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素の自分に立ち返ることのできる、「うおぬま時間」を体感してきました!@雪国リトリート


こんにちは!
新潟県地域おこし協力隊で『雪国リトリート』担当の石井佳穂です!
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『雪国リトリート』とは、雪国をフィールドとして、リトリートを行い、地域と自分の再生をすることを目的にした新しい観光プランです!❄️
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車窓が綺麗な只見線からモニターツアーがスタート!



11/21-11/23で雪国リトリートモニターツアーを体験してきました!今回の舞台は、魚沼市須原地区。山を越えたら福島県という立地で、山々に囲まれたとてものどかな地域です。
行きは、只見線の越後須原駅に集合しました!只見線は、車窓が綺麗なことで有名な電車です。1日に数本しか走っていないので、乗ることができたのはとてもラッキーでした!

只見線の越後須原駅


早速、モニターツアーがスタートしました。
まずは、チェックインということで、各自自己紹介と自分の役割をおろす作業を行いました。この、自分の役割をおろすという作業は、リトリートにおいてとても大事です。自分の役割をおろすことで素の自分に戻ることができるためです。そして、この時間にノートとクーピーも渡されました。このツアー中に自分の気持ちを書き留めておくためのものです。

ノートに、文章や絵など自由に書いていく参加者の様子


チェックインが終わり、五感を開くためのワークショップを森で行った後、須原地区の散策に出かけました。宿泊したお宿のお父さんが案内をしてくれました!


森で匂いや音に神経を集中させます。


須原地区の景色を五感で感じました


その後、1日の振り返りをして、ご飯を食べました。新米がとても美味しく、参加者のみなさんたくさんおかわりしていました!!ご飯の後は、星を見に行きました。寝っ転がって、静かに見る星はとても綺麗でした。


事故現場のように見えますが、駐車場で寝っ転がり、星を眺める様子です!(笑)

地域の良さにたくさん触れた2日目

こうして1日目は、終わりを迎え、2日目に突入です!
2日目も美味しい新米のご飯から始まりました!2日目の午前は、地元のお母さんたちと郷土料理をつくりました。なんとこれが1番人気のコンテンツで、参加者のみなさんとても楽しそうでした!


お母さんたちと料理をつくっている様子


ご飯とけんちん汁を作りました!美味しかった!

そして、郷土料理づくりでも特に人気だったのが、「ぬか窯炊き新米」です。その名の通り、ぬか窯を使い、新米を炊きました!

火を起こすための籾殻を入れます

みんなで協力して、準備し、出来上がるのを待ちます。そして、トップの写真にあるこの写真です!この写真は、炊き上がりの瞬間なんですよね〜!みなさん念願の炊き上がりの瞬間で、感動しています!!!

炊き上がりの瞬間!感動!

午後は、雪囲いをしました。雪囲いとは、雪国で冬の間、雪で建物や木などが潰れてしまわないように、囲っておく作業のことです。雪国では、当たり前なのかもしれませんが、東京在住の参加者の皆さんには、新鮮に映ったようで、楽しそうに作業していました。


窓も割れないように木の板を挟みます。


ドアも木の板で覆います!

その後は、しめ縄づくりをして、夕食の時間です。2日目の夕食は、1人で静かに食べました。その様子がこちらです。


隔離された机で1人1人ご飯を食べる参加者

リトリートは、自分の心の声を聴き、自分を見つめ直すことが目的です。そのためには、地域に触れる時間も大事ですが、1人でじっくり向き合う時間も必要です。2日目は、コンテンツが盛りだくさんだったので、あえて、夕食は1人で食べることになりました。
私もツアーで1人で食べるということは初めてだったのですが、1人だとよりご飯の味を感じることができ、良かったと思いました!☺︎

自分の心に耳を傾ける


これで2日目を終え、最終日の3日目です。
3日目は、朝ごはんを食べた後、只見線ものがたりという紙芝居を見ました。只見線は、豪雨災害の影響で列車が不通となっていました。しかし、地域住民や只見線関係者の熱い思いで去年復旧したそうです。私は、この話は紙芝居を見るまで知らなかったのですが、行きに乗った只見線にこのようなストーリーがあったことに感動しました。地域の人から愛されている只見線に乗ることができて、よかったです!


紙芝居の後は、「ソロタイム」という時間になっています。ソロタイムとはその名の通り、ひとりだけの時間をつくり、自分自身への問いや本来の自分について、落ち着いて思考をする時間です。この2日間で得た気づきや自分への問いをじっくり考えます。公園でレジャーシートを敷いて1人で過ごしたり、お屋敷のなかで1人で過ごしたりと、それぞれ自分だけの時間を過ごしました。


ソロタイムを終え、最後の振り返りの時間です。この3日間で考えたこと、得た気づきをシェアしていきます。

ある参加者がノートに書いた絵


この自分の気持ちや気づきをシェアする時間はとても良かったです!他の人とシェアすることで、自分では気づけなかったことに気づくことができたり、より問いが深まったりしました!!!

観光=リフレッシュという概念を超えて


今回、私も参加者として参加させてもらって、雪国リトリートの魅力をかなり感じることができました。それは、雪国リトリートのコンセプトでもある「地域を再生し、私を再生する」ことができたからだと思います。今回のツアーでは、魚沼市須原に住むお母さんたちと交流し、地域のお米を食べ、星を見て、「地域の暮らし」を体験することができました。その様々な体験がこの"須原地域が自然と共に生きてきた"ということを実感することができました。また、関わった地域の人側の視点にたっても、普段当たり前のようにやっている作業がこんなにも新鮮で楽しく、良い文化なのだと地域の良さに気づく良いきっかけになったと思います。
これこそが、「地域を再生し、私を再生する」ということです。


これは、従来の綺麗な景色を見て、美味しいものを食べて、映える写真をたくさん撮ってという観光のあり方とは違う、新しい観光のあり方です。
観光は、リフレッシュ目的で使われることが多いですが、私は日常とは離れた場所だからこそ、日常を見つめ直す良いきっかけになると思うんです。このように、日常と非日常を切り離して考えるのではなく、日常の中に非日常があり、非日常の中に日常があるといった日常と非日常の融合がとても面白いなあと思っており、今回のモニターツアーでは、このような新しい観光のあり方を実感できるツアーでした。


この『雪国リトリート』は、来年冬ごろから徐々に販売を開始していきます!
こちらのnoteで商品情報も載っけていきますので、是非是非フォローをしてお待ちください!それではまた〜!

スタッフと参加者全員の集合写真!







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