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リモートワークの副作用に注意!

リモートワークを採用して3年目になりました。社員の大半は在宅で働くようになり、普段のオフィスへの出社率は10%前後です。
通勤時間がなくなり、趣味や運動に使える時間が増えました。在宅なので、家族との時間も増えました。
社員のみんなからも、リモートワークは単に働く場所を変えただけでなく、働き方や暮らし方をも大きく変えた、という前向きな声をたくさんいただいています。
リモートワークを全面採用して本当によかったと思います!

ただ、副作用もあります。社内アンケートの結果にも出ていますが、まずはコミュニケーションの問題。こちらはチームでこまめに機会をもうけたり、ツールの使い方を工夫したりして、いろいろと改善が図られているようですので、そこまで心配していません。

僕が気になっているのは、自宅で働く時間が増えた結果、外出が減って運動不足になっている社員がいるらしいということです。
本来なら、在宅ワークになって空いた時間を使い、気分転換もかねて運動や散歩などアクティブに身体を動かしてくれれば素晴らしいのですが、どうもそういうわけにはいかないようです。1日1,000歩も歩かないような暮らしをしている社員も意外と少なくないようなのです・・・。

いやいや、そんな暮らしを3年もやっていたら、自律神経も弱ってきます。さらに数年たてば、身体がまずいことになりかねません。
今の生活習慣は、5年後、10年後の自分の身体をつくります。きっかけは何でもいいので、適度な運動を習慣にしましょう!

とはいえ、なかなかきっかけがない中、ちょっと運動したり散歩したりするのも、元々習慣がない人には難しいもの。興味関心や性格によってはだいぶ億劫なようです。
運動を義務化したりするのもナンセンス。どうしたものか。
かといって、再びオフィス勤務中心の働き方に戻せば少しはマシになるかもしれませんが、それでは進歩がありません。

そもそも僕たちはDXを推進することが本業です。デジタルの力を使って時間や場所に縛られない働き方を自ら進んで実践し、新しい暮らし方や働き方を実現する。それが当社の役割だと思っています。
在宅ワークはもちろん、勤務地もオフィスのある首都圏に縛られず、実家の近くや、好きな趣味に取り組める場所などで、従来にない自由な暮らしを実現していただきたいと考えています。

一昨年にリモートワークを全面採用した時点から、人事や広報、ITシステムのチームと協力して、副作用の部分を解消する取り組みを続けています。
考えてみれば、リモートワーク自体は、部分的に採用していた頃も含めると10年前から実施しており、その時々の副作用に取り組んできました。

まだまだ試行錯誤中で改善の余地は多いですが、何事もまずはチャレンジです。何とか副作用を解決するべく、いろいろと仕掛けていきたいと思う今日この頃です。

次回はリモートワークでのこれまでの取り組みについてご紹介します。


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