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『比江島スイッチ』

Bリーグは女性ファンに支えられている…っていうのは実感しています。
10年前とかだったら考えられないくらい、今は選手がアイドルのように、多くのファンから愛してもらっています。

宇都宮ブレックス、そして日本代表のスーパースター、比江島慎選手なんて、男性女性問わずとてもファンの多い選手です。

以前、NHKで放送された『新プロジェクトX』という番組で、「比江島選手はすごい選手だけど、なかなかそのスイッチが入らない…」という内容を全面に押した編集がされたVTRが流れました。
バスケファンがよく使う『比江島スイッチ』ってやつです。

しかし、一部のファンの中には、『比江島スイッチ』という言葉を使わないでほしい…という意見もあるようです。
「比江島選手はいつもスイッチを入れてプレーしているから」「過大な責任を背負わせないであげてほしい」…といった意見が多いのかなと感じています。

NHKであれだけ大々的に使われた言葉ですから、その責任は大きいです。
実際、『比江島スイッチ』という言葉は比喩ですので、彼が何かのタイミングで、自らの手で、自分の中にある“スイッチ”を押すことなんてありません。だから、「比江島、早くスイッチ押せよ」とか「また比江島スイッチ押さなかったよ」とか、彼を責めるのは間違いです。
ましてや、彼が今戦っているのは世界でもトップレベルの代表国ばかりです。比江島選手は常に“スイッチ”を押した状態でコートに立っていることは間違いありません。

でも、学生時代やBリーグでの彼の“凄さ”を知る人からすると、いつもチームを救ってきた比江島選手の“止まらない”オフェンス力、得点力を期待したくなるものなのです。
少年漫画に出てくるヒーローのように、一段階ギアの上がった比江島選手を応援したくなるのです。

そんな、男の子たちの“遊び心”(ユーモア)が、『比江島スイッチ』という言葉には込められている気がします。



もしも本当に『比江島スイッチ』というものが実在するなら、きっとそのボタンを押してくれるのは、あなたの『愛』だと思います。

比江島選手を応援する気持ちが、彼の中の『比江島スイッチ』を“ON”にしてくれることでしょう。

信じましょう!


日本代表、がんばれ!!🏀🔥
(フランスまで届け~🇫🇷)


それではまた。