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色彩に統一感があるほうが好きかも。――印象派展@東京都美術館(上野)

日曜日、上野の東京都美術館へ! 混むだろうなと思ったらやっぱり大盛況でした。でも並んだりとかはなく、予約のチケットですんなり入れました。

「印象派」、言葉は知っているけど、なんとなくです。この展示では、アメリカのウスター美術館からの作品が見られる。印象派というムーブメントの本場はフランス。でもアメリカで発展した「もうひとつの印象派」が、本企画のウリなのかな。

印象派とは、それまでのアカデミックな技法やルールにとらわれず、自由に、日常の風景を大切に、新しい絵画のあり方を模索した動き、とでも言えばいいのだろうか。

全部で三つのフロアにわたって展開しており、見応えがありました。モネの睡蓮も堂々と鎮座していました。

気になった作品は、

ウスター美術館のサイトより https://worcester.emuseum.com/objects/3063/girl-playing-solitaire

フランク・ウェストン・ベンソン「ソリティアをする少女」(1909年)、ウスター美術館蔵
です!

一目見て、全体の色の雰囲気が上品で素敵だなと思いました。ドレスの光沢も巧みに描かれています。背後の屏風のようなものは、アジア的な感じがしますがどうなのでしょうか? 磁気の器のようなものも置いてあるし。解説には、ソリティアをする女性が、ただ装飾として描かれている、とありました。そうなのだろうか、メインは女性に見えるけれど。そういえば壮麗な背景に溶け込んで、輪郭がぼやけている感じもする。

全体を見回って気に入ったのは、全体が水色で統一された太田喜二郎の作品など。モノトーンな絵が好きなのかもしれない。

こんどは、神奈川県のほうなど、海に近い美術館に足を運んでみたいと思います〜。

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