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毎日ちょっと悩んでること

高校生として毎日学校で生活しているが、いつも迷うことが一つある。
置き勉のことだ。
しかも置き勉の、自分の机の中に教材を置くやつのことだ。
置き勉。とっても便利なあれ。うちの学校は置き勉禁止などのルールもないので、置き勉は最高な便利ツール。だがしかし、一つだけデメリットがある。


それは掃除の時に「重っ」って思われることだ。


掃除は班ごとに一週間交代で行われる。つまりクラスの誰もが5、6週間おきに掃除をする。そして掃除では教室の机を前に動かしたり後ろに動かしたりする。ここで置き勉のデメリットが発生する。置き勉をすることで机を持つ時、机の重さに教材の重さがプラスされ、机が重くなる。
別に掃除の時、自分の机を持ってそれが重いことは何とも思わない。教材を運ぶことをサボって自分の机に入れさせてもらうのだからそのくらいの事は甘んじて受け入れよう。
しかし他人の机が重かった時、これは猛烈に腹が立つ。「うっわ重っ、こいつ置き勉してんじゃん。片付けろよ」となる。

今あなたは「いや、お前も置き勉してるくせにそんな事言うなよ」と思っただろう。

そう思ったあなたは全く持って何もわかっていない。それどころか偽善もいいところだ。


だってあなただって自分もやってるけど、他人がやってたら腹立つことあるでしょう?
ラーメン屋の食券機の前でずっと悩んでる客見てイライラしておきながら、いざ食券機の前に立ったら何買おうか迷っちゃうでしょう?
電車でスマホをいじる大人達を見て、この時間に単語帳を見てスキマ時間を有効に使って、言われた仕事だけこなし続けるお前らとは違うんだよって思いながら気がついたらスマホいじってるでしょう?

置き勉をしてるくせに他人の置き勉にキレるのはこれらと全く同じことです。

また、置き勉の種類も様々で、よりさらに腹立つモノも存在する。

まず、いらない紙置き勉だ。これは帰りのホームルームで配られた保健だより、図書だより、ボランティアの紙などいらない紙をリュックにいれるのが面倒くさくてそのまま机に入れて帰るタイプの置き勉だ。これは机を持った瞬間は軽くていいのだが、机を運んでる時に紙が机からヒラヒラと2、3枚出てきて腹立つ。「うっわダル、こいつ紙置き勉してんじゃん。持って帰れよ。」となる。またこれが悪化した場合に置き勉&紙置き勉の状況になる。これは紙を持ち帰らずに机に入れ続け、紙しかないのに置き勉してる机くらい重くなる現象だ。紙は雑に机に入れまくっているので、パンが出るタイプのトースターみたいになってる。これはもう持つ前から重い事がわかってるので腹立つというより、なんでこんなんになっちゃったんだろうという、机の主への恐怖が勝つ。あと、この紙置き勉レベルmaxの机にしてるやつは将来確実に人を殺す。今のうちから関わらないで置くことを推奨する。

そして次は片方置き勉だ。これはもう置き勉とかでもない気がする。これは体育着や部活着などの衣類やその他不定期で使うものを、主に手提げに入れて机の横に引っ掛けてるやつだ。これは軽いものならなんてことないのだが、重いとめちゃくちゃキツイ。片方だけめっちゃ重いので、なおキツイ。普通は重い机を両手で半分ずつの重さに分かれるが、これは片方激重、もう片方激軽という激キモバランスの為、なおキツイ。

このように私が置き勉に腹立つように、私の机を運ぶ誰かも私に腹を立てているのだろう。
だから自分が掃除の時は、絶対に自分の机は誰かに運ばせないようにしている。目の前で誰かが自分の机を持って「うっわ重っ、こいつ置き勉してんじゃん。片付けろよ」ってなるのを見るなんてとても耐えられない。
だが自分が掃除ではない時は掃除をしている時に、自分の机を持った誰かに「うっわ重っ、こいつ置き勉してんじゃん。片付けろよ」と思われる事と置き勉ができることを天秤にかけて、毎回置き勉する。

結局今日何が言いたいかというと、毎日俺の机を持つたび「うっわ重っ、こいつ置き勉してんじゃん。片付けろよ」と思ってるかもしれませんがそれに関しては本当にごめんなさい。申し訳ないとは思ってます。ということだ。




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