誰にでも価値はある!!スキルを仕事に変える方法
世の中にはさまざまなスキルが存在する。
・絵が描ける
・物語が作れる
・楽器が弾ける
・曲が作れる
・演技ができる
何か一つでも「スキルを持っている」というだけで、素晴らしいことだ。
しかし、そんな素晴らしいスキルを持ちながらも、
周りの同業者と比べるて
「自分なんて…」と思ってしまうことがあるかと思う。
が、
そんなことはない。
実力が高い、低いにかかわらず、持っているスキルには価値がある。
※
人間は、スキルに応じて価値がつけられると思うが、
自分の価値は、なにも全国民から一斉に測られるわけではない。
関わる人が測るものだ。
自分のスキルが、周りの同業者より劣っているからと言って、
自分の価値が低いとは限らない。
自分のスキルを欲する人がいれば価値はつく。
関わっているコミュニティの中で、自分のスキルを欲する人が多ければ多いほど、自分の価値は高まるのだ。
関わる人によって、自分の価値は変動する。
例えば、あなたに楽曲を作れるスキルがあるとする。
ボクは漫画家だが、
ボクの描いた漫画に音楽を付けたいとして、
ボクの音楽関係の知り合いが、あなたしかいなかったとする。
この場合、ボクはあなたにお金を払って、漫画に使う音楽を作ってもらうだろう。
そしてボクが他の漫画家仲間に、あなたのことを紹介したとしよう。
ボクと同様に、漫画に音楽を付けたい人がたくさんいれば、あなたは引っ張りダコだ。
あなたのコミュニティ内での価値は爆上がりである。
人は、全く知らない人よりは、
知っている人に仕事を頼みたいものだ。
どんなスキルにも価値はある。
スキルを仕事にしたかったら、同業者ではなく、そのスキルを欲してる人と関わればいい。
✴︎
ボクは20歳の頃から漫画家を目指し、6年出版社に通って実績ゼロだった。
当時のボクは26歳フリーター。
このままじゃ人生詰むと思って、何かを変えようと目をつけたのがTwitterだった。
漫画とTwitterでなんとかうまくやっていけないかと思ったが、
(このときの思考はめちゃめちゃフワっとしてた)
Twitterに目をつけたものの、何をしていいかわからない。
そんな状態だったボクは、
「とりあえずフォロワーを増やそう」という安易な思考のもと、
とりあえず、漫画家志望の人をたくさんフォローした。
そして、漫画家志望の人と関わって、フォローバックしてもらって
フォロワー数を増やしていた。
そのおかげで確かに、同業者との繋がりは増えた。
漫画の話をいろいろできたり、それはそれで楽しかったのだが、
活動の進歩にはならなかった。
そればかりか、周りには上手い人がたくさんいたので、彼らのスキルを目の当たりにして毎日のように落ち込んでいた。
改めて考えると、
ボクのお客さんは、漫画家志望の人じゃなく、
ボクの漫画を読んでくれる読者さんや、ボクに漫画制作の仕事を依頼してくれるクライアントさんだ。
他の繋がりを増やさなければ、漫画家にはなれない。
そのことに気づいてから、ボクは他のコミュニティにいくつか入った。
そこで、漫画とは無関係の人とたくさん知り合いになった。
外のコミュニティに入って解ったのは、「漫画を描ける」というスキルが意外にも重宝されていたということ。
それまで入っていた、漫画家志望のコミュニティ内では、漫画を描けるなんて当たり前だった。
ボクは実力的に下から数えた方が早い方だったので、
てっきり自分の漫画にはなんの価値もない思っていた。
しかし、外へ出て、その考えは覆された。
他のコミュニティからしたら、
漫画を描ける人なんて周りにいない。
描ける人がいるなら仕事をお願いしたい。
という感じだった。
初めて漫画のお仕事をいただいたのは、ブロガー界隈の方。
ブログ記事を漫画にしてほしいとのこと。
ボクの漫画スキルに、価値がついた瞬間だった。
それ以降も、所属したコミュニティ内でお仕事をいただける機会があり、今日までなんとか漫画で生活することができている。
(収入は安定していない。)
仕事依頼だけではなく、ボクの漫画を読んでくださる方も、コミュニティ内の方だったりする。
コミュニティ内で仲良くなって、「漫画描いてるんで読んでください」となれば、まぁ読んでいただけるし、
その中の何人かは、作品を買ってくださる。
同業者(漫画家志望)のコミュニティから一歩踏み出して、異業種のコミュニティに参加することで、ボクの漫画スキルに価値がついていった。
✴︎
どんなスキルにも価値はつく。
同業者の周りにいるから、自分のスキルに価値がないように感じるだけなのだ。
「価値がない」なんて思う必要はない。
一歩外に出れば世界が違って見える。
あなたのスキルを必要としてくれる人は必ずいる。
ボクは雑誌の連載経験もない。実績ゼロからのスタートだった。
実績ゼロの、一切の無名でも、コミュニティを変えることでスキルに価値がついた。
だからボクは、どんなスキルにも価値はつくと思っている。
スキルに価値をつけるためには、異業種の人と関わることが重要だ。
いつもと違うコミュニティの中に入ってみよう。
あなたのスキルを必要としてくれる人は世の中にたくさんいる。
あとはその人たちに出会えるかどうかだ。
その人の元に自ら飛び込もう。
スキルに価値をつけよう。
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