「タイムスリップしてない?」ドイツ・ローテンブルクで中世に迷い込んだ話
もう5年くらい前になりますが、ドイツ語が必修だった大学生のわたしは、実力試しにドイツへ行くことにしました(ただの旅)。
今回は、そのときに寄ったローテンブルクという街で、中世に迷い込んでしまった話を書こうと思います。
まず、こちらがローテンブルクの町並み。ご覧の通り、とってもメルヘンチック。まるでおとぎ話の中の世界。町全体がこんな感じでかわいいのです。ん~~~最高!
電車でミュンヘンからだと3時間半、フランクフルトからだと2時間半で行けます。
【ドイツ豆知識】ドイツの駅には改札がない!
ここでひとつ、ドイツ豆知識。ドイツの駅には、改札がありません!なので、切符を買ったらそのまま電車に乗り、車内で切符をチェックされることになります。
(なんだかタダ乗りできちゃいそうですが、ぜったいにしないように~!罰金がありますっ!)
それではローテンブルクの様子をご紹介~!
ドアに刺繍ベスト?かわいい~。
わんちゃんもお洒落。
ふてくされてたお嬢ちゃんもお洒落。
よく見て。ビールのジョッキ、デカい。
デカい。
看板までかわいい…。
おや?
おやおや…?
様子がおかしいぞ…?
あれれ…?
可愛いけどナニコレ…?
???
ここは…もしや…
中世ヨーロッパ…?
え…タイムスリップしてない!?!?!?!?
…
…
…のではなく、どうやらわたしはたまたまマイスタートゥルンクというお祭りの日に、ローテンブルクへ来ていたようです(本当に知らなかった)。だから市民のみなさま、こんな格好でお外を歩いていたそう。
それにしても完成度高くないですか。完璧に中世。すごくないですか、わくわくしませんか。
「マイスタートゥルンク」とは?
マイスタートゥルンクとは、17世紀のカトリックとプロテスタントによる「30年戦争」の出来事に由来しているお祭り。
30年戦争でローテンブルクは3日で陥落してしまい、街が焼き払われることになったそうです…ピンチ!(誰か止めて…!)
そんなときに、相手皇帝軍を地元の特産品であるワインでもてなしたところ、気に入った皇帝軍の司令官が「3ℓ以上ある大盃を一気飲みできる者がいれば街を助けよう!」と提案したそうです。(チャンス!)
これに挑んだローテンブルクの市長は大盃を飲み干し、町を救ったとのこと!お見事!
これをお祝いする意味で生まれたのがマイスタートゥルンク。この日の出来事を再現しているらしいですよ!
ちなみに「マイスタートゥルンク」というお祭り名は、「ビュルガーマイスター(市長)」と「トゥルンク(飲酒)」を組み合わせて作られた造語なんですって。かわいい!
お祭りは年1度行われていて、毎年日程が異なるようです。わたしが行ったのは9月でしたが、2021年は5月開催とのこと。
超キュート!テディベア・クリスマス専門店もあるよ
ローテンブルクにはこんなお店もあります。
入り口に巨大クマちゃん!
こちらはテディベア専門店。世界で最初にテディベアを作ったのは、ドイツの会社だったそうです。
お店にはテディベアグッズが溢れていて、目がハートになりっぱなし。。
そしてローテンブルクには、クリスマス専門店(ケーテ・ウォルファルト)もあります。季節問わず1年中営業。クリスマス用のオーナメントなど、さまざまなクリスマスグッズが買えます!
店内にある大きなピカピカクリスマスツリーを見たら、春でも夏でも気分は一気にクリスマス…!本当にかわいくて、失神一歩手前。
ケーキにはたっぷりのクリームを添えて
そしてドイツで忘れちゃいけないのが、これ。
ケーキですよ、ケーキ!ケーキがとてつもなく美味しいです。
有料ですが、たっぷりのクリームを添えてもらうのがおすすめ!!クリームがあっさりしていて食べやすいの。。ローテンブルクのカフェで食べたこのケーキ、特においしかった。
クッキーやパンも美味しそうね。
いかがでしょうか、かわいいでしょう、ローテンブルク。
マイスタートゥルンクの日に訪れて、中世に迷い込んでみるの、おすすめですよ!
最後におまけ。お土産の話。
【おまけ】お土産もかわいいドイツ!
こちらはわたしがドイツで買ったお土産たち(ロンドンで買った物も混ざっているかも…)。
ドイツは雑貨も本当にかわいい。なんかさっきから「かわいい」しか言ってないけど、「かわいい」がぴったり当てはまっちゃうのがドイツ。
わたしはポストカードやトートバッグ中心に、たくさんのカワイ子ちゃんたちを連れて帰りました。
みなさまのいつかの旅の参考になればうれしいです〜!それでは!
― 書いてる人のプロフィール ―
果歩です。モデルをやっています。
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