社会福祉法人海邦福祉会

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【気付けばベテラン➂】中学から福祉の道を志し、実直に仕事をこなす又吉さんの仕事感

新卒で入社したメンバーが、いつの間にかベテランになっていた「気付けばベテランシリーズ」。 これまでオンとオフを上手に切り替える内間さん、人間関係を大切に働く下地さんを取材しました。最後となる3人目は、今年で7年目となる又吉璃穏(りお)さん。 又吉さんは、新卒で入社したのちグループホームを1年経験し、その後2年目からは高志保園(入所施設)で働いています。内間さん、下地さん同様、海邦福祉会が大変な時期を乗り越えたひとりとして、ベテランまでの道のりを振り返っていただきました。

    • 【気付けばベテラン②】楽しそうな社員に惹かれて入社し7年目。ここでの人間関係が大好きな下地さんの仕事感

      新卒で入社したメンバーが、いつの間にかベテランになっていた「気付けばベテランシリーズ」。 前回は仕事も趣味も上手に切り替えて楽しむ、今年8年目の内間翔平さんを取材しました。 第二弾となる今回は、下地珠令(じゅり)さん。実は内間さんと大学が同じだそうで、1年後輩にあたります。 今年で7年目を迎えた下地さんのお仕事感は、とにかく「職場の人間関係」がいちばん大事。そんな下地さんだからこそ、同期が一気に辞めたときはかなり揺れたはず。気付けばベテランまでの道のりを聞いてきました。

      • 【気付けばベテラン①】感情労働でもオンとオフを使い分ける、内間さんの仕事感

        ある会議の日。集まったメンバーを見て理事長・隆生さんが 「おっ、今日はこのメンバーなんだね〜」と声をかけると、「気付けばベテランメンバーで振り返りをします!」と返ってきたそうです。 そういえば新卒で入社したメンバーが、気付けば早8年選手。 心強さとともに、今の「気付けばベテラン時期」を残しておきたくなりました。 ということで、今回から3回にわたり、気付けばベテランシリーズをお送りします!1人目は、新卒で入社し、一度も辞めたいと思ったことがないという内間翔平(うちましょうへ

        • 規格外野菜が地域の見守り弁当に!7年前からSDGsと"4方良し”を実現する「ベジラボ」とは

          一汁二菜の栄養満点なお弁当が、宅配込みで500円。 こんなサービスがあったら、使ってみたいと思いませんか? 海邦福祉会が指定管理を行う「読谷村農林水産物加工センター(通称ベジラボ)」では、規格外野菜を使った弁当を平日(月〜金曜日)に約30〜40食つくっています。 お弁当は地域のお年寄りや障がいを持つ家庭に届けられ、料金は宅配料込みでなんと500円!ウーバーイーツで珈琲を1杯買うより安いです。安さのポイントは使用する野菜に「規格外」のものを使用しているから。 実はベジラ

        【気付けばベテラン➂】中学から福祉の道を志し、実直に仕事をこなす又吉さんの仕事感

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          【技能実習生×障がい者福祉】意外と相性抜群?!現場のリアルを聞いてきました

          こんにちは! 外部広報担当の三好です。 さて、今年2月にはじめての技能実習生受け入れを行った海邦福祉会。 前回の記事では、技能実習生のみなさんに海邦福祉会での仕事についてお話をお聞きしましたが、現場ではどうなのでしょうか。 仕事を教えるのに支障はないか、利用者さんの反応はどうかなど、理事長・隆生さんと現場(高志保園)のサービス管理責任者・知念聖也さんに赤裸々にお話しいただきました! ●知念聖也さんの過去記事はこちら⇩ 技能実習生受け入れのメリットと、受け入れ前の現場

          【技能実習生×障がい者福祉】意外と相性抜群?!現場のリアルを聞いてきました

          初めての技能実習生受け入れ!言語の壁は?双方の不安は?を聞いてきました

          今年2月、海邦福祉会は初めて技能実習生を受け入れ、3名の新しいメンバーが加わりました。 これまで大学や専門学校の現場実習の受け入れは実施していましたが、海外から技能実習生として雇用するのは今回が初めてです。 新しい挑戦を数々行ってきた海邦福祉会でも、海外からの技能実習生受け入れには職員からの不安の声もあったとか。 日本語が通じない不安や、宗教や文化の違いによる不安、現場の負担が増えるんじゃないか...という不安。様々な不安を抱えながらの受け入れとなりました。 逆を言えば

          初めての技能実習生受け入れ!言語の壁は?双方の不安は?を聞いてきました

          法人イチ”チャラい”と噂の知念さんは、なぜ髪を緑に染めるのか

          「法人イチ”チャラい”人だよ」 理事長・隆生さんは、知念聖也(ちねんせいや)さんを紹介する時こう言いました。 (※ちなみに苗字が同じですが兄弟ではありません) 印象だけでいうと、福祉という仕事と”チャラい”は相反するように感じますが、知念さんは16年働き、管理職として活躍しているベテラン!その印象は偏見ということになります。 ということで今回は、知念さんがなぜ福祉の仕事を選んだのか、そしてなぜ髪の毛が緑色?!なのか(実はちゃんと理由があるのです)を、外部広報の三好が聞い

          法人イチ”チャラい”と噂の知念さんは、なぜ髪を緑に染めるのか

          未経験から管理職へ。福祉の“ふ”の字も知らず始めたことは今や強み

          こんにちは! 外部広報担当の三好です。 みなさん、前回のサビ管オワコン会議を覚えていらっしゃるでしょうか。 そう、管理職ってオワコンなの?を現役管理職メンバーで議論した、あの記事です。 メンバーのひとり、通所施設の管理職を務める池原 達史(いけはら たつふみ)さんはオワコン会議で「以前からサビ管(サービス管理責任者)のような位置づけだった」とおっしゃっていました。 その台詞しかり、声をかけやすそうな優しい雰囲気から「福祉業界が長い方なのかな」と勝手に思っていたのですが

          未経験から管理職へ。福祉の“ふ”の字も知らず始めたことは今や強み

          職員からの信頼があつい恵さんが、アロマを介してやっていること

          いい香りがする。 はじめて海邦福祉会の法人事務局に入ったとき、一番驚いたのは実は香りでした。 そのときは「香りに気を遣われているんだな」と思うだけで終わりましたが、聞けばアロマを取り入れるようになったのはコロナ禍以降とのこと。取り入れたのは事務局長の知念恵さんです。 コロナとアロマ?と不思議に思いましたが、よくよく聞くと、職員さんから信頼される恵さんらしいアイディアなのでした。ということで今回は、外部広報担当の三好がアロマ導入の秘話を聞きつつ、以前から聞いてみたかった恵

          職員からの信頼があつい恵さんが、アロマを介してやっていること

          管理職ってオワコンなの?サービス管理責任者に管理職の魅力を聞いてみたら〇〇だった

          こんにちは! 海邦福祉会外部広報の三好です。 突然ですが、みなさんは管理職になりたいですか? ここ数年、全国的に管理職になりたくない人が増えているそうです。 今年1月の「管理職に関する調査」(株式会社識学)では、管理職になりたくないと答えた人が7割強という結果が出たとか。7割強!!! 以前は管理職といえば出世のイメージがありましたが、今はそうじゃないんでしょうか...? その流行(?)は海邦福祉会も例外ではなく、管理職である「サービス管理責任者」略してサビ管になりたいと

          管理職ってオワコンなの?サービス管理責任者に管理職の魅力を聞いてみたら〇〇だった

          理事長夫妻が「いい関係」に見えるのはなぜ?気になるので馴れ初めから聞いてきました

          こんにちは! 外部広報担当の三好です。 みなさんは「夫婦で経営」と聞いて、どんなイメージが浮かびますか? 正直にいうと、私の頭には喧嘩している映像が浮かびます。自分がもし家族と会社を経営することを想像すると、やっぱり喧嘩しているだろうな、と思います。 なので海邦福祉会に足を運ぶたび、いつも不思議でした。理事長隆生さんと事務局長の恵さんがシンプルに「いい関係」で、それが不自然じゃないことに。 違った意見や価値観を尊重し合い、いつも笑顔で話しかけやすく、職員さんに尊敬、信

          理事長夫妻が「いい関係」に見えるのはなぜ?気になるので馴れ初めから聞いてきました

          長年やりたかった仕事の内定得るも辞退。「今がいちばん楽しくない」仕事を辞めない理由

          「好きを仕事に」 「目標に向かってやりがいのある日々を」 という言葉を耳にするたび、なにか考えなければいけない気になるのは私だけでしょうか。 普段SNSや取材でキラキラした人を見すぎているからか、今回取材した仲宗根さんが「仕事、今がいちばん楽しくないですね」と理事長の前で(!)さらりと言う姿に面食らいました。 さらっとモチベーションの低い言葉を使っても、なぜか嫌な感じがしない。むしろそれが仲宗根さんの雰囲気に合っててどこか気持ちがいい。だけど実は管理職を任されている。今回

          長年やりたかった仕事の内定得るも辞退。「今がいちばん楽しくない」仕事を辞めない理由

          19歳未経験・知識ゼロから障がい者福祉業界に飛び込んだ暖さんの入社理由とは?

          こんにちは! 海邦福祉会外部広報の三好です。 今回お話を伺うのは、海邦福祉会の若きベテラン「渡久地 暖(とぐち だん)」さん。28歳という若さで、海邦福祉会の入所施設に9年勤める大ベテランです。 2回辞表を提出した泉川さんよりも勤続年数が長い渡久地さん、メンバーからは親しみを込めて「ダンさん」と呼ばれています。(響きがいいので記事ではカタカナでお送りします!) 終始やわらかい空気が流れていて、終始淡々とお話をされるダンさん。噛めば噛むほど味が出るというか、大らかだけど繊

          19歳未経験・知識ゼロから障がい者福祉業界に飛び込んだ暖さんの入社理由とは?

          業界でも稀な「看取り支援」を行った理由と、その結末

          こんにちは! 外部広報担当の三好です。 さてさて、前回の記事でご紹介した泉川さんは、辞表を提出した後、余命宣告された利用者さんを最後まで支援する「看取り支援」を経験します。そしてその結果、辞めるのを辞めました。が、実は入所施設で看取り支援を行うのは、業界ではかなり稀な例なのだそう。 入所施設で余命宣告を受けた方は、病院へ移るのが一般的です。その理由はふたつ。ひとつは支援員は命に係わる専門職員ではないこと。もうひとつは、人を看取ることの精神的ダメージは大きく、職員の離職が増

          業界でも稀な「看取り支援」を行った理由と、その結末

          高志保園の壁画制作をお願いしたイラストレーターの大村郁乃さんより、素敵なメッセージをいただいたのでご紹介します。

          高志保園の壁画制作をお願いしたイラストレーターの大村郁乃(@ikunooomura)さんが、SNSで素敵な投稿をしてくださったので、許可をいただき、内容を全文転載します。(文章の最後に壁画の写真アップしていますので、ぜひご覧ください~) 以下、SNSに掲載いただいた画像と、コメントを合わせてご紹介します。

          高志保園の壁画制作をお願いしたイラストレーターの大村郁乃さんより、素敵なメッセージをいただいたのでご紹介します。

          「何度もやめたいと思った」泉川さんが2回辞表をひっこめた理由

          こんにちは。 海邦福祉会、外部広報担当の三好です。 前回の記事では、一度辞めたけど戻ってきた大湾さんにインタビューしました。そして前回の記事で海邦福祉会には、辞めそうで辞めない方もいると言っていましたね。 そう、今回は辞めそうで辞めない方、もとい5回辞めたいと口にして2回辞表を提出し、結局今も海邦福祉会で支援員として働いている「泉川亜紀(いずみかわあき)」さんにお話を伺いました! 未経験からの世話人デビュー。楽しくて「仕事って感じがしない」第一印象から、とても明るくて笑

          「何度もやめたいと思った」泉川さんが2回辞表をひっこめた理由