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【スターバックス】から学ぶブランディング

本日は、JKからビジネスマンまで、多くの人から愛されるスターバックスがどのようなブランディングをして大成功企業になったのかを書いていこうと思います!

原点はフランス

皆さんも一度は聞いたことはあるのではないでしょうか?

第三の居場所

スターバックスのブランドの象徴ともいえるこの言葉ですよね。

人間は、形式ばらない社交の場に集い、仕事や家庭の問題を忘れ、くつろいだ雰囲気で話たいという欲求を持っています。

そんな課題を、スターバックスは親しみやすい接客や居心地の良い空間作りなど、まさに第三の居場所を提供することで解決しています。

ここまでブランディングに成功したのは、イタリアから受けた影響が大きくあります。実は、スターバックスは元々コーヒー豆だけを販売しておりました。しかし、イタリアのコーヒー文化を目の当たりにしたことで、コーヒーの販売に注力することを決意しました。

イタリアのコーヒースタンドに共通しているのが、「顔なじみのお客同士の仲間意識とみごとな腕を持つバリスタ」です。イタリア人にとってコーヒー・スタンドは、食事をするところではなく家庭の延長だったのです。

そういった文化がアメリカにはなかったので、スターバックスはイタリアのコーヒー文化をアメリカに取り入れようとしました。

これがスターバックスの原点なのです。

しかし、イタリアの文化を真似しただけでうまく行くわけではありません。

スターバックスは、さらなるブランディングのために他企業とは違うあることをしました。

スタバ流ブランディング

スターバックスはまず、社員にブランドを浸透させることを徹底しました。

アメリカでクラッカーやシリアルを扱う企業は、まず消費者にブランド浸透させましたが、それとは正反対のやり方です。

スターバックスは、顧客の期待に応えて喜んでもらうには、優秀な社員を採用し教育するのが一番だと信じていたからです。

なぜなら、社員の教育によりコーヒーの新たな市場を生み出すことができたからです。

実は、アメリカで消費されるコーヒーの約80%がスーパーマーケットで売られています。しかし、そこでの買い物は店員と言葉を交わす機会もなく事務的で人間的で人間同士の触れ合いに欠けています。

それに対してスターバックスは、コーヒーを熟知して愛する本物の人間が相手をしてくれる場所を生み出しました。

社員へのブランド浸透が新たな市場を生み出した分かれ目となり、今のスターバックスがあります。

最後に

僕もスターバックスをよく利用しますが、常連のお客様には席まで行って挨拶をして会話を交わすなどの光景から接客のレベルの高さを感じることが多々あります。

こういった店員さんの暖かい接客、居心地の良い空間、美味しいコーヒーのどれも大好きです。

皆さんもスターバックスに足を運んだ際は、店員さんと会話を交わしてみてください。きっと笑顔で暖かい言葉を交わしてくれるでしょう。

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