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教育関係人口を増やす「教育BAR」

あなたは、札幌には教育BARがあることをご存知でしょうか?

大学生「そもそも教育ってなんだっけ?」
大人A「教育に関わることをしてみたいなぁ」
先生A「〇〇を取り組みたいけど、協力してくれる人いないかな」
親A「何が正しいのかわからなくなってきた。。。」

親として、上司として、先生として、1人の人間として、このようなことを考えたことある方は少なくないはず。「教育」という分野は人生において切っても切れないジャンルだけど、「教育とは何か」と聞かれると「んー、なんだっけ?」とわからなくなる身近だけど、掴みづらい雲のような存在です。

だから、「誰にどのように話していいかわからない。」そういったお悩みを聞くこともあります。そんな人たちに、「お酒片手に教育について語れる場」を提供したいという想いから生まれたのが教育BARです。


教育BARを開催することとなったきっかけ

私は、普段「es Village(通称:すすきの村)」というコミュニティスペースにて会員(村人)になり、仕事をしております。

ここは、通常のコワーキングスペースとは違い、「コミュニティ」を大事にしている空間です。 (地下鉄すすきの駅直結のビルの最上階8階にあるという超好立地。一度は見学してほしいです。連絡お待ちしております。すすきの村の良さは改めてnote書きます。)

もともと、飲食店だった場所がコロナをきっかけに誰もが使える場所として、コミュニティスペースに生まれ変わりました。(横は、現在もフレアバーというパフォーマンスショーが見れるBARです。)
そんなすすきの村には、コミュニティマネージャー&バーテンダー&社長&村長&オーナーの鈴木さんがいます。
彼は、コミュニティを大事にされる方で、「コミュニティバー」という趣味や好きでつながる「〇〇バー」というのを1日店長したい人を募集するというお話をしていました。
その前から僕が趣味的に「原体験ドリブン」などのワークショップを定期的に開催していたこともあって、村長からコミュニティーバーの開催のお誘いをいただきました。

村長「ねー、海斗。教育BARやんない?」
海斗「なんですか。そのダサい名前は。笑」
村長「いや、教育関係者が集まるBARって面白いと思うんだよね。」
海斗「たしかに、それは面白そうですが、教育BARって名前は変えてやってみます!」

と、名前以外は即決でやることを決めました。
そして、僕1人で開催するのも心細かったので、先輩であるあしたの寺子屋の嶋本さんをお誘いして、一緒に開催することになりました。
しまさんと話し合う中で、今でも覚えているキーワードが出てきました。

「教育系の人は、コンテンツを用意しすぎて、お客さんがコンテンツ疲れしてしまう。」 

たしかに!イベントを主催する側でもある僕への戒めでもあるのですが、教育系のイベントを主催する人の傾向として、コンテンツ自体に「どうだ!このコンテンツ!面白いだろ!人生変わるだろ!」という想いが込められていることが多いです。当たり前のようにも思うのですが、時にその想いが重たくてコンテンツ疲れしてしまう場合もあります。
という経緯もあり、教育BARでは、ほぼコンテンツを用意しません。

来てくれる方こそがコンテンツ

そもそも、先ほど村長とのやりとりであったように「教育BAR」という名前はださいと思っていました。ただ、代替案が見つからず、妥協的に「教育BAR」という名前でスタートしました。

すると、思っていたよりリアクションがよくFacebookの告知だけで約40名の方に来ていただきました。一番驚いたのは、「『教育BAR』って気になりすぎてきました!」という声が多かったことです。笑

「教育」の真逆に位置する「BAR」が隣に並び合う「教育BAR」という言葉がアンテナに引っかかって来てくれる方々なので、好奇心旺盛かつ、教育にも関心のある素敵な方ばかりで毎回熱量高い雰囲気に包まれております。

来てくれた人たちがお互いに自己紹介をし合い、気がついたら教育の話になっていたり、恋愛の話になっていたり、人生相談が始まっていたり、みなさん笑顔で帰っていく姿にいつもバーテンダーとして嬉しい気持ちになっていました。


2022年11月にスタートし、2023年10月までは不定期に開催してきましたが、2023年9月にはNoMaps開催している時に開いた教育BARでは、70名を超える(90名近くいたかも)参加者に来ていただき、ごった返しておりました。

今まで来ていただいた方の肩書きが多様でして、

教員(小中高)・元校長先生・経営者・国会議員・ママ・保育士・音楽家・エンジニア・大学生・専門学生・公務員・大学教授・ヨガインストラクター・フリーランス

など6回ほどしか開催できていませんが、250名を超える参加者にお越しいただきました。

教育BARから生まれた多様性

教育BARを通して、

高校サッカー部の顧問とヨガインストラクターがつながり、練習メニューにヨガが取り入れられました。

教育委員会の方と繋がり、教育プログラムを実施することになった。

など、どんどんコラボ増えてきました。
先生方も〇〇したいけど、誰に頼んだらいいんだろう?って困った時に教育BARに来てもらったら、解消できるように、さらにコラボをうめるような空間にしていきます!

そう!先生方は、困ったらまずは、教育BARへお越しください!
教育BARに来られる方々で先生のお悩みを解決できます!

教育BARを2023年11月〜月1回開催

今年度から今年度からじゃないよ。2023年11月から月一回の開催になっているんですけれども、笑月一回の開催の意図としては、教育場から生まれたコラボがたくさんあることに気がつきまして、それで僕らももっともっとやることによって教育に関わる人、学校に関わる人の関係、人口増やしたいと言うような狙いも持ってやっていこうと言うふうに気が付きましたので、こういった取り組みをさせていただいております。

次回は、1月27日開催

日時:2024年1月27日(土) 19:30-23:30
場所:es Village
住所:札幌市中央区南4条西4丁目恵愛ビル8F
参加費:2000円(2ドリンク+スナック)
    3000円(飲み放題+スナック)
テーマ「2024年の目標を語ろう。」

です!

ちなみに、1月24日は、株式会社すみかの設立日なので、すみか2周年記念を同時にやります!ぜひお越しください^ ^

教育関係人口を増やす

もっと子どもたちは、たくさんの大人とリアルに関わるべきだと考えています。
「あ、こんな生き方があるんだ」「こんな考え方もあるんだ。」などたくさんの価値観や考えに触れてほしいと思っています。

正直、学校って余白だらけなんですね。
最近は、「学校はオワコン」と言われることも多くなってきましたが、まだまだ、たくさんやれることもありますし、学校に文句言う前に気づいた人からできることをやっていくだけで学校はよくなっていきます。

教育BARという誰でもきやすい場を作ることで、そこからどんどん学校へ関わる人を増やしたいと思います。

なので、もっと先生方にも来てほしいし、学校に関わりたい学生や社会人の方にもきてほしい。

先生が来て、「この人学校にきてほしい!」と思って、お酒の勢いで誘ってみて、学校に来てもらって、生徒に話をしてもらう。そうして、学校の中にさまざまな選択肢「出会いと原体験」が増えることを僕たちはやっていきます。
「そんなことできるの?」と疑問を思われる方もいるかと思いますが、企業としても、個人としても関われる方法はたくさんあります。

それは、ぜひ一度教育BARに来て僕とお話するか、今後のnoteを見て、ご確認ください!

最後まで読んでいただきありがとうございました!



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