海浦航平(Kaiura Kouhei)

湘南学園中高→千葉大学大学院 専門は触媒化学(修士) 株式会社リバネス (Leave…

海浦航平(Kaiura Kouhei)

湘南学園中高→千葉大学大学院 専門は触媒化学(修士) 株式会社リバネス (Leave a Nest Co., Ltd.) 人材開発事業部 教育総合研究センター 科学・技術リテラシーの向上、そしてテクノロジーの社会実装、それを推進する人と向き合う

最近の記事

中高生に魅せられた28歳の終わり

先日12/2(土)にサイエンスキャッスル2023 関東大会を昭和女子大学付属中高で実施してきました。リバネスにとって4つの大きなプロジェクトの一つ。そして、祖業より始めてきた教育応援プロジェクトのコアとなる一つ。2011年に大阪で産声をあげてから、今年で12年。これまでは、研究活動を行ってきた「中高生のための学会」としてサイエンスキャッスルは、その名の通り、お城の城下町に「中高生の研究」という文化を日本につくってきました。もちろん、現教育指導要領で探究を軸に思考プロセスを動か

    • 未来人を育てる教員がミライを考えていない学校のままで良いのか

      この2週間ほどで10人の先生方、学校関係者と話してきました。テーマは「2030年の学校教育の姿」。予想外なこともあったのと同時に、次なる一歩が見えてきました。そのあたりをまとめてみよう、というのが今回の趣旨です。(背景にはもっと多くの先生、学校関係者との議論があります) 「2030年の学校教育の姿はどうなっていると思いますか?」と問いかけて、先生方の反応としてびっくりしたのが、この問いそのものが考えるきっかけをもらえました、ありがとう。という言葉でした。よくよく考えてみると

      • 2021年ありがとうございました!!

        たぶん初めての2日連続の投稿 今年のnoteの投稿はわずか7件。少なすぎた。2週間に一度と言って結局月イチペースすらできなかった。これが今の私なんだろう。インプットがまだまだ少ないのかな。もしくはしっかりと固まらないと出せないのかも知れない。荒くてもよいから出していく、しっかりとまとめてから出すはスタイルの違いであろう。きっと、海浦航平はしっかりまとめたい人なんだろう。そのペースをあげることに努める2022年にしようと思います。 さて、2021年がどうだったか、振り返り、

        • 2021年終わりに興味を持って、2022年に極めたいこと

          どうも。久しぶりの投稿です。。 今回は今興味があること。 小さく挙げればきりがないくらい興味が薄く広くある。やりたいことのために知っておきたいことが無限にあるといえばよいのかもしれない。その中から学んでみたいこととして、某コンサルのように3つを挙げて見ることにしよう。(決してdisっているわけではない) 一つが創業学。正確にはこんな学問はない。たぶん経済学のなかの一部として位置づけられるだろう。リバネス周りにベンチャーエコシステムができているものの、まだ業となっていない気

        中高生に魅せられた28歳の終わり

          フクシマ2021見聞記

          ※上の写真は福島ロボットテストフィールド(南相馬) 浜通り地域をひとっ走りこのご時勢ですが、事前事後PCRと万全な体制で9/2-3で一泊二日、最善の注意を図りながら、福島出張に行ってきました。文脈としては福島イノベーションコースト構想推進機構から委託を受けてリバネスが実施している、Fukushima Tech Create内アクセラレーションプログラムでの、チームの伴走支援。支援企業の工場訪問と連携先とのディスカッションへの参加でした。ここでは、連携先のA社との議論や、東日

          フクシマ2021見聞記

          リバネスの出版機能

          3ヶ月に一度、忙しさのピークを迎えるリバネスリバネスでは3ヶ月に1度、3の倍数の月に冊子を発刊しています。 しかも、計6種類。 『someone』、『incu・be』、『教育応援』、『人材応援』、『研究応援』、『創業応援』 あ、そもそも、リバネスが冊子を発刊していることをしらないアナタ。 ぜひ、webページより御覧ください。 創業応援以外は無料でダウンロードできます! (創業応援欲しい人は連絡ください) ①『someone』 ②『incu・be』 ③『教育応援』 ④『人材応

          リバネスの出版機能

          「取材」の真髄に迫ることができるのか?

          476ページにおよぶ一冊、たくさんの学びがあって、きっと取材・執筆・推敲それぞれの章で一回分のnoteを書けるだろう。というか、書けた!!!という投稿です。 ということでですね、各章(正確には章を束ねた大項目)と最後のまとめの4部構成で私も執筆したいと思います。 まずは「取材」から。始まり始まり。 そんな簡単に変われない。3章分の「取材」の中でたくさんの”なるほど”と出会った。「ライターと聴く自分を分ける」、「踏み込んだ仮説をもつこと」、「つなぎことば」、「自分ごととして

          「取材」の真髄に迫ることができるのか?

          文章を書くって難しい

          書くとは?結局前の投稿から1ヶ月以上。。 やっぱり言葉を紡ぐって大変。 モヤっとこんなこと書こうと思ってから書き出して整えるのに時間がかかる。 いつかは呼吸をするように書いてみたいものです。 こんなことを言っているのは、うちの会社が文章を書くことを大事にしているのも理由です。 さて、そんなところから脱却したく、このGWで一冊文章を書くための本を読んでみようと思います。 その本はこちら。 その名も「取材・執筆・推敲 書く人の教科書」 まだ全然読み進められていないのですが、読

          文章を書くって難しい

          2021年最初の2ヶ月走りきった。

          先週久々の出張でリバネス初めましての方に久しぶりに会社の説明をしてうまく話せなかった海浦です。自分でもびっくり。だめでしたね。最近挑戦できていなかったんだなと猛省した1週間でした。 前回戦慄したことを書きましたが、予想通り、心を亡くすと書いて忙しすぎた2ヶ月。やっと一息ついて、超異分野学会で挑戦をしなくてはと奮い立った件についてまとめておきます。 リバネスの魂「超異分野学会」とは? 今回の軸は超異分野学会(https://hic.lne.st/conference/hi

          2021年最初の2ヶ月走りきった。

          「ゆとり」世代の一人として思うこと。

          年末年始、ステイホームの中で時間がだいぶ取れました。初日の出を観に行かない元旦も10数年ぶり、いつもは親戚や祖父母に新年のご挨拶をしていたので、元旦に一歩も家から出なかったのは、初めてかもしれません。結局暇になり、時間を持て余し、ラグビーやバスケなどのスポーツをみたり、本を読んだり、、よい休日でした! サッカーの天皇杯はフロンターレが優勝し、さすがだなと思いつつ、憲剛の最高の花道となり、色々とこみあげてくる何かがありました。先月の引退セレモニーが一番泣けたのは事実ですし、そ

          「ゆとり」世代の一人として思うこと。

          Kobe Bryantの死と向き合う

          weekly thinking〜第十弾〜Kobe Bryantの死と向き合う 2020/1/27 Mon 1:37 その日の朝の目覚めは最高でした。 前日石垣島マラソンを完走し、身体はボロボロに近かったけれど、頑張れるエネルギーを貯めた週末を南の島で過ごしたから。 しかし、それもつかの間でした。いつものようにトイレを済まし、顔を洗い、歯を磨きながらテレビに向かうと、衝撃的なニュースが飛び込んできたのでした。 元NBA選手コービー・ブライアント氏が乗ったヘリコプターがLA

          Kobe Bryantの死と向き合う

          ヒトの能力とそれを醸成するために必要な〇〇

          weekly thinking〜第九弾〜ヒトの能力 今だからできること  新型コロナの影響がどんどん広まっている状況ですが、そんなタイミングだからこそ浮き彫りになる課題と向き合ったり、対応に追われるだけではなく、心と頭のゆとりの中でモヤモヤ考えてみたり、できることをして、楽しく、そして未来への仕掛けをしていければと思う今日この頃です。このように情報発信から生まれるなにかもありますよね!!  さて、今回九回目は「続・シンニホンを読んで」と題し、前回触れられなかったところに

          ヒトの能力とそれを醸成するために必要な〇〇

          数学者はすごい

          weekly thinking〜第八弾〜数学者はすごい 花粉とコロナとコロナいや〜もう3月ですよ。春ですよ。ポカポカ天気ですよ。花粉ですよ。最悪ですよ。 と、1週間前に今日のことを予想して見たのですが、花粉<コロナで世間がカオスですね。。最悪なことに変わりはないのですが。(そして今日は雨) ちなみに、私自身はコロナは脅威だけど、ちゃんと対策をすれば何も問題がないものだと思っています。そう、花粉症と同じように。(特効薬がないから本質的には違いますよ) イメージの問題です。

          柔軟になる

          weekly thinking〜第七弾〜柔軟になる さ、今週もやってきました。この時間! 仕事も楽しいのですが、本を読んで考えを巡らせ、柔軟になっていく時間。大事にしてます! 柔軟になるという意味では、価値観を壊すことをもっとしたい。ちなみに、本を読むためにカフェにいても、本だけではなく、人間観察をすることで、案外違う価値観を知ることができたりします。笑 ま、価値観を壊すような出会いはないですが、、 でも、毎回違う駅の違うカフェにいくようにしています。いろんな空気に触れるた

          テクノロジーと生きていく

          weekly thinking〜第六弾〜テクノロジーと生きていく もう春なんでしょうか。 海外を見てみると、南半球のオーストラリアでは、長期の森林火災の被害が深刻で異常気象という名の定常状態へと近づいていると思っていたら、次は豪雨。 4日間で約400mmで次は鉄砲水、洪水の可能性と、、 理由がわからない状態ですよ。 話を日本に戻すと、四季は崩れはじめ、 専門家でなくてもそろそろやばいんじゃないかと感じてきている状況ですよね。 もはや、どれが自然からの警笛・アラートなのか

          テクノロジーと生きていく

          スポーツをつぶす組織

          ちょっと脱線回 全然更新しないのに脱線してみる笑 ということで今回は、、、 ズバリ、高校野球で問題視されている件についてです。 今夏、記念すべき100回大会を大阪桐蔭が下馬評通り優勝した大会を見てて、感動もたくさんもらいました。やはりスポーツはいいものだと思うことが多々ありました。しかし、 体質的に問題点が多すぎる、そんなことを思うばかりでしたので、発信したいと思います。 その中でもふたつのテーマを中心に語ります!! ① 高野連という団体の問題 まずは、高野連という私

          スポーツをつぶす組織