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海城祭2022

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酸化還元反応班

概要酸化還元反応の中で有名なもの(化学を学ぶ人の間で)を少し改変した実験を行う。

試薬液体:過酸化水素水(H2O2, 35%)
粉末:過マンガン酸カリウム(KMnO4)

使用器具10mlピペット 1本
三角フラスコ100ml 1個
薬さじ 1本

実験手順三角フラスコに過マンガン酸カリウムをひとかけ入れる

過酸化水素水を10mlほど入れる

水蒸気と酸素が噴き出す

原理説明過酸化水素自

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二号館班_信号反応

二号館班_信号反応

概要酸化還元反応によって色が半永久的に変化する反応。ただし、反応によってグルコースが完全に消費されると、色は変わらなくなる。

試薬A液:水酸化ナトリウム水溶液(NaOH 0.25mol/L)
B: グルコース(C6H12O6 180g/mol)
C:インジゴジスホルホン酸ナトリウム
(C16H8N2O2(SO3Na)2 466g/mol)

使用器具500mlビーカー×2
電子秤
薬さじ

実験

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炎色反応班

概要みなさんご存知の通り身の回りの物質は全て原子によって形作られているのはご存知のことだろう。

この炎色反応ではこの原子内で原子核の周りを回る電子が主役になる。

試薬エタノール(C2H5OH)、メタノール(CH3OH)

塩化銅(Ⅱ)(CuCl2)、塩化ストロンチウム(SrCl2)

使用器具10mlピペット 1本

金属皿 3個

薬さじ 2本

ガラス棒 2本

実験手順1エタノールとメタ

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時計反応

時計反応

概要無色の二つの溶液を混ぜ合わせると、数秒後に突然発色する。

試薬A液:硫酸(H2SO4,2.0mol/L), 過酸化水素(H2O2, 35%)
B液:ヨウ化カリウム(KI,1.0mol/L)
チオ硫酸ナトリウム五水和物(Na2S2O3)
デンプン((C6H12O5)n)
C液:硝酸1.38(HNO3), 硝酸鉄(III)九水和物(Fe(NO3)3・9H2O)
D液:ヨウ化カリウム(KI,1.0

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小さなカミナリ

小さなカミナリ

概要還元剤と酸化剤の電子の交換によって発生する熱がメタノールを引火させて光(雷)を発生させる。
本当の天気で見る雷の原理とは少し異なる。

試薬実験: 濃硫酸(H2SO4 95%)、メタノール(CH3OH)、過マンガン酸カリウム(KMnO4)
処理: 過酸化水素(H2O2 30%)、水酸化ナトリウム(NaOH)

使用器具試験管、2mlピペット, 5mlピペット, 10mlピペット、 薬さじ(×2

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砂糖の発火

砂糖の発火

概要“火を使わない”で、化学反応を使って砂糖を燃やす

薬品白砂糖(C12H22O11)、塩素酸カリウム(KClO3)、濃硫酸(H2SO4)
マグネシウム粉末(Mg)

使用器具2mLピペット×1
水槽、三脚、ろ紙、アルミカップ、薬さじ

実験手順以下全ての手順はドラフト内で行う
1. 水槽に土を敷き(水を張り)、そこに三脚を立て、その上にろ紙を設置する。
2. アルミカップを2枚重ねた上に、砂

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コバルトのワンポット反応

コバルトのワンポット反応

概要

コバルトイオンに他の物質が結合して起きる様々な変化を、1つのフラスコ内でお見せします。

実験試薬

溶液1・塩化コバルト(Ⅱ)六水和物水溶液(CoCl2・6H2Oaq) 4.2×10−2mol/L 10mL
溶液2・炭酸ナトリウム水溶液(Na2CO3aq) 0.1mol/L 4mL
溶液3・水酸化ナトリウム水溶液(NaOHaq) 0.4mol/L 2mL
溶液4・塩酸(HClaq) 3m

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銀鏡反応

銀鏡反応

概要我々が普段使っている鏡を作る際に使われている原理と同じ方法で、鏡を作っていく。

実験試薬硝酸銀 (AgNO3,0.2mol/L)
アンモニア水 (NH3) 適量
グルコース (C₆H₁₂O₆,0.1mol/L)
水酸化ナトリウム (NaOH,0.1mol/L)

使用器具50mLビーカー×4、300mLビーカー×2
2mLピペット×3、5mLピペット×1
メートルグラス×2、薬さじ、三脚

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