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24歳起業家が、宇宙エンターテイメントにこだわる理由

0.本noteの趣旨

SPACETAINMENTという会社の代表をしている榊原華帆と申します。
機械工学やエンターテイメント、商社などのバックグラウンドを経て、今年の4月に会社を創業、宇宙エンターテイメント事業に取り組んでいます。

「宇宙エンターテイメント」と聞いて、一体何なんだ?と思われる方が大半だと想像します。また、事業概要を説明した後も「なんで宇宙エンターテイメントをやってるんだ?」と聞かれることが少なくない今日この頃です。

本noteは、私自身が宇宙エンターテイメント事業に人生をかける意味、なぜその思考や覚悟に至ったかを少しでも理解し易くするため、起業に至るまでの自身の経験・思いを言語化し書き留めておくことを趣旨としています。

正直、こういった文章を書くのはものすごく苦手で、学生時代からディベートをしたりレポートを書く度に上手く言葉が紡げなくて激しく落ち込む程、言語化に苦手意識があります。自己認識として、「右脳派」人間です。

しかしながら、会社を起こし今後も世界中の人、会社を巻きまなければいけない以上、言語化能力の向上は不可避であり、このnoteをきっかけに苦手意識を通り越して言語化を得意にしたい、そんな意図もあります。

私の人生に転機と熱量を与えてくれた恩師のnoteに、こんなことが書いてありました。

乗り越え、時間が経てば、それらは美しい記憶へといつの間にか擦り替えられるので注意が必要だが、本当は、苦しかった。とにかく毎日不安と戦いながら何とか言葉の実力をつけたくて、踏ん張った。
がむしゃらに努力を続けた先に、気付くと、言葉が次第に、自分の味方をしてくれるようになった。

言葉の実力に限らず、スキル向上のための最短コースは、プライドを捨てがむしゃらに挑戦続けることだと信じています。

さて、前置きが長くなりましたが、宇宙エンターテイメント事業のきっかけは自身の幼少期に遡りますので、以降で自身の半生を掻い摘んで振り返り始めます。
かなりボリューミーなnoteとなっていますので、榊原のこと、宇宙エンターテイメントのことが積極的に知りたい方に、まずは読んで頂けると嬉しいです。お急ぎの方は7からどうぞ。

1.音楽やアイドルの魅力に虜になった、小学生時代

私は東京都で生まれ、東京都で育ちました。
幼少期は品川区の八潮という、すぐ側に運河がある子供が多い町に住んでいて、小学校の授業が終わると運河を見に行ったり、公園で遊んだり、そこそこ活動的な小学生でした。

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母は台湾出身で父は日本人なので、ハーフですが、あまり自分のことをハーフだと認識したことはありません。母は日本語・英語・中国語・台湾語が堪能な為コミュニケーションには困りませんが、中華系の言葉で母が友人と電話しているのを横で聞くと、やっぱり外国人なんだなあと思います。

小学5年生くらいの頃、父や母と親子喧嘩することが多く、精神的にすごく落ち込みました。とにかく悲しい気持ちになって、人生辛いな...と部屋で1人ぼーっと座っていました。

当時、「しゅごキャラ!」というアニメを見ていて、水樹奈々さん演じる「ほしな歌唄」のアニメ内ソングのCDを買っていたんですよね。

悲しい気持ちになりながらそのCDを聞いていると、どんどん涙が溢れてきて、水樹奈々さんの優しい歌声、綺麗な旋律、歌詞が持つ温かさに心が癒やされたのか、喧嘩で悲しんでいた気持ちがパッと晴れるような、未来に希望をもてるような、そんな不思議で、異世界のような体験をしました。

別に水樹奈々さんが目の前で歌ってるわけじゃない。
ただCDカセットで音楽を聞いているだけなのに、なんで私の心を癒やしてくれるんだろう。さっきまで悲しくて悲しくてどうにかなってしまいそうだったのに。音楽が自身の心に与えてくれた魔法が、すごく不思議でした。

確かこの曲です。

この体験がきっかけとなり、「人の心に勇気と癒やしを与えてくれる」音楽なのか、アーティストなのか、そんな存在に心からリスペクトを持ち、そして自分自身も同じ勇気と癒やしを誰かに届けたいと、漠然と思うようになりました。「誰かを幸せにしたい」「誰かのため」というより、「自分を幸せにしてくれたあの体験を、誰かに届けたい」という方が近かったと思います。エンターテイメントに初めて心を奪われた瞬間です。

水樹奈々さん以外にも、様々なアーティストや女性・男性アイドルという存在に出会い、誰かを幸せにする彼らの生き様や音楽に、リスペクトや、自分も同じ存在になりたいという憧れ、そうなりたくてもなれないかもしれない嫉妬など、色々な感情を抱きました。

元々歌うことが好きだったのも相まって、「歌手になりたい」「アーティストになりたい」「誰かに夢と感動を届けたい」という夢が、中学2年生の頃に明確に出来ました。

2.アーティストを目指して挫折した、中高時代

歌手ってどうやってなるんだろう?と、当然ながら思いました。

多分、ジャニーズになるにはジャニーズ事務所に応募してオーディションを受けるらしいと知って、「オーディション」とインターネットで検索したのかな。色々な芸能事務所のホームページを見る中で、avexさんのavex artist academy(以下、アカデミー)でレッスン生を募集していると知り、中学2年生の時に原宿竹下通りのスタジオに足を運び、ボーカルとダンスのオーディションを受けました。有り難いことに、父と母は私の夢を応援してくれ、アカデミーに通わせてもらえることになりました。

その後ワタナベエンターテイメントスクールにも通い、毎週レッスンを続けるうちにスクールから突然「女性歌手のバックダンサー募集」という件名のメールが届きました。その後オーディションを経て、日比谷野音で開催された中川翔子さんのライブにバックダンサーとして出演させて頂きました。

このライブは、今思うと、現在の私自身を構成する全ての原点です。私自身はただのダンサーの1人でしかありませんでしたがが、文字通りlife-changingな経験でした。

ステージ当日まで、中川翔子さん、バンド、ライブのスタッフ、振付師、ダンサーを含む全ての方々が、お客さんに笑顔を届けるためにステージを作り込む過程や熱量、当日のステージのクオリティ、お客さんが中川翔子さんに向ける熱量と笑顔。どれ一つとっても、夢と現実の間の世界であり、人間の希望と笑顔が生まれる理由となる場所でした。この日から私は、エンターテイメントそれ自体だけでなく、”笑顔を届ける「ステージ」や「体験」を作り出す人たち”の虜になりました。

今でも目を瞑ればあの時のお客さんの笑顔がリアルに感じられ、あの時の笑顔と感動をもう一度感じたいという強い思いによって、日々駆動されています。どんなに過程が大変でも最後に人の笑顔が見れさえすれば、それが生きがい、モチベーションの源泉なのです。

さて。ここまで、エンターテイメントが自身の人生に与えた影響を説明してきました。「宇宙」はどこだ?と思った方もいらっしゃるかもしれません。私にとって、エンターテイメントと全く同じくらい生きがいなのが、「宇宙」です。

3.東大を目指して、ひたすら勉強した高校時代

宇宙の存在を初めて意識したのは、小学校1年生くらいの頃でした。
父が見ていたSFドラマ「STAR TREK」で、宇宙の惑星間移動や宇宙人との交流を身近に感じていたので、大人になったら宇宙に気軽に旅行にいけたらいいな〜、普通にいけるんだろうな〜、と思っていました。(あれから10年程たった今、普通の人が宇宙に気軽に行ける時代は残念ながらまだ到来していません。)

ドラマ以外に、宇宙への興味を掻き立ててくれたのが、スティーブ・ホーキング博士やアルバート・アインシュタイン博士の本です。

これらの本を読んでいた当時中学生だったので、相対性理論と言われていても殆ど理解していなかった気はしますが、いま自分が住んでいる地球ではない「宇宙」に、何らかの物理法則があり、宇宙も何かの決まりに従って動いているんだという事実に、圧倒されました。

「宇宙に行ってみたい」という好奇心と同時に、「宇宙の謎を解明したい」との気持ちも生まれました。そこで、宇宙飛行士か物理学者になれば、どちらかの夢は叶うかもしれないと、ボーカルとダンスのレッスンを受けながらそんなことを思っていました。

宇宙ってすごく思考の中毒性が高いんですよね。謎が多いからこそずっと考えてしまうし、触れられないからずっと夢や憧れのまま。中学2年生の時にアインシュタイン博士の本を読んでいたら、「宇宙ってすごく広いのに、私が毎日生きることで何かが変わるのだろうか。」と思い始め、1ヶ月間ありとあらゆる思考や会話を避けてしまった時期もあります。友達と楽しく会話しても、それって宇宙にとったら何にでもないのかもしれない、と虚無になってしまいました。(テスト勉強をしていたら、気づいた時には直っていました。笑)宇宙の中毒性は自身の好奇心やモチベーションを掻き立ててくれるものですが、時に考えることで現実から逃避する手段にもなりました。

バックダンサーを経験した後、高校1年生で事務所に所属しいくつか仕事もしてみましたが、同時に学校の成績が壊滅的だった為、大学受験を見据えて塾に通い始めました。宇宙のことや勉強を考えているうちに、宇宙とエンターテイメントどちらも同じくらい好きで、「宇宙とエンターテイメントを両方できる仕事があるのか分からないな」「この時点ではどちらに身を置くか選べない」と高校生ながらに思いまして、いずれどちらも選べるように大学受験を頑張ろうということになりました。
宇宙飛行士の山崎直子さんが卒業された東京大学の工学部航空宇宙工学科を目指し、高校2年生から本格的に受験勉強開始しましたが、高校2年生から高校3年生前半までの模試は東大オールE判定でした。また、受験勉強とレッスンを両立することも難しく、一度エンターテイメントの夢を諦めました。

4.エンターテイメントに浸り続けた大学生時代

東大では大学2年生の夏に、成績と希望に応じて特定の学科に振り分けられる制度があります。東大に入学した理由が「宇宙を学びたい」だったので、工学部航空宇宙工学科か理学部物理学科に進学したかったのですが、残念ながらこれらに進学できる成績が取れておらず、「宇宙を学ぶ夢は破れたな、、」と(当時は)思い、挫折しました。東大に入学したはいいものの、正直勉強が難しすぎたのです。
University of Californiaデービス校への留学時に宇宙を学んだりCaltechとNASAの合同インターンにアプライしたりと、当時の私なりに足掻きはしたつもりですが、一度宇宙の夢を諦めました。

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そんな時、大学のアイドルコピーダンスサークルに出会い、大学2年生から4年生までこのサークルで活動しました。日本の女性アイドルの曲をコピーして学園祭やライブで踊り、まさに大学生の青春でした。

アイドルが好きなお客さんを中心に毎回200人以上ステージを見に来てくださり、この時もステージから見る笑顔だったりワクワクした顔を見れるのが、やりがいの1つでした。「人に笑顔を届ける側」にまた立てたような気がしました。宇宙の夢を諦めた先で、エンターテイメントというもう片方の生きがいだけに浸った訳です。人に笑顔を届けつつ、実際は自分が多くの笑顔を頂いていました。

エンターテイメントの魅力を改めて認識し、自分は生涯エンターテイメントを作っていきたいと半ば覚悟を決めた時、SHOWROOM株式会社前田社長の著書「人生の勝算」に出会いました。

前田さんの掲げるビジョンに心から共感し、「これだ!」と思いました。
当時学生インターンを表立って募集されていなかったものの、前田さんやSHOWROOMのFacebook、Wantedly等に片っ端から連絡し、有り難いことに面接を受けさせて頂き、大学3年生から長期インターンとして働きました。SHOWROOMでは様々な濃い経験をさせて頂き、前田さんと社員の皆さんに心から感謝しています。一方で、自身の力不足を実感し、ここでも挫折を経験しました。

今思えば、乗り越えられたはずの挫折でした。ただ、当時の自分には「宇宙」も「エンターテイメント」も一度は頑張ってみたけど、上手く行かない、そんな歯がゆさを感じ、生きる意味を見失いました。

5.宇宙もエンタメも心の隅におき、ゼロベースで学んだ商社時代

新卒でどんな会社に入社するかは、何悶着もありました。が、宇宙でもエンターテイメントでも夢破れたこと、海外に関わる仕事をしてみたい気持ち、「ビジネス」を0から学びたい気持ち、両親からの希望など、様々な要素が重なり、最終的には三菱商事に総合職として入社しました。2019年4月のことなので、2年半前です。

三菱商事の1年目はITサービス部、2年目はデジタル戦略部と食品流通DXタスクフォースを兼務し、若手ながらに非常に濃い経験をさせて頂きました。主に関わっていた案件の日経記事です。

会社の業務に取り組みながら、新規事業を考えるのが日課でした。業務上、少し接点があったVRやAR、MaaS領域で新規事業を考え、先輩に提案し、部長を説得するためのロジックや根回し方法を考え、その一部は実際に業務として取り組ませて頂きました。その間、宇宙とエンターテイメントへの熱量は消えていませんでしたが、ある種の社会人マジックにかかっていて、会社の事業として取り組める可能性が低いと考えてしまい、感情を抑え込んでいました。

6.宇宙との再会

コロナによって在宅ワークをする時間も増えた頃、ひょんなきっかけで、友人とその友人とのzoom飲みが開催されました。宇宙物理学の研究をするIさんと話し、研究内容を聞く中で、ブラックホールや相対性理論など一度親しみを持っていた単語に久しぶりに触れました。懐かしい耳触りでした。

「そういえば私の宇宙の夢って、いつ破れたんだっけ。今からは戻れないんだっけ。」極めて冷静に考えました。そこから狂ったように宇宙ビジネスの本や記事を読み漁り、「宇宙」に学生時代の何百倍も強い魅力と熱量を感じ、zoom飲みから一週間足らずで、24歳のうちに宇宙領域に足を踏み出す決意を固めました。
特に影響を受けた本です。

Iさんに頂いたご縁で宇宙関連イベント(宇宙流れ星のALE社岡島社長がご登壇されており、強い影響を受けました)のモデレータから始まり、宇宙企業でのプロボノ、人脈構築、専門家へのヒアリング、投資家への事業相談、仲間集め等を進めること約半年。今年の春にSpace Entertainment社を創業しました。

7.宇宙とエンターテイメントの共通点

さて、宇宙とエンターテイメントのどちらにも強烈に惹かれ、そのどちらも諦められず、それぞれで挫折を経験したこと。これら2つをドッグランでカラーコーンを廻るように行き来してきた、直感的で行きあたりばったりの榊原の24年間を、少しはお伝えできたでしょうか。

最後に、タイトルにも設定した「なぜ24歳起業家が宇宙エンターテイメントにこだわるのか」。その理由と覚悟を説明させてください。

「宇宙」と「エンターテイメント」という、この一見共通点のない2つの存在は、私自身にとって似て非なる存在です。強めに言うと、ほとんど同じものです。

その壮大な存在感に圧倒され、日々を生きる勇気を与えてくれる存在。
勉強や仕事を頑張ったあと、ふと触れたり考えたりすることで、癒やしを与えてくれる存在。
どこまで突き詰めても抽象的で、誰も完成を定義できず、謎が残ったままの、永遠に未知で有り続ける存在。
作り手も受け手も、ワクワクとロマンによって駆動される存在。

枚挙にいとまがないですが、これらが「宇宙」と「エンターテイメント」に共通する価値です。双方とも、人間の心にとびっきりの笑顔と勇気をもたらし得る、榊原にとっての中川翔子さんのような存在です。とにかく大好きで、宇宙とエンターテイメントの力で多くの人に笑顔を届けたいと一日中思ってしまいます。

8.宇宙とエンターテイメントが交わる必要性と必然性

加えて、宇宙とエンターテイメントは、互いに互いを必要としています。

①宇宙業界におけるエンターテイメントの必要性


人類は今、人口問題や環境問題など、地球の持続可能性に関わる様々な問題を抱えています。CO2排出や人口増加がこのまま続けば、近い将来、地球には住み続けられなくなるとも言われています。米国では、イーロンマスク氏のSpaceX社やジェフベゾス氏のBlue Origin社などを筆頭に、急ピッチでロケットや有人宇宙機の開発が進み、人類の移住先としての「火星」、都市開発する場所としての「月」が現実となり始めています。

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しかし、「宇宙開発をしなくても、自分達が生きている間の地球は大丈夫じゃないか?」「宇宙なんて全然身近じゃないし想像もできない」「宇宙旅行が出来なくても困らない」そんな方も多いのではないでしょうか。この背景には、日常生活と宇宙の接点の少なさがあると考えます。

日常生活と接点がない領域や技術は、日常での顕在/潜在ニーズが生まれてこそ、急激な成長が可能となります。現にインターネット技術は、「個人がわかりやすく楽しめるサービスやアプリケーション」によって成長が牽引されてきました。
海外旅行と同じように、人が「(目的なく)宇宙に行ってみたい」のは恐らく初回だけ。2回目からは「宇宙の〇〇に行きたい」「宇宙の●●で遊びたい」が、宇宙旅行の目的となるでしょう。

これらを踏まえて、宇宙業界がより指数関数的に成長し、誰でも宇宙に行ける時代になるために、Mr.宇宙がエンターテイメントを必要としているのは明白です。

②エンターテイメント業界における宇宙の必要性

どのようなエンターテイメントも、技術とコンテンツの2つの要素で成り立っています。近年、プロジェクションマッピングやドローン、xRといった様々な技術が登場し、メディア技術として利用されることで、エンターテイメントやアートの表現を豊かにしています。より楽しいエンターテイメントを生み出すため、宇宙空間全体をキャンバスにしたエンターテイメントを実現する技術や、宇宙空間で遊ぶための技術は、人類が宇宙進出する時代において必ず必要となります。

また、新型コロナウイルス感染症の影響で、「人々が集まる」体験が難しくなる中、例えば宇宙空間に描いたアートを地上で楽しむ上で一つの場所で集まる必要はなく、広い地域から同時に楽しむことができます。エンターテイメント業界が抱える課題を解決する技術が、宇宙業界に眠っている訳です。

9.宇宙エンターテイメントを生み出す使命、なぜ自分がやるのか

宇宙単体、エンターテイメント単体でも夢破れた私が、なぜこの領域で事業をするのか。それは他でもない、「宇宙エンターテイメントなら、世界で一番を取れる」という自信があるからです。

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学生・社会人時代を含め、これまで宇宙業界とエンターテイメント業界の、様々な方々とお会いしてきました。その中で、自身と同程度の「宇宙」「エンターテイメント」両方への熱量を併せ持つ起業家には、誰一人として出会いませんでした。一方で、「宇宙×エンターテイメント」にワクワクする、宇宙エンターテイメントが欲しいという人には、数え切れない程出会いました。紛れもなく、「潜在ニーズはあるけどサービスがない」状態だと確信しています。(「宇宙」を広げるためにエンターテイメント、「エンターテイメント」を面白くするために宇宙、に取り組む起業家の方には何人かお会いしました。あくまで私自身の解釈ですので、相違がありましたら恐縮です。)

自身の熱量の矛先、経験、挫折、どれ一つをとっても「私には宇宙エンターテイメントを作り出す使命がある」本気でそう思っています。傲慢かもしれませんが、毎朝起きる度にそう思っています。

この先様々な宇宙エンターテイメントプレーヤーが出てくると予想していますが、SPACETAINMENTにしか作れない技術と体験で、多くの人にワクワクと感動を届け、日常を彩っていきます。

10.最後に、弊社が提供するもの


さて、SPACETAINMENTでは世界中、宇宙中にワクワクを届けるPowercation事業を作っています。詳細はこちらのサイトをご覧ください。

インタビュー記事も、1つおいておきます。

長期スパンでは、地球の軌道上、月、火星、その先の広い宇宙で楽しめる壮大な宇宙エンターテイメントを作り出し、全人類に提供していきます。

採用もしています。

弊社コーポレートサイト:


2個目のnoteにしてはかなりボリューミーになりました。最後までお読みくださった方、ありがとうございました。

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