Kajihara

愛とは出かけてゆくこと。

Kajihara

愛とは出かけてゆくこと。

マガジン

  • ミュージアムめぐり

  • 日記 

    ※性的な表現があります。ご注意ください。

最近の記事

  • 固定された記事

自己紹介

25歳の人文系大学院生。博士課程への進学は諦め、4月から社会に出て労働します。出版社に勤務予定。 美術館めぐりの記録や、日記などを投稿していくつもりです!

    • 色彩に統一感があるほうが好きかも。――印象派展@東京都美術館(上野)

      日曜日、上野の東京都美術館へ! 混むだろうなと思ったらやっぱり大盛況でした。でも並んだりとかはなく、予約のチケットですんなり入れました。 「印象派」、言葉は知っているけど、なんとなくです。この展示では、アメリカのウスター美術館からの作品が見られる。印象派というムーブメントの本場はフランス。でもアメリカで発展した「もうひとつの印象派」が、本企画のウリなのかな。 印象派とは、それまでのアカデミックな技法やルールにとらわれず、自由に、日常の風景を大切に、新しい絵画のあり方を模索

      • いのこりResidue――喫茶店で長居するためにカップに残しておく最後の一口のコーヒー。

        • 群青であることの意味――村居正之展@郷さくら美術館

          今日は中目黒にある、郷(さと)さくら美術館へ! 村居正之という画家の展示があり、Webサイトを見て気になったので行ってみました。一面真っ青なポスターが目を引きます。 大きい号数の絵のみを展示しており、ほとんど撮影も可能。いまの時代にあった素敵なコンセプトの美術館です。 村居さんは陛下から恩賜賞をいただいているような、実力のある方らしい。撮影禁止でしたが、賞を両陛下から賜った際のお写真もありました。 村居さんへのインタビュー映像が流れていました。先輩に「お前は何が描きたい

        • 固定された記事

        自己紹介

        • 色彩に統一感があるほうが好きかも。――印象派展@東京都美術館(上野)

        • いのこりResidue――喫茶店で長居するためにカップに残しておく最後の一口のコーヒー。

        • 群青であることの意味――村居正之展@郷さくら美術館

        マガジン

        • ミュージアムめぐり
          5本
        • 日記 
          1本

        記事

          さくらんぼにまた会った――吉祥寺美術館・出久根育展ほか

          下北沢で古着とか見たいな〜と思って、東京の西の方の美術館を探し、行くことにしたのが武蔵野市立吉祥寺美術館です! Google Mapだとショッピングモールのなかに行けと言われるから心配になったんですが、コピス吉祥寺という施設の7階にあるんですね。 メインの企画は、出久根育(でくね・いく)という絵本の挿絵などを多く手掛けられている作家の展示、「出久根育展――チェコからの風 静寂のあと、光のあさ」。画用紙くらいなら小さめのサイズの作品がたくさん並んでいました。ショップには、展示

          さくらんぼにまた会った――吉祥寺美術館・出久根育展ほか

          なんでいつも、やりたくもない面倒なことに自分から向かってしまうのか?――書き殴り・2024年1月

          ※性的な表現があります。 01 元日から地震で始まった。いったいなんの呼びかけ?  02 なんのために生きるのか?  03 Hの家に泊まった。最高に頭悪かった、最高に気持ちよかった。 05 ヘアカット 06   新居でガスの開通工事。途中で、やっぱり警報器要らないって言ったら嫌な顔されたな.......いや、申し訳ないけど。そんな聞こえよがしに言わなくても。気持ちが収まらない。 アトレヴィで、紅茶用のティーカップを、安くなってたので買った。ガラスの器ってこんなにいい

          なんでいつも、やりたくもない面倒なことに自分から向かってしまうのか?――書き殴り・2024年1月

          頑張って創作活動もしようと思った。:オラファー・エリアソン展@麻布台ヒルズギャラリー

          知り合いから教えられて行ってみたのが、真新しい麻布台ヒルズギャラリーで開かれている、オラファー・エリアソン展――相互に繋がりあう瞬間が協和する周期、です! 3月31日までやっているそう。 麻布台ヒルズには初めてきました。なんというか......貴族が住むような場所だなあと、いたたまれない想いをしながら歩いてました笑 そういう他人と比較する心から自由になりたい。 最初にザッと展示を回ろうと思ったら、結局三つくらいの部屋に分かれてるだけで、だいぶこぢんまりとした展示でした。

          頑張って創作活動もしようと思った。:オラファー・エリアソン展@麻布台ヒルズギャラリー

          パウル・クレーの感じが好きかも:古賀春江「月花」@東京国立近代美術館コレクション

          皇居近くにある東京国立近代美術館に、友人と行ってきました! 企画展ではなく、コレクション展へ。キャンパスメンバーズでタダで拝見いたしました🙇 学生の特権。 数年前くらいにいちど観たことはあって、なんとなく覚えている作品も多かった。 今回のマイベストは、 古賀春江「月花」(1926年)です! パッと観て視線が引き寄せられました。ファンタジーのような、ジブリを彷彿とさせる雰囲気。でもジブリのような透明感はなく、なんとなく薄気味悪さというか、怪しい雰囲気を漂わせています。 あの

          パウル・クレーの感じが好きかも:古賀春江「月花」@東京国立近代美術館コレクション

          敬虔な信仰がダイレクトに伝わってきた。――ドルチ「悲しみの聖母」@国立西洋美術館(上野)

          時間があったので上野の国立西洋美術館へ行ってきました。まだあと二ヶ月弱は大学院生なので、常設展は無料。残りの学生期間行きまくりたい。平日の夕方だったから、結構ゆったり鑑賞できた。 学生のうちに美術館にいっぱい行っておきたいなと思って、最近はけっこう足を運んでいます。この前は森アーツセンターギャラリーのキース・ヘリング展を楽しんできました!  そのあと、もうちょっと美術展を深く楽しみたいな……と思い、美術館に関する本を探すことにしました。どうしても、まず本で調べてから行動し

          敬虔な信仰がダイレクトに伝わってきた。――ドルチ「悲しみの聖母」@国立西洋美術館(上野)