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パウル・クレーの感じが好きかも:古賀春江「月花」@東京国立近代美術館コレクション

皇居近くにある東京国立近代美術館に、友人と行ってきました! 企画展ではなく、コレクション展へ。キャンパスメンバーズでタダで拝見いたしました🙇 学生の特権。

数年前くらいにいちど観たことはあって、なんとなく覚えている作品も多かった。
今回のマイベストは、

古賀春江「月花」(1926年)です!
パッと観て視線が引き寄せられました。ファンタジーのような、ジブリを彷彿とさせる雰囲気。でもジブリのような透明感はなく、なんとなく薄気味悪さというか、怪しい雰囲気を漂わせています。
あの川端康成が、古賀の死を看取ったそう。川端が評するに、古賀の絵は「虚無を超えた肯定」をもち「仏法的」だと。どちらかといえば、仏教は虚無的なイメージを持たれているのでは?とも思うが、川端の仏教観が気になる。

解説を読むと、古賀はパウル・クレーに強く影響されたと。古賀の作品の前に、クレーの作品を観た際にも惹かれたので、ああそうなのかと得心。

Paul Klee 1925 "Abstraction with Reference to a Flowering Tree"

バウハウスのこととか、その辺りについてもっと勉強したいと思いました。

美術館を出て、神保町のミロンガ・ヌオーバというカフェでランチ! 満員になる寸前に滑りこみました笑

ドライカレー
ブレンドコーヒー

カレーもコーヒーも絶品だった! ミロンガは、音楽のタンゴから来ているらしい。「音楽喫茶」だけあって、店内は素敵な音楽(たぶんスペインのタンゴ?)が流れていました。

近いうちに他のコレクション展も見てみよう〜と。

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