【骨格筋】長橈側手根伸筋の解剖学
長橈側手根伸筋の解剖学
この記事は長橈側手根伸筋の解剖学的知識のアウトプットを目的としています。
解剖学初学者の方への小さな助けになれば幸いです。
今回は長橈側手根伸筋の情報をまとめました。
基本情報
概要
長橈側手根伸筋は前腕の外側に位置し、手首を伸ばす役割を果たします。
上腕骨の外側上顆から始まり、手根の第2中手骨に停止します。
手首を外転(橈側偏位)する機能も持っています。
起始
上腕骨の外側上顆の1/3
停止
第2中手骨底の背面
支配神経
橈骨神経
血液供給
橈骨動脈
機能
手関節
手首の伸展
手首の外転(橈側偏位)
メモ
主に手首の動作に関与するため、日常生活やスポーツでよく使われます。
腕橈骨筋と総指伸筋の間に位置する筋肉で、筋腹の上縁は腕橈骨筋で覆われています。
長橈側手根伸筋とは短橈側手根伸筋と共にテニス肘の原因筋と考えられる筋肉です
まとめ
今回は長橈側手根伸筋を解剖学的に紐解きました。
他にも筋肉別に記事を書いておりますのでよければご覧ください。
少しでもお役に立てますと幸いです。
参考
https://visual-anatomy-data.net/muscle/detail_067.html
引用
ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)