こんばんは。今、メキシコのグアダラハラは夜12時です。
今日も一日ずっとパソコンにへばりついていた。やってもやっても仕事が終わらない。
今日やらなければ明日の自分が苦しくなるだけ。
そう思うと、寸暇を惜しんで、とりかくパソコンの前でカタカタとずっと作業をしていた。
2022年が始まってもうそろそろ2か月が終わろうとしている。
早い。この2カ月は、あっという間だった。
年々早く感じているが、本当に時間というものは後戻りができない。
少し遅いが今年の目標を決めた。
僕はメキシコに住んでいて、仕事でもプライベートでもスペイン語をよく使っている。大学のときの主専攻だったので、そこから数えるともう15年くらいは勉強していることになる。もちろんこの15年間ずっとクラスを受けたり、留学とかをしていたわけではないが、気が付けばもう15年という感じだ。
そこで今年、スペイン語を勉強し始めて15年の節目の年にちょっと難しいテストにチャレンジしてみようと思う。
スペイン語の試験に、「DELE」というのがある。これはDiploma de español como lengua extrajeraの略で、外国語としてのスペイン語の資格という意味になる。
英語の試験でいうところの「TOEFL」に近い。
話す・聞く・読む・書くの4技能全てを測る試験で、A1・A2・B1・B2・C1・C2の6レベルに分かれている。大まかに分けると、A1とA2が初級、B1とB2が中級、そして、C1・C2が上級向けのテストになる。
今回、僕が受けようと思っているのは
C1
である。
「お!ここでもう言ってしまったぞ!もう後には引けない!」
もちろん受けることが目標ではなく、合格が目標だ。
2、3カ月に1回のペースでテストは行われていて、一応7月に開催されるテストを受ける予定でいる。
正直、自信はない。
今日もクラスでスペイン語を使ったが、自分が何を言っているのか分からなくなり、学生を混乱させる事態を招いてしまった。
でも、自分のスペイン語がどのくらい通用するものなのかを試してみたい。
何か自分がしたことがない新しいチャレンジって何かワクワクする。
大人になってから外国語の試験を受けるのは嫌だと言う人もいるかもしれないが、客観的に自分がどのくらいのレベルなのかを測るためには僕は全然アリだと思う。テストに合格するということは、客観的に見ても僕のスペイン語は通用するということを証明してくれるので、大きな自信になる。
先週から試験のために毎日スペイン語を勉強する時間を確保するようにしている。かと言って、机にかじりついて何時間もノートにカリカリというわけではない。
主に今しているのは、「音読」だ。
まず、YouTubeにあるスピーチ動画やPodcastを聞いて、それを紙に書き取り、意味が分からないところがないかをチェックする作業をしている。そうすると、知らない単語や表現がたくさん出てくる。30秒分くらいの文を書き取ったら、分からないところは調べ、意味が分かる状態にしておく。
そしたら、オーディオのスピードを目安に速く読む練習をする。
リスニングが聞けない大きな理由の一つは、
「スピードについていけない」
だと思う。
そして、これを解消する方法は、
「自分がそのオーディオのスピードより速く読めるようになる」
ことだと思っている。
意味が分かる文章をまずはゆっくりでもいいから読み、段々速くしていく。すると、絶対に言いにくいところやつまるところが出てくる。そこをチェックして、つっかえなくなるまで練習する。
これを何回も繰り返すことで自然に頭の中にフレーズが残ったり、今まで速くて全然聞き取れなかったところが遅く聞こえるようになる。
もしみなさんの中で何か外国語を勉強していて、会話についていけなかったり、長く話されると何言ってるかさっぱりという人はぜひ試してほしい。
実際、この方法で僕のスペイン語の聞く力はかなりアップした。
何はともあれしばらくしていなかった「音読」を再開させ、これから7月の試験に向けて少しずつ準備をしていく。
普段、試験を提供する立場にいるが、今年は思い切って試験を受ける側に回ってみようと思う。
立場が変わることできっと見えてくるものをあるだろうし、自分の中にあるエネルギーを向けられる何かがあるっていうのは良いモティベーションになる。
2022年。少し遅くなったけど、何か目標を決めたら、エンジンがかかってきた。
「よし!やるぞ!」
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?