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本人に直接伝えよう。

とあるポッドキャストのお悩み相談を聞いていました。

お世話になってる親戚のおばさんから、最近メールや電話を頻繁にもらうようになったという女性。嬉しい反面、電話をもらうと時間やタイミングによっては憂鬱に感じるときがあるのだそう。直接会って話す分にはいいけれど、電話で話したくないときもあるそうです。でも、断るのも相手に悪いし、傷つけてしまうのではと思って尻込みして、モヤモヤした気持ちを抱えているとのこと。こんなときはどうしたらいいのか…という内容の相談でした。

で、それを聞いた回答者はひと言、

「今お話ししていることを、ご本人に直接言うのはいかがですか?」

とのことでした。僕もまったく同じ意見です。相談を聞きながら「本人に直接言えばいいのに」と思っていたら、回答者からの明確なご提案が。言葉を丁寧に選び言い方さえ配慮すれば、相手を一切傷つけずにちゃんと自分の意思を伝えることはできます。そう提案された相談者も、直接伝えてみますとのことでした。

言いたいことがあるのに、相手に直接言えないとか聞けない人って、結構多いと思います。

直接言って傷つけたらどうしよう、嫌われたらどうしよう、関係が悪くなったらどうしよう、NOと言われるのが怖い…みたいな感じで、言いたいことが言えないっていう人は結構います。相手に悪いからということで、自分が我慢してモヤモヤを抱えてしまっている人、いるんじゃないでしょうか?

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個人セッションで「好きな人がいるんですが、その人が私のことをどう思ってるのかを見てください」と相談されることが時々あります。

僕が「その人とは面識がないんですか?」と聞くと、「あります」とクライアントさん。「今まで話したことはないんですか?」と僕が聞くと「よく話します」とクライアントさん。そういうときはこう伝えます。

「直接ご本人に聞いてみたらどうですか?」

こういうやり取りって、実はよくあるのです。好きな人にそれを言ったら、NOと言われるんじゃないかとか、今の関係が壊れてしまうのではないかとか、嫌われてしまうんじゃないかとか、いろんな不安や恐れがあるからこそ、なかなか聞けないまま尻込みしているのでしょう。でも、そこは勇気を出して直接聞いてみましょう。ここでも大切なのは丁寧な言葉選びや伝え方です。

たとえ相手から断られたり嫌われたりしたとしても、それでも自分がその人のことを好きならば、好きなままでいいと思います。無理に嫌いになる必要はありません。

もしも自分のことを好きになってくれない、振り向いてくれない、YESと言ってくれない相手が嫌になったのなら、相手を断ち切ればいいと思います。

要するに、自分がどうしたいのかは、すべて自分自身で決めればいいってことです。

もしかしたら、NOと言われても関係が壊れないこともあるでしょうし、あるいは何度かアタックしているうちに、NOがYESに変わるなんてこともあるかもしれません。これは現実として起こり得ることです。

何事も言わないと伝わりません。始まりません。変わりません。逃げずに勇気を出して本人に伝えてみてください。

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