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リモートワークの副作用対策に取り組む!

(2022年8月1日更新:ワーケーションのリンクを追加しました。)

前回はリモートワークの副作用についてお話ししました。

最近、僕が気になっているのは社員の運動不足ですが、もちろんそれだけではありません。

一昨年、コロナ禍をきっかけにリモートワークを採用した時点から、様々な副作用を解消する取り組みを始めました。
人事や広報、ITシステムなど、管理部門のチームと協力して続けています。
まだまだ改善の余地は多いですが、何事もまずはチャレンジという気持ちで、解決に向けて取り組んでいます。

今回は、これまでの副作用を解消する取り組みについて、いくつかご紹介します。

オフィスに行く理由の再定義とリノベーション

当社は有楽町と五反田にオフィスを設けています。
コロナ禍で在宅勤務を始めたことをきっかけに、オフィスに行く理由を再定義し、それぞれ「自宅ではできないこと」を担えるスペースにリノベーションしました。

有楽町は「みんなで集まれる場」、五反田は「業務に集中できる場」です。

リアルに顔を合わせたいときや、自宅では集中できないとき、いつもとは気分や環境を変えたいときなどに、「ちょっと会社に行ってみようかな」と思ってもらえるオフィスをめざしています。
気分転換はもちろん、少しは身体を動かすきっかけにもしてもらえたらなと思っています。

偶然の出会いをつくるイベント実施

ZoomやSlackなど、リモートのコミュニケーションが中心になると、ふだん顔を合わせるメンバーはいつも画面越しなうえ、固定化されがちです。
そこで、いつものメンバーとリアルに集まるきっかけや、チームを超えた偶然の出会いをつくる機会として、季節に合わせてちょっとしたイベントを実施しています。

4月は「桜Week」、7月は「七夕Week」を開催しました。

また、オンラインでもランチ会を定期的に実施して、ふだん顔を合わせない人同士でコミュニケーションをする機会をつくっていますので、近々ご紹介できたらと思います。

どこでも働けるクラウド環境の整備

2020年3月にリモートワークに入った当時のPC環境は、単に会社のPCを自宅に持ち帰っただけでした。
そのため、情報セキュリティを考慮して、PCの作業環境を社員の自宅内に限定していました。

データ活用を生業とする以上、リモートワークでもセキュリティは従来以上に万全にせねばなりません。
かと言って、業務効率を下げるわけにはいきません。
その一方で、自宅に閉じこもりっきりになったら、運動不足をはじめ、心身の健康も心配です。
何らかの事情で自宅で業務ができなくなったら、場合によっては出社を強いることにもなりかねません。

そこで、まずは社員が安心して快適に働けるように、社内のクラウド環境を刷新しました。
その後も遠隔地での勤務や採用、最近ではワーケーションなども視野に入れて、順次アップデートを進めています。

ワーケーションの活用に向けて始動

移動が減り、毎日がマンネリ化しやすくなりました。そんな日常から抜け出してリフレッシュしてもらうため、ワーケーションの活用に向けた取り組みを始めました。
必ずしも仕事の効率アップにはつながらないかもしれませんが、旅先の環境に触れてリフレッシュしたり、視野を広げたりすることで、心のバッテリーをフル充電し、明日への活力にしてもらえたらと思っています。

まずは創業の地としてご縁の深い京都で運営していた民泊施設「京都清水おかげ庵」をワーケーション型オフィスとして整備し、早速利用してもらっています。
また、地方自治体の体験モニターツアーにも参加して、利用方法や効用、可能性について模索しているところです。

これから先の時代を考えれば、リモートワークはまだまだ始まったばかりです。
良い面もあれば悪い面もあり、様々な取り組みをしていますが、正直、まだまだ副作用を解消できたと言えるほどではありません。
今後も引き続きリモートワークの新たな環境作りに試行錯誤しながら挑戦していこうと思っています!


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