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磯辺行久のワッペン型を反復した1960年代のレリーフはとても評価が高い作品です

磯辺行久は、1936年 東京に生まれる。

高校時代に最年少でデモクラート美術家協会に参加。
瑛九に師事して、膨大な数のリトグラフを制作した。
1957年の第1回東京国際版画ビエンナーレ展から第4回まで連続して出品。
1962年の第14回読売アンデパンダン展にワッペン状の形態を反復するレリーフ作品を出品。交換可能な一定の造形単位を集積する斬新な手法で大きな注目を集めた。

特に60年代半ばの作品はエネルギッシュで評価も高く、古画や日常に流通する商業イメージを自由にコラージュしたり、開閉可能な扉や左右に動かせる襖などを取り込んだ作品も発表した。1966年に渡米し、グリーン・カードを取得後、約8年に及ぶ滞米生活を送り、空気構造の巨大なマット状の作品を制作するなどの新たな展開をみせた。

千葉県長生郡長南町に、「磯辺行久美術館」が開館したが、2019年の台風の被害を受けて現在は閉館しているそうです。
また、新潟県十日町市角間未には、「磯辺行久記念 越後妻有清津倉庫美術館」がありこちらは開館されています。

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(文責:査定士・学芸員資格 金子大介)

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🔶磯辺作品はこちらの美術館にも所蔵されています。

<コレクション/パブリックアート>
-東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、国立国際美術館
-新潟県立近代美術館
-大原美術館(コミッションワーク 壁画)など

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