店ペースを継続し!!!!!

3日に1店舗増えてるってこと?!
と言うことは、この記事が書かれた後も増え続けてる!

最新情報では、
1,846店舗 (うちライセンス店舗152店舗)2023年6月末現在

それはこれからも続くき
日本全国での店舗数は24年末までに2000店を目指す

現在の出店先は、以下のようなセグメントに分類できる。
●ターミナル
●ビジネス街
●ショッピングセンター
●ドライブスルー
●サービスエリア
●住宅街
●繁華街
●病院

これを見ると
日常✖️カフェと言う感じかする。

観光地、レジャースポットでは無いんですね!

市町村の数より多い

本日の市町村数
1,718市町村(市 792  町 743 村 183) ※北方領土の6村を含めると1,724となる。

https://www.soumu.go.jp/kouiki/kouiki.html#:~:text=%E6%9C%AC%E6%97%A5%E3%81%AE%E5%B8%82%E7%94%BA%E6%9D%91%E6%95%B0,%E5%90%AB%E3%82%81%E3%82%8B%E3%81%A81%2C724%E3%81%A8%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%80%82

ドトールグループ総店舗数の1.4倍

総店舗数 1,275店(国内)

出展条件は「ビジネス」「カスタマー」「パートナー」

「ビジネス」「カスタマー」「パートナー」と
3つ出てくると比較したくなるのが
『三方よし』

三方よしは
売り手、買い手、社会

近江商人の経営哲学のひとつとして「三方よし」が広く知られている。 「商売において売り手と買い手が満足するのは当然のこと、社会に貢献できてこそよい商売といえる」という考え方だ。

売り手=自社=「ビジネス(になるか)」「パートナー(が幸せか)」
買い手=「カスタマー」
社会=条件には無いが、スタバは地域のコミュニティーをとても大切にしてる。

出店場所の3条件

 出店戦略において、スターバックスが何より重要視しているのは、企業ミッションの達成だ。
 「人々の心を豊かで活力あるものにするために─ひとりのお客様、一杯のコーヒー、そしてひとつのコミュニティから」
 地域に豊かで活力あるコミュニティーをつくるために、欠かせないのが「ビジネス」「カスタマー」「パートナー」の3つの視点だという。

出店の裏側

なぜ、そこまで出店するのか?

それは
高齢化、過疎化が進む日本で、
コミュニティーや人々の心を豊かで活力あるものにしていく場所と作る
と言う価値提供のもとだ

デジタル化が進む中で、人と人との実際のつながりを求める声も店舗開発部に届く。「高齢化、過疎化が進む日本で、コミュニティーや人々の心を豊かで活力あるものにしていくことが必要であり、また、これができる会社も限られている。商圏をベースにコミュニティーの数を数えたときにまだスターバックスが価値を提供できていない地域は多い」と植月氏は語る。なるべく早く価値提供をしたいという考えの下、年間「100店舗」の出店ラインを目指していく。

しかし、
出店の裏側やスタバの方針はふんだんに書かれていた。


全員がミッションを理解、共有している

スターバックスには、どの部署の誰であっても、全員がこれに基づいて考え、行動し、迷ったら立ち返る軸がある。ミッションだ。
 「人々の心を豊かで活力あるものにするために─ひとりのお客様、一杯のコーヒー、そしてひとつのコミュニティから」
 出店場所が店舗開発部で決定した後、バトンを受け取る店舗設計部の36人のメンバーも、ゴールをここに据えている。「コミュニティーとつながり、そのコミュニティーが豊かになるという願いを具体的に表現し、デザインに落とし込む」と店舗開発本部店舗設計部の江藤希理子部長は語る。
 出店場所が決まると、店舗設計部の担当者と営業部、建設部の担当者らで土地や施設の情報詳細を共有する。周辺環境を含め、「その場所(店)が置かれている状況」を読み解くことから、「スターバックスらしい」デザインづくりがスタートするのだ。

地域など、環境とバランスをとり、コミュニティー、文化づくりを視野に入れている

出店のリサーチの時
そこで働く人がちゃんと集まるか
も視野に入れることが
出店の条件になってることはとても興味深かった。

働く人がいつかなんて
どうやってリサーチするのか私には検討もつかなかった

保育園、介護、歯医者、飲食店など
お客はいるのに、働き手がいない状況をよくきく

そこをちゃんと見て出店するのは
当たり前のように見えるけど見落としがちなので
私も参考にしたいw

私の場合は
出店は無いが
自分の働ける時間以上の仕事は受けられないし

お願いするパートナーさんが居なくても
仕事は取れない。


キーワード

「ビジネス」「カスタマー」「パートナー」

持続可能なコミュニティー

「スターバックスリワード」の会員データを活用

「採算度外視」はない

地域の文化を作る。その入り口

店舗デザインは、デザインを始める「前」にあり

「その場所(店)が置かれてる状況」を読み解く事から、「スターバックスらしい」デザイン作りがスタートする。

迷ったら立ち返る軸がある

パーソナライゼーション

「ハドル」と呼ばれるデザイン会議

「ギフト」新店舗オープン前に、
どんな思いで作られたかをパートナーに伝える共有の場。

持続可能なコミュニティーを視野に入れ
リサーチからすること

持続可能なコミュニティーを視野に入れ
リサーチからすること

この記事から
私が学んだことだ!

ついつい
10年20年後は分かんないと
言い訳してしまう

描いた通りにはならない
と逃げてしまう。

でも
気分デザインして
ダメだったら破棄
そんなスタンスは仕事でないと学びました。

具体的に何からやったらいいだろうか?

思いつくのは
・カスタマーのリサーチ
・環境のリサーチ

「今」をリサーチする事しか浮かばないが
まずはここから


感想

一つのミッションを全員で共有し
その軸に沿って仕事をする

その為の
仕組み「ハドル」「ギフト」を作る

この流れをデザイナーは忘れてはいけない。

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