見出し画像

日本語を喋らないと!/2023.04.14

今年の目標に、フランス語を話せるようになるを掲げている。

初心者向けのテキストを買って勉強したり、インスタグラムでフランス語のフレーズや発音を紹介するアカウントをフォローして勉強したり、今月からNHKラジオの「まいにちフランス語」を受講したりしている。

今、なんて言った?
ビヤン? ビエン? どっち??
「du miel」で「はちみつ」って言うんだ。
新しいことを学ぶのはとっても楽しい。

しかし、毎日フランス語を勉強しているなか、あることを思い始めた。
それは日本語を喋る機会がすっごく少ないことだ。

今週、仕事で取引先から問い合わせがあった。
それにどう対処するべきか、上司に相談しなければならなかった。
上司に取引先からの問い合わせの内容と自分が考えていた対処方法を説明しているとき、言葉が詰まってしまった。

頭の中ではわかっているのに、それを日本語でなんて言うのか思い出せなかったのだ。
でも上司にはなんとか伝わり、指示をもらうことができた。

会社の食堂のドリンクコーナーでコーヒーを作っているとき、別の部署の人に声をかけられることがある。
そのとき、なんて言ったらいいのか言葉が出てこなくて、「そうですね」とだけ言って、会話が終わってしまうことがあった。

それをきっかけに、あたしは一日に喋る回数ってどのくらいだろうって思った。

平日は会社があるので、上司に書類のチェックをお願いしたり、電話の取次でどこから電話ですと相手に伝えたり、挨拶をしたりなどで喋っている。
あとはコーヒーショップやコンビニなどで買い物するとき、レジ袋の有無や支払い方法などを言うくらい。

それ以外は基本喋らない。
仕事中、周りが世間話や社内のゴシップ話をしていても、参加しないで聞き耳立てて、黙って伝票をチェックしている。

参加しても大丈夫だと思うが、あたしは今の会社に入ってまだ1年も経っていない新参者。
すでに出来上がっているコミュニティーには、入りづらいと思っている。

休日は買い物のときに、店員と必要なことを話すくらいだ。

シェアハウスに暮らしているが、一緒に暮らしている人たちとは生活リズムが違うので、会う機会がが少なく、喋ることがあまりない。

この前、久しぶりにシェアハウスのみんなが全員集まって、一緒にご飯を食べたとき、みんなと喋った。
しかし、だんだん喋るのが疲れてきて、途中から黙って空いた皿を片付けていた。

小中学生までは友達や家族と一日中喋ったり、高校生のときは友達と当時付き合っていた恋人と夜遅くまで電話したりしていたのに、今はほとんどメールやLINEのメッセージでやり取りしている。
これが喋る機会が減る要因のひとつかもしれない。

シェアハウスには外国人が1人暮らしている。
彼は日本語がすごく上手だが、久しぶりに会って喋ったとき言葉を詰まらせることがときどきあった。

「最近、日本語を話す機会が減ったから、下手くそになっちゃった」
と言っていた。

これは外国人限らず、日本語を母語とする日本人でも同じだと思う。

やばいなあ。
日本語を喋る機会を増やさないと。
でも誰かに話しかけたり、話しかけられたりするのが、ちょっと苦手……。

どうしたら良いのだろうか。

↑最新作の小説はこちら

最後まで読んでくださりありがとうございます。これからもワクワクドキドキウルウルする作品を作っていきます。作品が良かったら「スキ」を押していただけると、とても嬉しいです。次の更新もお楽しみに^^