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#つれづれ
PERFECT DAYS 56/100
ヴィム・ヴェンダース監督の『PERFECT DAYS』を観た。
役所広司演じるトイレ清掃人・平山の、言葉少なに流れるミニマルな日常を、全身で眺める。
美しく、淡々と、寂しく、静けき、理想的な環世界
揺らぎを最小化しつつも、揺れつづく
三度、涙出た
今の自分の身体が、なにを「大切」と感知するのか
気づかせてもらえた
カーステから流れる Nina Simone “Feeling Good”
幸福ではなく歓喜 55/100
丸々一ヶ月、noteの更新をサボった。
「もう、そんな経った!?」
意識的に継続してた記録をなんとなく止めてしまった後の時間の流れは、異様に速く感じる。
印象的な出来事や、ああでもないこうでもないと考えた事柄、あるいは何かしらの変化が、ほぼすべて洗い流され、なんの痕跡も残ってないからだろう。
本来的には無意味でしかない日々の時間の流れに、区切りをつけ、タイトルを付け、何か特別な意味があった
死と天国 48/100
父が逝って、一週間が経つ。
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僕は四九歳なのだけれど、幸運なことにこの歳になるまで、家族や親友などごく身近でリアルに大切な人を亡くすという経験をしたことがなかった。
親しく付き合いのあった人、お世話になった人を亡くした経験はもちろんある。
病院勤務が長かったこともあり、人の死に接する機会は一般の方より多いと言えるかもしれない。
だけど「ごく身近でリアルに大切」
オヤジ5 44/100
父に会いにいくことにした。
仕事を終えて、一旦自宅に戻る。
明日以降のスケジュールを調整するため、
三件ほど電話をかける。
妻と子どもたちに状況を説明する。
急いで準備を整え、駅へと向かう。
20:20 広島駅発
新幹線みずほ613号・鹿児島中央行
今日中に、父の入院する病院に着けるはずだ。
母が昨日から病棟に泊まり込んでいる。
明日は母の誕生日だ。
小さなケーキを買っていこうと
オヤジ4 43/100
母と毎日、電話で話している。
父の身体の各所から、あるべき働きが着々と失わつつあるらしい。とても、とても苦しそうだと。
「生命」には、外部からの有害な圧力や侵入者を駆逐し、自らを更新しつづけることで崩壊に抗う働きが備わっている。生命の生命たる左証とも言えるその働きが徐々に失われていくことを、老いと呼ぶ。
老いは「生命」を、人の手でメンテナンスしてやらないと自律的に機能できない、旧式の使い古し
ミスチルを観た 42/100
『Mr.Children tour 2023/24 miss you』の広島公演初日のチケットがゲットできた。
今回は、ドームでもアリーナでもなくホールツアーということで、チケット入手はほぼ無理ゲーであろうとあきらめていたところ、なぜかゲットできた。
今年の運はおそらくこれで使い果たしたが、バディに指名した息子氏(チケットは一人二枚までしか入手不可)が、このうえなく喜んでいたので、まぁ良しとす