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キミは無口だけど、よくしゃべる〜子育て

サッカー元日本代表の本田圭佑選手は、
ロシアやドイツなど海外でプレーをして
います。

自己主張が強く、フリーキックなど
得点チャンスの時は必ずと言って良いほど

味方が持っているボールを奪いに来ます

自己中とも取れるこの行為は、

海外に行けば普通のことだそうです。

自分をアピールしなければ、
監督にインパクトを与えられないし、

覚えてもらえず、試合では使ってもらえません。

喋るのは、口だけではない

身振り、手振りなどボディランゲージ
も自分をアピールするのには欠かせません。

目、顔色などの表情もそうですし、

文字や服装や姿勢、食べているものでさえ、

自分のことを語ってくれます。

特に伝わりやすいのは言語ですが、

実はそれだけでは情報が少ないのです。

視線や、姿勢、態度で言葉に重さを加えたり、

軽くしたりすることで、

表現の幅が広がっていくのです。

『組織』か『個』か

日本人は、どちらかというと前者でしょう。

集団に合わせられないのは、非常式で、
集団を乱すものは悪者になります。

一方、海外では個人の判断が許される
環境が整っています。

自分をアピールするためだったら、
上も下もありません。

集団責任なんてものは、殆どないため、
個人で判断し、自己の責任になります。

逆を言えば、自分の好きなタイミングで
物事を運べる訳です。

もちろん、忖度とは違い他者に対して
敬意と節度は保ちます。

特にスポーツ選手は、この能力に長けている
気がします。

自分をアピールするためには、
個の判断が必要ということになります。

日本とヨーロッパの違い

ヨーロッパでは、まず個人の尊厳が
重視され、その集合体としてチームが
あります。

日本では、個人は我慢してでも、まず
チームのためにが最優先されます。

実態のない世間を恐れて、個人は
集団のために生きる。

これが、日本の文化となっているのです。

個人が全力をつくすことがチームのため
という考え方(ヨーロッパ)のほうが、

私はスキですね✨

言葉はストレートに伝える

韓国は、日本の植民地支配から解放され

全人口の約3割もの人たちが、

キリスト教徒だったとか!

そんな韓国は、先輩のことを『兄』(ヒョン)

と呼び、

日本よりも、上下関係があるそうです。

サッカー韓国代表は、ある監督の時代、
その敬称語をなくしたそうです。

試合の一瞬の伝言で、

『○○さん、一歩前に出てパスを受け取ってください!』

なんて長すぎますよね。

『○○、一歩前で(パス)受け取って』

その何文字かが、試合の勝敗を分けるのです。

そこには、関係性が必要不可欠ですし、
何よりチームに貢献するために『個』が存在する

以前に、『個』が能力を発揮することが、
結果、チームに貢献したことになる!

と考えるべきなのです。

子どもを良く観察する

子育てでも、色々と子どもの気持ちを
汲み取れず苦労することもあります。

自我が強くなる6歳頃になると、

自分の思っていた通りにならないと
暴言を吐いたり、

泣きながら怒ったりします。

2歳ごろのイヤイヤ期とはまた異なり

感情のコントロールが難しいため、
子ども自身も

『何で我慢できないんだ』と苦しくなります。

もちろん、これは成長のサインです。

そのような時に、大人がどれだけ子どもの
表情や仕草かは言葉の意味を読み取るかが大切です。

たとえ、何も口にしていなくとも、
心の声は表れている訳ですから、

よく観察してから、言葉を選んであげると
親子のコミュニケーションも上手くいく
かもしれません。

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