絵画骨董買取プロ秋華洞

秋華洞が運営する評価・鑑定プロジェクトです。 美術品・骨董品のプロが集う「絵画骨董プロ…

絵画骨董買取プロ秋華洞

秋華洞が運営する評価・鑑定プロジェクトです。 美術品・骨董品のプロが集う「絵画骨董プロ」では、あなたの大切な美術品を丁寧に査定・鑑定の上、買取致します。 相続の評価、法人向けの資産査定など、幅広く対応いたします。

最近の記事

「もの派」の巨匠、李禹煥。今年は再び彼の年に。

  今年の8月から、国立新美術館で、李禹煥(リーウーハン、リーウーファン、Lee Ufan)の大規模な個展が開かれます。 そういえば同じ六本木の森美術館でのSTARS展での展示も記憶に新しいところです。  今世紀に入ってから、日本の60年代70年代を牽引するふたつの現代美術の流れがあり、それはやがて世界の現代美術シーンも揺るがすものとなりました。  それが「もの派」と「具体」の流れです。 「もの派」は関根伸夫と李禹煥の役割が大でしたが、いわば哲学と美術の融合、あるいは

    • 具体美術の主導者 吉原治良の 洗練された美学「円」の作品を高く評価しています

      吉原治良(1905-1972)は、大阪市の今の淀屋橋南詰付近の裕福な家に生まれました。 14歳の頃から独学で油絵を描き始め、その後、吉原製油の社長をしながら、抽象画家としても活躍していました。 最初の頃は魚などのモチーフが主であった様ですが、当時親交のあった藤田嗣治から独自性のなさを指摘され、次第に抽象画へ転向していったそうです。 居住していた芦屋市で若い美術家らを集めて画塾などを行っていてその有志を集め、昭和29年に新しい挑戦に切磋琢磨する具体美術協会を設立します。 芦

      • 語り継がれる北大路魯山人の陶芸。あらためて今、注目されています。

        北大路魯山人のことなら、私どもにご相談下さい。 これまでにも、関西の料亭や旅館、個人の収集家からご相談のあった魯山人の評価・買取の実績は、業界内でも屈指の数を誇ります。信頼はもちろん、多くの取扱い実績で皆様のご相談にお答えしています。 魯山人は、生涯を通じて、篆刻家・画家・陶芸家・書道家・漆芸家・料理家・美食家など多くの顔を持っていました。 なかでも陶芸作品は、織部、備前、志野、伊賀など多種にわたり作陶を続け、北鎌倉に星岡窯を設けて、荒川豊蔵を招いて交流を持つなど、現代的

        • だまし絵のような 高松次郎の淡いモノクロームの「影」作品を高く評価して買取します

          高松次郎は東京に生まれ、東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻に入学。 小磯良平に絵画の指導を受けました。同級生に工藤哲巳、中西夏之らがいました。 大学卒業後に働きながら、1963年、赤瀬川源平、中西夏之らとハイレッド・センターを結成する。 このころから代表作となるシリーズ《影》の制作を開始。 絵画や、彫刻に似た立体物、文字を用いた版画や写真など様々な分野にわたった作品を制作発表されました。 また、第34回ヴェネチア・ビエンナーレ出品、日本国際美術展(東京ビエンナーレ)など日

        「もの派」の巨匠、李禹煥。今年は再び彼の年に。

          磯辺行久のワッペン型を反復した1960年代のレリーフはとても評価が高い作品です

          磯辺行久は、1936年 東京に生まれる。 高校時代に最年少でデモクラート美術家協会に参加。 瑛九に師事して、膨大な数のリトグラフを制作した。 1957年の第1回東京国際版画ビエンナーレ展から第4回まで連続して出品。 1962年の第14回読売アンデパンダン展にワッペン状の形態を反復するレリーフ作品を出品。交換可能な一定の造形単位を集積する斬新な手法で大きな注目を集めた。 特に60年代半ばの作品はエネルギッシュで評価も高く、古画や日常に流通する商業イメージを自由にコラージュし

          磯辺行久のワッペン型を反復した1960年代のレリーフはとても評価が高い作品です

          67号、出来ました!!

          秋華洞では、年に4度ほど、美術品カタログを発行しております。 最新号が、刷り上がりました! 下記今秋のカタログのご紹介です。 本号の見どころは、表紙を飾ります棟方志功《乾坤妃図》。丸窓から麗しき尊顔を覗かせるのは、棟方の真骨頂たる大首美人。棟方の板画と呼ばれる木版画とは異なり、より自由闊達な筆運びによって生み出される肉筆の女神像には、大胆さとともに女性らしい柔和で繊細な趣が感じられます。 また墨蹟からは、禅の深遠な教えを親しみやすい書画で伝える、人気の白隠慧鶴《達磨画

          67号、出来ました!!

          埼玉県出身 多摩美の教授も勤めた「もの派」の関根伸夫を正確に評価してお答えします!

          関根伸夫の金・銀彫作品を探しています! 関根 伸夫は、現代美術家、彫刻家であり、多摩美術大学の客員教授をつとめました。 埼玉県大宮市に生まれ、米カリフォルニア州にも在住し、埼玉とアメリカを行き来していましたが、最後はアメリカで亡くなられました。 斎藤義重教室で指導を受け、「もの派」をリードする作品を数多く発表。 その後、「公共空間を活性化させるアート」に関心を移し、1973年、環境美術研究所を設立されました。東京都庁など他にもさまざまなモニュメントや公共のプロジェクトを実現

          埼玉県出身 多摩美の教授も勤めた「もの派」の関根伸夫を正確に評価してお答えします!

          令和3年 文化勲章受章おめでとうございます!洋画家 絹谷幸二先生

          令和3年度の文化勲章が発表され、東京藝術大学名誉教授の 洋画家・絹谷幸二さんが選ばれました。 絹谷幸二先生は、奈良県出身、東京藝術大学大学院壁画科を修了後 イタリアに留学して「アフレスコ」と呼ばれる壁画の古典技法を 習得し、独創的なスタイルを確立した。 「芸術の力で人類を元気に!」をテーマに、 色鮮やかでエネルギッシュな作品を次々と発表。 長野オリンピックの公式ポスターの原画、絵画だけでなく立体作品も手がけるなど、多彩な表現に挑戦し続けている。 大阪・梅田スカイビル27階

          令和3年 文化勲章受章おめでとうございます!洋画家 絹谷幸二先生

          【絵画骨董買取プロby秋華洞】は出張査定も承っています

          美術品の買取り会社として常に心がけていることは”お客様をお待たせしない”ということです。【絵画骨董買取プロby秋華洞】は各分野それぞれの鑑定士が在籍していますので出張査定も迅速に行うことができます。 お品の数が多い、重量がある美術品についての査定お引取りも専門スタッフが行いますのでおまかせくださいませ!美術品に対する幅広い知識と安全に動かす、運ぶ【絵画骨董買取プロby秋華洞】です! そして、各地で行う鑑定会イベントは最近は自粛しておりましたがまた復活させていと考えておりま

          【絵画骨董買取プロby秋華洞】は出張査定も承っています

          河井寛次郎の「呉須」や「辰砂」の扁壷や茶碗を高い査定額でお答えしています

          河井寛次郎は、島根県安来に生まれ、松江中学校時代には陶工になることを決意したといわれています。 東京高等工業学校(現東京工業大学)の窯業科に進み、 その後京都市五条坂鐘鋳町に住居と窯を設け、個展のデビューでは絶賛を浴びた。 暮らしの中の品々に美を見出す「民藝運動」を推し進め、生涯にわたり、精力的に作陶、木彫、書などを発表した。 河井寛次郎で特に人気なのは、釉薬(ゆうやく)を巧みに使った「呉須」(青色に色付けされたもの)や「辰砂」(鮮やかな赤)の作品です。 この辰砂とは、鮮

          河井寛次郎の「呉須」や「辰砂」の扁壷や茶碗を高い査定額でお答えしています

          再生

          池田満寿夫のリトグラフについて

          池田満寿夫は、タレントであり、画家・版画家・挿絵画家・彫刻家・陶芸家・作家・映画監督などの従来の芸術の枠にとどまらず多彩に活躍されました。 エロスの作家といわれるように、性や愛をテーマにした官能的な作風が多い。 “池田芸術”は高い知名度のわりにあまり正当に評価されていない時期もありましたが、ここにきて、時代が池田芸術に近づいたのか、評価が上がってきています!

          池田満寿夫のリトグラフについて

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          あらためて、秋華洞と絵画骨董買取プロについて

          私どもの画廊について、あらためて紹介します! 住所は。。 東京都中央区銀座6-4-8  曽根ビル602 絵画骨董買取プロby秋華洞 買取のお電話は>>■全国フリーダイヤル 0120-126-510 絵画骨董買取プロ のHPは。。。 販売に関しては。。 ぎゃらりい秋華洞

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          亜熱帯の自然に魅了された田中一村の南国奄美時代の作品を高く評価してお答えします!

          田中一村は、明治41年に栃木県に生まれ、幼少の頃から画才を発揮し、若くして南画家として知られていました。 東京に住まいを移し芝中学を卒業、18歳で東京美術学校に入学するが2ケ月で中退。以後、中央画壇と一線を画し、独自の画業を歩んだ。 50歳を過ぎて独り奄美へ移住。紬工場で働きながら絵を描き続けた。南国の花鳥画を描き日本画の新境地を開いたが、生前にそれらの作品を発表することなく69歳の生涯を終えた。 その後テレビで取り上げられたのを機に一気に人気を博したこともあり 現在でも

          亜熱帯の自然に魅了された田中一村の南国奄美時代の作品を高く評価してお答えします!

          アート台北2021に秋華洞は出展しています。

          アジアでは入場者数上位に入る大きなアートイベントであるアート台北、本日10月21日(木)にVIPの日を迎え、明日よりパブリックビューとなります!秋華洞も毎年参加をしています! 最初はVIPの時間ですので入場者数はさほど多くなく、スタートは静かに始まります。終了に近づいてくると学生さんの団体も来場され、スタッフがブースに入れないほど混み合ってきます。台湾の方々の美術に関する関心の高さは素晴らしいです! 秋華洞ブースのラインナップですが絵画からは池永康晟、蒼野甘夏、友沢こたお

          アート台北2021に秋華洞は出展しています。

          篠田桃紅展@三越銀座

          昨日、少し時間が取れたので、三越銀座展で行われていた「篠田桃紅昨品展」の最終日に行ってまいりました。 副題が「追悼ー空」。そうです、長生きで知られた彼女は今年、他界されたのです。激動の昭和の時代を日米で生き抜き、このたびの世界的な詐欺案件のさなかに亡くなってしまいました。。ちょうど潮時、とその魂が判断したのかもしれません。。 展示は比較的こじんまりとしたものでしたが、表に掲げられている彼女の作品の所蔵先などが列記されているパネルを観ると、奮闘してきた歴史が強く感じられ、彼

          篠田桃紅展@三越銀座

          昭和の広重、川瀬巴水の新版画(木版画)を高く評価致します。

          鏑木清方に師事をして研鑽を積み、版元の渡邊庄三郎との出会いで花開いた「新版画」の旗手である川瀬巴水。海外でも北斎、広重と同じくらい著名な日本人画家です。 文部省の無形文化課において伝統的木版技術記録を作成して永久保存することが決定され、伝統的木版技術保持者として巴水が制作者に選ばれました。上記作品画像は1953年に完成した「増上寺の雪」(部分)です。 絵画骨董買取プロでは川瀬巴水の作品を高く評価致します!! お問い合わせは「絵画骨董買取プロ(秋華洞)」まで フリーダイ

          昭和の広重、川瀬巴水の新版画(木版画)を高く評価致します。