【骨格筋】長腓骨筋の解剖学
長腓骨筋の解剖学
この記事は長腓骨筋の解剖学的知識のアウトプットを目的としています。
解剖学初学者の方への小さな助けになれば幸いです。
今回は長腓骨筋の情報をまとめました。
基本情報
概要
長腓骨筋は足首と足の動きを助ける脚の外側コンパートメントにある長い表在筋です。
腓骨に沿って下向きに走行し、足首の外果の後ろを通る長い腱で終わり、その後足を横切って前方をよび内側に伸びます。
長腓骨筋は短腓骨筋、第三腓骨筋(だいさんひこつきん)と共に下腿の側面にある筋肉で主に足関節を外反させる作用を持ちます。(小指側を持ち上げる)
起始
腓骨の外側面の頭部と上部2/3
停止
中足骨1の基部
支配神経
浅腓骨神経
(L4~S1)
血液供給
腓骨動脈
機能
足関節
底屈(協力筋として)
回外(回内)
外反
横足弓のサポート
メモ
長腓骨筋は足底の筋群と共に十分に発達していないと足裏のアーチが崩れ、足関節が内反しやすくなってしまいます。
まとめ
今回は長腓骨筋を解剖学的に紐解きました。
他にも筋肉別に記事を書いておりますのでよければご覧ください。
少しでもお役に立てますと幸いです。
参考
https://visual-anatomy-data.net/muscle/detail_069.html
https://muscle-guide.info/peroneuslongus.html
https://www.youtube.com/watch?v=Fh0y4ZMUqx8
引用
ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)
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