【まんが少年日々記】10話 夜のおつかいはうっとぅるさんどー【コラム】
見える人には見えて、見えない人には見えない。
沖縄にはセジ高生まれといわれる亡くなった人々や、亡くなった動物が見えたり近くに居るのを感じたりできる者たちがいる。
その能力は、日常生活には支障をきたさない… ん〜、きたす人々も多々いる。
そんな、やっかいな生まれ持った能力持ちたちが、ちまたで素知らぬ顔をして日々を営んでいて、誰がそれだと分からない。
そのセジ高生まれの最たる者たちをユタと呼び、神人と呼でいる。
大和では、霊能力者とか呼ばれる方々が沖縄のそれだ。
生活の中での、悩みや苦しみ、病気の事、恋愛相談、先祖の事…など多々、膨大な相談事に応じるユタや神人。はははは、おおげさな〜。
ちまたには、ユタ半分医者半分と呼ばわる言葉があり、便利なカウンセラー的状態の繁盛ぶりだ。
なぜそういった人々が生まれてくるのか、何の疑問も詮索する事もなく、生活の中へ浸透している。
この現状は平成で包容力のたまものなのか、ただの無頓着なのか、はたまた思考停止状態なのか。
疑問は鬼門。答えを求めてはいけない時と場合なのでしょうか。ん〜定かでない。
なに「また勝手な解釈をしていいのか」ってか
あ〜、興味の湧いた方はあれこれ検索し詮索してくれ〜。
セジ高生まれだったわたしの母は、四十路も越えたある日突然に、日課にしている火の神への拝みで、いきなり線香の煙の向こうに人の顔が見えてしまうという事が起こり、それいらいユタ状態になった。
以来、母には隠し事や出先の場所まで一切合切ばれてしまう。
で、なんやかんやと閻魔大王がごとく判じる。お、おそろしげな。
ふ〜、話しはこれまででよかろう。
なに「どーして半端な話しにしてしまうかな〜」ってか
だから検索したり詮索してくれっていったでしょう。
格言 時と場合によって疑問は鬼門。
次の更新は 11話の標準語版 です。
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