【骨格筋】半膜様筋の解剖学
半膜様筋の解剖学
この記事は半膜様筋の解剖学的知識のアウトプットを目的としています。
解剖学初学者の方への小さな助けになれば幸いです。
今回は半膜様筋の情報をまとめました。
基本情報
概要
半膜様筋は大腿部後区画の筋肉で、最も深部にあるハムストリングス筋です。
半膜様筋は股関節の伸展に比べ、膝関節の屈曲への貢献度が高い筋肉です。
起始
坐骨結節(大腿二頭筋と共同腱)
停止
脛骨の内側顆の後面
支配神経
脛骨神経
(L5~S2)
血液供給
大腿深動脈
下殿動脈の貫通枝
機能
下腿の屈曲
下腿の内旋
股関節の伸展
メモ
半膜様筋は膝関節屈曲時の内側半月板や後方関節包の挟み込みを防止し円滑な屈曲運動を誘導している役割を持つとても重要な筋肉でもあります。
半膜様筋は他のハムストリングと同様、柔軟性が失われると起始である坐骨結節が引っ張られるので骨盤は後傾しやすくなります。
まとめ
今回は半膜様筋を解剖学的に紐解きました。
他にも筋肉別に記事を書いておりますのでよければご覧ください。
少しでもお役に立てますと幸いです。
参考
https://funatoya.com/funatoka/anatomy/A04/A04_7.html#A04_7_02_036
https://visual-anatomy-data.net/muscle/detail_045.html
https://muscle-guide.info/semimembranosus.html
https://www.youtube.com/watch?v=dDq3cXKu3RY
引用
ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)
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