コーチングを学んで気づいたこと(3/3)
前回はこれまでのことをお話させていただきました。今回はこれからのことをお話させていただきます。
未来の自分からみた人生の選択
9月から「育休」を取得して今のお仕事をお休みしています。まさか、自分が育休を取るとは正直、全く想像していませんでした。ゴールを決めて自分のマインドが変化したことで、自分のやりたいことが見えてきた結果、頭の中に育休という選択肢が思い浮かびました。
正直、最初はお金の面とか、仕事の人間関係とか、会社でのポジションとか、他者依存の思考が働いてやらない理由を考えてしまっていましたが、コーチングによってなりたい未来を臨場感高くイメージできたことで、自然となりたい未来側に必要なことを選択して決断することができました。
今までは休日でも頭の片隅で常に会社のことを考えていました。それが育休を選択したことで、会社のことを一切考えなくなり、別のことを考える時間が生まれました。その結果、自分の本音が少しずつ見えてきました。そして、自らで蓋をしていた欲求「やりたい」を許可しました。
やっぱりスポーツが好き
自分は年齢に関係なく「生涯アスリート」として生きていくことを決めました。今までは「お金」「時間」「自分の能力」「年齢」を言い訳に、やらない理由ばかり発想していました。でも、これからは「死ぬまで大好きなスポーツに挑戦し続ける」その姿を通して、自分の好きなこと、やりたいことをやりたいように、自分らしく生きようとする世界中の人々にメッセージする。
そのためには「健康」であることの大切さを伝えていきます。自分は小さい頃から身体を動かすことが大好きで、学校ではどんなイベントや行事よりも体育の授業が何よりも好きでした。知らない、やったことのない競技でも、スポーツをやっている時間は何でも最高に楽しい。
出来るかわからなくても、何となく自分ならやれる気がして、出来ないと悔しいけど、上手く出来た瞬間や今までの自分を越えられた、自分の進化・成長が実感できた瞬間に最高の喜びを感じていました。
それはスポーツが大好きな父親の影響を多分に受けています。小さい頃から、たくさんのスポーツを経験させてもらいました。習い事やクラブ活動、授業で経験した数々のスポーツ。水泳、体操、野球、サッカー、バスケ、陸上競技、マラソン、テニス、卓球、スキー、スノーボード、アメフト…やるだけではなく、観ることも大好きです。
アスリート達が自身の成し遂げたい未来を達成した瞬間の喜びに満ち溢れた姿を見ると、自分のことのように嬉しく、熱い感情が込み上げてきます。休みの日はテレビでスポーツ観戦をするのが日課だった父親。父と一緒にテレビでスポーツ観戦する時間がとても好きな時間でした。観ていると自分もそのスポーツやってみたくなります。頭の中でやっている姿を無意識にイメージしていました。なので、社会人になってからも様々なスポーツを経験してきました。サーフィン、スケボー、自転車、ゴルフ、パルクール、タッチフット、フラッグフット…ジムでの筋トレは日課になり、身体操作のパーソナルトレーニングやボイストレーニングも受けました。
だから身体を動かすことが大好きで、やっぱりスポーツが大好きです。
これからもずっと、生涯現役アスリートとしてスポーツに挑戦し続けます。それは自分の進化・成長を実感できることが最高の喜びだからです。これが自分自身の本音の欲求でした。世間の目、周囲の声、年齢、お金、時間、家族のこと、様々な理由で自分の「やりたい」に蓋をしていたことに気がつきました。あとは、健康で在りさえすれば、最高の人生が送れると気がつきました。健康に生きるためには、運動は必要不可欠です。自分が幾つになっても生涯アスリートとして、元気に挑戦し続けることで「健康」であることの大切さを伝えていきたいと思います。
新たなスポーツへの挑戦
そして、新たな挑戦として「トライアスロン」を始めようと、
10月31日に開催される【LAKE BIWA TRIATHLON IN MORIYAMA】にエントリーしました。
最初はトライアスロンを始めようとなど、全く考えていませんでした。自分がやったことのない新たなスポーツに挑戦しようと思い立ち、友人の誘いを受け、10月31日に開催される横浜マラソンにエントリーしていました。それから、思いもよらない形でトライアスロンに行き着きました。ある日、コーチングスクールの同期から紹介された方のスピーチ動画を見ていたら、
同じサイトのアーカイブに、トライアスロン専用バイクのメーカーCEEPO(シーポ)の 田中信行 社長の動画があることに気がつきました。
CEEPOの田中社長は以前、別のスポーツ用品メーカーの営業をされており、実はその当時、父親の会社の取引先のご担当でいらっしゃったのです。
色々な偶然が重なって怖いくらいなのですが、
数年前、友人がトライアスロンを始めるために自転車を購入しようとサイクルショップへ足を運んだ際、
たまたまCEEPOの田中社長がお店で試乗会をされており、私はその時に初めて田中社長とお会いしました。
当時、そのことを父親に伝えると
「田中だろ!昔良くしてやったよ!」
と嬉しそうに取引先の担当であったことを話していました。
そんなご縁もあって、田中社長のスピーチ動画がふと目に留まり、何か運命を感じた私は、すぐに田中社長にメッセージを送っていました。
「トライアスロンがやりたいです。トライアスロンを始める時は、田中社長からバイクを購入させていただくと決めていました。おすすめのバイクを購入させていただけますでしょうか?」と。
数年前、友人がハワイで開催されるホノルルトライアスロンに参加するといって、私も一緒にハワイに同行する機会がありました。
友人がトライアスロンに挑戦する姿を観て、
当時の自分は
「いつか自分もトライアスロンをやってみたいなぁ」
「お金や時間に余裕が生まれた頃にでも」
と思っていました。
自転車の値段や仕事のことを言い訳に
「今じゃない、今じゃない」と自分に言い聞かせていました。
でも、今の自分は違いました。
気が付くと田中社長にとメッセージを送っていました。
メッセージを送った後、値段もお伺いしていなかった私は、
「いくらするんだろう?」
「もし想像以上に高い金額だったら謝ってお断りしよう」
などと、
ネガティブなことばかり想像してドキドキする自分がいました。
田中社長からご連絡をいただき、お値段を拝見して、
「オッ!?」と思う自分がいたのは事実ですが、
いつか始めるなら今だと想い、やりたいという想いだけでバイクの購入をお願いさせていただきました。
CEEPOの田中社長とは父親とのご縁もあり、こういった形で繋がれたことをとても嬉しく思っています。
その後、田中社長と直接お話をする機会をいただきました。
お話をする中で、田中社長も新たな挑戦をされておられ、21年10月31日にCEEPOが実行委員会の中心となって、
日本のアイアンマン発祥の地である琵琶湖で、世界につながるびわ湖トライアスロンの第一歩なる大会を開催されるというお話がありました。
田中社長も生涯現役でトライアスロンに挑戦し続ける、そしてトライアスロンをはじめ、スポーツの素晴らしさを世界中に広める活動をされていくとおっしゃっていました。
しかし、既に10月31日に開催予定の横浜マラソンにエントリーしていた私は、そのお誘いを断ってしまいました。
そんな中、コロナの影響もあり、横浜マラソンが開催中止となったのです。
横浜マラソンの開催中止は、私にとって運命的な出来事だったかもしれません。
その報告をメールで見てすぐに田中社長にメッセージを送り、琵琶湖の大会にエントリーしたいと伝えました。
そして、田中社長からすぐにエントリーの概要をいただき、大会にエントリーしました。
コロナの影響もあり、たくさんの協議を重ねられた結果だと思いますが、
今回の大会はスイムがない形で
【ラン 3.6 ㎞・バイク 64 ㎞・ラン 18 ㎞】
のデュアスロン形式での開催となりました。
一番得意なスイムがなくなったのは残念ではありますが、新たな挑戦にピッタリの舞台は整ったと思っています。
そして、大会までの期間、様々な人の力や助けを借りてトレーニングに励んでいます。
今の自分は、日々のトレーニングが楽しくて仕方がありません。
自分自身の成長と進化を日々実感することができ、最高に楽しい毎日を生きています。
コーチングによって毎日の時間の遣い方が明らかに変わりました。
健康であるために栄養、休養についてもこれまでよりも解像度高く学び、自分の身体で実践して自分に合った方法を探すようになりました。
その取り組みの一環として「DNA解析」と「腸内フローラ解析」も実践しました。
さらには、テクノロジーを使って、これまで以上にトレーニング効果を高める取り組みを実践したり、
自分の身体のポテンシャルを最大限発揮するための身体操作の技術を高める指導を受けたり、コンディショニングの指導も受けています。
また、自らの健康状態を知り、自らで治癒できる身体を手に入れるために、東洋医学を学び、気功の勉強もしています。
気功の先生との出会いも、妻の友人の義理のお父さんという偶然の繋がりでした。
さらには、コーチングスクールの先生も気功のご指導ができる方でいらっしゃいました。
そして、大会までの期間、毎日自分の成長と進化を楽しみながら、現状の外の未来に向かって挑戦し続けます。今、超絶未来にワクワクしています。
最後に
自分の本音の欲求に素直に生きるということが、こんなにも楽しい日々を送る人生なのかと気づけたことは、私の人生で本当に貴重なターニングポイントになりました。
そして、これまでに関わってくださった方々に対して、
素直に感謝の気持ちが湧いてくるようになりました。
この心の成長と進化も本当に嬉しい。
亡くなった父親のために頑張る!なんて気持ちは一ミリもありません。
もしかしたら、自分が本音の欲求に素直に生きることで、父親も喜んでくれるのかもしれないですが、
その答えは自分が父親と同じ世界に行った時にしかわからないので、
あとで父親に聞いてみたいと思います。
その時まで、自分の本音の欲求に素直に、人生を全速力で駆け抜けます。
<最後まで読んでいただき、有難うございました。>
3本立ててお話しましたが、最後までお付き合いいただき感謝致します。
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