2024年度の戦略会議
代表者挨拶
(貝時計氏、登場。一同拍手)
(時計氏、緊張した面持ちで演台に立ち、深呼吸する)
新学期が始まります。高専生活も四年目に突入し、もうあと何日いられるだろうかと、時計のセコンドの音が、大きく耳に響き始める時期であります。周囲はインターンシップに励み始め、進学に向けた勉強が本格的に始まる時期でもあります。
こうした状況下では、将来への漠然とした不安にさいなまれ、むやみやたらに新しいことを始めて、まんまと挫折する事例が頻発するでしょう。なぜなら、今までのぼくがそうだったからであります。ここは、冷静に戦略を練るべきです。
持ち時間の洗い出し
何かに取り組むには、当たり前ですが時間が必要です。ここに列挙いたしますのは、ぼくの保持する持ち時間です。
平日
1時間半の朝通学
20分の昼休み
1時間半の夕帰宅
20時から十時までの二時間
合計5時間と20分
186日 x 5時間と20分 = 992時間
土日祝日
集中して物事に取り組めるのは、5時間ほど
合計5時間
120 x 5時間 = 600時間
年間
992時間 + 600時間 = 1592時間
取得する予定の資格など
資格の取得は重要です
基本情報技術者試験
応用情報技術者試験
CGエンジニア検定ベーシック
TOEIC (800点を目指す)
AtCoder茶
身につけたいものこと
何かを作る力を向上させたいものです
茶色ぐらいのアルゴリズム
画力
Webサイトを一通り作れる力
ゲームを完成させる力
HCIの基礎となる、CGや画像処理に関する基礎知識
数学の計算問題をしっかり解く力
作りたいもの
現在製作中のゲーム
自己紹介サイト
技術サークルのWebサイト
こうしてあげてみると、案外少ないものだと驚きます。生活の中で、作りたいものを見つけていこうと思います。ちょっとした、日常の不便や課題を解決したいですね。コンパクトに一画面程度で完結させられるツールや、自分の好きなものを詰め込んだ静かなゲームを作りたいです。
平日に、何を取り組むか
平日の大まかなスケジュールを決めていきます。 1日の持ち時間は5時間ですが、単純に考えることはできません。制約もありますし、余暇も含まれていますからね。理想を高く持ちすぎず、自分のできる限界を考えて組んでいきます。
朝の通学時間の40分
資格勉強にはげみます。満員電車ですので、スマートフォンのみで行える、TOEICのリスニング問題や、情報技術者試験の問題を解くのがよさそうです。
朝の通学時間のもう40分
余暇の時間です。読書をします。本が好きですから。
お昼の20分
その時に取り組んでいる、個人制作を進めます。個人制作は楽しいものですから、学校で取り組むことで、学校を楽しい場所にします。
帰宅の1時間半
AtCoderに取り組みます。DやE問題を1問か、A・B・C問題を解き、個人開発を進めます。電車の椅子に座れなかったら、本を読みます。
夕食後の1時間
公文のプリントと、数学の過去問に取り組みます。
その後の1時間
学校の課題に取り組みます。
寝る前
noteを書いたり、絵の模写をします。
土日に何を取り組むか
土日に何をするか考えます。平日とはちょっと違うことをしたいものです。ここは、何をするのかだけ決めて、それを自由に選ぶ形式にします。1日かけて、ゆっくりとこなします。
必ず
AtCoderのDやE問題を1問か、A・B・C問題を解く
公文のプリント
数学の過去問
学校の課題
絵の模写
2日に1回どれか
走る
プールで泳ぐ
縄跳び
2万歩ぐらい歩く
運動は大事です
資格勉強をどれか
TOEIC
情報技術者
CGエンジニア検定
個人制作どれか
Webサイト作成
ゲーム制作
終わりの言葉
肩肘はって書き始めましたが、書いているうちに肩が弛緩してくるのを感じます。おそらく、大まかな見通しがついたからでしょう。タスク振りは、自分の作業量を鑑みて、このぐらいだろうと決めています。早速今夜から、絵の模写とAtCoderに取り組みます。鉄は熱きうちに打てです。
あまり多くやりすぎても、挫折してしまいます。末長く、でも確実に何かに取り組んでいきたいものです。
(時計氏、礼。一同拍手)
(時計氏、退場。一同、解散する)
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