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犬にハグされて泣きそうになったから、唐突にドラえもん映画「ワンニャン時空伝」のプレゼンする。

今日、朝方の散歩の際にコンビニ前で人様の犬に唐突にハグをされた。

コンビニに入ろうとした時に、いきなり。私の足にじゃれつくように、こう、足を、ぎゅっとしてくれた。

正直に白状する。

なんだかわからんがめちゃくちゃ泣きそうになった。

そして犬表記の方がわかりやすいと思いつつも余りにも愛らしかったのでワンちゃんって呼びたい。

なんでワンちゃんってあんな肯定してくれるの?ちょっと優しすぎん?

ありがとうの気持ちが全然おさまらんぞい。

ワシが全然意識してない角度からノーガードで無償の愛にぶん殴られて放心していたところに、

飼い主さんが「ごめんなさいね。この子人懐っこくって。」って言ってくださったので、私はもうすかさず正気に戻ってこの素晴らしいワンちゃんのお写真を撮ってもいいですかとお尋ねして許可を頂いた。

許してくれ!!この場所に載せるのを許してくれ!!

人様のお家のワンちゃんを載せるのを許してくれ!!

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見てぇ!!もう目キラッキラなの!!

すっごい優しい表情で私の足をぎゅってしてくださったの!!!

こんなん耐えられる人間いるのか?いないだろ?

もはやお犬様だろ?

あたし徳川綱吉の気持ちわかった!!

でもこのワンちゃんに憐れむ要素ある?ないだろ?

ワンちゃんに憐れまれてるのがむしろ私なのでは?

ごめん綱吉!やっぱ相容れないわ!!

この写真撮ってる時の私の顔面がもれなく崩壊していたのはもはや説明不要だろ?こんなの笑うだろ?

無理だろ?こんなの口角上がるに決まってるだろ!!

そこで感謝を述べてワンちゃんと飼い主さんとは別れ、この幸せな出会いの余韻に浸りたくて、少し遠回りして帰った。

そしたら。そしたらね。

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今度はネコがめっちゃ気持ち良さげに日向ぼっこしてたの!!

人はあまりの幸福が連続するとなんか戸惑うね。

「えっ?えっ?いいんですか?」

「この場面も撮っちゃっていいんですか!?」

的なテンションになりながら撮った。

ありがとうの気持ちが全然おさまらんぞい。

私の幸せ許容量は完全にキャパを越えて、凄まじい多幸感に包まれながら私は決意した。

そうだ。ドラえもんの「ワンニャン時空伝」のプレゼンしよ。

理屈なんてぶん投げて、とにかく唐突にプレゼンする。

この映画を語る上でまず絶対に外せないのが、ドラえもんの声優さんの世代交代が行われる前の最後の映画作品であるという点だ。全員一新される前の最後の作品。

私は声優さんにあまり詳しくないのだが、それでも大山のぶ代さんと水田わさびさんはわかる。

新旧ドラえもん声優さん。

声優さんが変わった後の変化の最大の特徴として、のぶ代ドラはのび太くんとの関係性が「お母さんと子供」であるのに対して、わさびドラは「友達」に変わる。わさびドラの方がより原作の関係性である。

どっちが良いかの話をしたい訳ではない。

どっちも大好きだ!

でも今回は、ワンニャン時空伝は世代交代前の節目の作品であることを強調したい。

節目の作品であるので、映画の導入が激熱なのである。

のぶ代ドラえもん映画を見た事がある方々は絶対に聞いたことがあるであろうオープニングに入る前の

のび太くんの助けを呼ぶ叫び。

「ドラえも~~~~ん!!!!!」

これがオープニングに入る前のお約束であった。

でもね。今回は。なんとこの映画だけは、

ドラえもんがのび太くんに助けを求めて始まるのだ。

「のび太く~~~~ん!!!!!」

で始まるのだ。ヤバいよ。これはヤバい。 あの「ドラえも~~ん!」で始まる映画を観続けて来た世代にこそぶっ刺さるこの演出。この異常事態感。

もうめちゃくちゃテンション上がったしこの時点ですでに泣きそうになった。だって長年の、のび太くんの呼び掛けに対するドラえもんのアンサーだもん。集大成じゃん。そしてこれでのぶ代版ドラえもんは最後なんだ…を感じて寂しくなりながらも超ワクワクした。

この今回の映画は特別だぜ!!感。

製作された方々の決意がにじみ出ている。

プレゼンで内容を言うほど野暮な事はないので大概すっ飛ばすが、ここがすげぇしここに注目してくれ!という部分を1つだけお伝えするのを許して欲しい。

それは映画における「四次元ポケットの封じ方」だ。

ドラえもんは完全なチートであるので、映画の大半の出来事はドラえもんが本気だせば終わる。

四次元ポケットが強すぎる為だ。

だから多分映画のシナリオを担当する方は、毎回一体どうやってドラえもんを封じてやろうか!と苦心するだろうなと推察する。

だから重要な局面でドラえもんはテンパる事が多い。

「なんかないか!なんかないか!なんかないか!」

この言葉を口にしながら四次元ポケットから道具をそこら辺に撒き散らす演出は誰しも一度は観た事があると思う。この演出も大好きだ。

作品ごとに撒き散らかるアイテムが違ってて、例えば最近の宝島の映画作品だと海をテーマにしてるから、タコとか魚とかも四次元ポケットから飛び出したりして、遊び心が大変出ている。お約束と化したこの演出で遊んでくれている。観ていて面白い。

ワンニャン時空伝の話に戻る。

この、「四次元ポケットの封じ方」がワンニャン時空伝は実に見事なのだ。実に鮮やかでハラハラできて、なおかつドラえもんが有能なのである。

そして道具の使い方も抜群に上手い。

…ごめん。さっき1つだけお伝えさせてって言ったけどもう1つだけいいかな?

エンディングの演出が素晴らしいのだ。

本当に本当に素晴らしいのだ。

ワンニャン時空伝、まだ観た事無いけどこの記事で興味湧いたわって方がもしいたらとても嬉しい。

是非観てぇ!!もう目キラッキラになるから!!

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