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インデックスファンド投資

こんにちは。
かいです。

今回はインデックスファンド投資について解説します。


(1)インデックスファンド投資とは

インデックスファンド投資とは、文字通りインデックスファンドに投資してリターンを得るという投資法です。

インデックスファンドとは、ETFと同様に、NYダウやS&P500といった株価指数に連動するように運用される投資信託の一種です。


ETFとインデックスファンドの違いを以下で説明します。

ETFは株式市場に上場しているため市場が開いている時間であれば自由に売買できます。

一方インデックスファンド(非上場)は、投資信託の一種で上場していないので、1日1回算出される基準価格でのみ売買可能な金融商品です。


ETFは株を買うのと同様に売買する際に手数料がかかります。
(一部条件を満たせば売買手数料無料の場合もあり)

一方インデックスファンドは、売買手数料が無料で少額(最低100円)から積立運用することができます。



ETFとインデックスファンドの特徴を箇条書きでまとめると、以下のようになります。

ETFの特徴

・リアルタイムで取引可能
・ある程度まとまったお金が必要(ETFの銘柄にもよる)
・売買手数料がかかる(条件を満たせば売買手数料無料の場合もあり)


インデックスファンドの特徴

・少額から積立運用が可能(最低100円〜)
・売買手数料が無料
・リアルタイムで取引ができない


上記の通り株価指数に連動する点では一緒ですが、細かい部分で異なる特徴があります。




(2)インデックスファンド投資の成績

インデックスファンド投資の成績を紹介するには比較対象が必要となります。
そうでないと、如何にインデックスファンドが優れた金融商品であるかわかりずらいからです。


ではどの金融商品と比べるのか。
それはアクティブファンドです。

アクティブファンドとは、インデックスファンドと同様の投資信託の一種ですが、最大の違いは求めるリターンの違いです。

アクティブファンドでは、市場平均以上のリターンを得るためファンドマネージャー(運用担当者)が独自のポートフォリオを構成します。
これにより各ファンドにより構成されるポートフォリオに違いがでます。
そのためリターンの良いファンドがある一方で、リターンの悪いファンドも生まれます。

一方インデックスファンドでは、市場平均並みのリターンを目指しているため、どのファンドマネージャーも同じようポートフォリオを構成します。


アクティブファンドの特徴

・市場平均以上のリターンを求める
・そのためハイリスク、ハイリターンになりがち
・各ファンドにより成績がまちまち
・独自のポートフォリオ形成のため、信託報酬が高い場合が多い


インデックスファンドの特徴

・市場平均並みのリターンを求める
・そのためミドルリスク、ミドルリターンになりがち
・各ファンド大体同じ成績
・各ファンド似通ったポートフォリオを形成するため、信託報酬がアクティブファンドよりも安い


上記がアクティブファンドとインデックスファンドの違いです。



(3)NISA・つみたてNISAとの併用

(2)ではアクティブファンドよりもインデックスファンドの方が長期的に見てリターンが大きいことがわかったとおもいます。

ではこのインデックスファンドをより効率的に運用する方法を紹介します。


その方法とは、インデックスファンドをNISA・つみたてNISAと併用するという方法です。


つみたてNISAではそもそも金融庁の厳しい審査に通った金融商品しかなく、さらに大体がインデックスファンドなので知らなくてもインデックスファンド投資をすることができます。

一方NISAでは、様々な金融商品を買うことができるので、意識的にインデックスファンドを選ばなければなりません。


(4)インデックスファンドの選び方

インデックスファンドの選び方のポイントは、3つあります。

1.信託報酬が抑えられている
2.出来高が多い
3.純資産残高が大きい

基本的にインデックスファンドは長期投資です。
なので、信託報酬が安いものの方がお得に決まってます!

もし信託報酬が高いものを選んでしまうと、複利効果が逆に働き、資産もあまり増えていきません。


また出来高が多い方がいい理由は、出来高が多い方がいつでも売買可能になるからです。

出来高が少ないとなかなか注文が成立しない場合があります。そうなると、自分の有利な取引ができなくなってしまうので、気を付けましょう。


純資産残高が多い方が良い理由は、「運用会社がインデックスファンドの運用を辞めるリスクを減らすため」です。

運用会社もビジネスのため、運用残高が少ないと信託報酬も少なくなるため、インデックスファンドを辞めることがあります。

そのリスクを極力減らすために、純資産残高が大きいファンドを選びましょう!


(5)オススメのインデックスファンド

オススメのインデックスファンドは、以下の通りです。

・楽天全世界株式インデックスファンド
・SBIバンガードS&P500インデックスファンド
・ニッセイ外国株式インデックスファンド

これらの商品は、(4)で紹介した条件に合致するものばかりです。

またこちらの商品は、優良であるため非常に人気があります。

無難にインデックス投資をするには、
上記のいずれかを選びましょう!


まとめ

インデックスファンド投資は、長期運用を目的とした投資法です。

ETFと似通っている金融商品なので、
自分の性格に合う方で投資をしましょう。

目先の利益に流されず、10年後・20年後に爆発的に資産を伸ばすことを意識して投資しましょう!



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