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無駄な会話と質の高い雑談。リアルな体験からの学び。
みなさんは、自分が生業として行なっている他社のサービスを受けることはあるだろうか?
例えば
・エステ・整体・セラピスト→他の店舗
・WEB系サービス→他社サービス
・飲食系や美容関係→他社の店舗 など
自己研鑽も兼ねて、私は同業のサービスを「顧客」として受けに行くことがある。
例えばリラクゼーションサロンとか、エステとか、姿勢矯正サロンとか・・・
(ありがたいことに、たまーに招待していただくこともあるのだが、それだと意味がないので、きちんとお金を払ってサービスを受けさせていただく。)
前までは、「理学療法士です」と言うと、「え、やりずら・・・」的な感じになってしまうので、あえて言わなかったのだが、
・知っていることの説明にかける時間がもったいない
・どうせなら、現場の人の本音が知りたい
という感じで動いてみたら見える世界が変わってきたので、今日はそのことについて。
『意味のない会話』が苦痛である
これまで、何度も直面してきた
「意味のない会話」の時間
理学療法士である私が、エステや整体などの店舗に顧客として訪れると、どうしても避けられないものの一つに「すでに熟知している内容を再度説明されること」という時間が一定数ある。
いや、ただの一般人として行っているのだから、丁寧に説明していただけるのはありがたいことなのだけれど・・・
何度も勉強と実践を繰り返した解剖学の知識や基本的な理論を再度聞かされるのは、正直苦痛である。
熱心に聞いているふりをするのも疲れるし、適当に相槌を打ってなんとかやり過ごしてきた。
しかし、そろそろこれを打開しようと、先日訪れた美容サロンで「正体を明かしてみる」ことにした。
理学療法士として働いていること
これまでの経験や、今働いている美容サロンの話など
すると、驚くべきことに、会話の質が一変しだしたのだ。
正体を明かすと一転する会話の質
先日訪れたのは、30代女性が個人で切り盛りしている美容サロン。
ホットペッパービューティーの口コミは5.0と完全なる高評価。写真から伝わる内装のセンスからは、結構お金をかけていることもわかる。しかもスタッフの方はきれいで、いい感じの年齢の重ね方をしている。
これだけ聞くと、同じ女性の方は気になることが出てくるのではないか・・・?
私が知りたかったのは
個人サロンとしての経営の実態や、家事・育児の両立
お客様の満足のための工夫など
地域のサロンとしてやっていく上での課題感
最近の美容サロンでのトレンドと実態
夫婦関係問題(既婚者なら)
働き世代のセルフケアの話・・・など
もちろん、サービスを受けに行っている以上、そのサービスはちゃんと集中して受けている。
そもそも、
「どんな触れ方をされたらいやか?」
「自分のやり方に固執してしまっていないか?」
を見直すためにわざわざ出向いているのである・・・!
しかし、私が「この人のここが聞きたい・・・!」と思ったことは、実は相手も同じことを思っていることが多い。
施術を受けながら(なんせ120分もあるのだから)、寝てしまうよりは現場で働く同じ同士として意見交換ができる。
こんな有益な時間は他にあるだろうか・・・?
なんのための時間なのか?
こう言ったことができるのは、同業のサービスで働くからこその特権なのだと思う。
(その領域について無知だったら、集中してサービスを受けることになる)
もちろん、サービスを受けるための対価を払っているのだから、相手の容認があることが大前提なのであるが。
これも含めて、私はお店選びなども結構悩んで決めている。
競合相手となってしまうと相手を嫌な感情にしてしまうので、あくまで同業でありながらフィールドが違う、でも自分が体験できないことをしている相手。
しかし、話してみると、そこまで小難しいことは考えずに、首をブンブン振りながら共感できる話が多いのである。
個人で働くからこそ、見えなくなることが多い。しかし、正体を明かすことで本来は意味のない会話ばかりが飛び交ってしまう場も驚くほど変わるのである。
同業のサービスを受けるのも、良いな
と思った話でした^^
では、また!
最後まで読んでくださりありがとうございます^^! こんな感じでダイエット・美容からキャリアの話まで、ちょっとためになるようなお話をお伝えしていますので、また読みに来てくださいね❣️