4月21日 食べることについて

おはようございます。
基本的に不眠症の私ですがようやっと楽な生活リズムが見つかってきました。
4:00に起床。1時間程ボーッとして作業に移る。 7~8:00に朝ごはん。筋トレ素振りをしてあとは時の流れに身を任せその日のスケジュール通り過ごします。で、24:00~2:00くらいに就寝。

あ、最近は食事瞑想にハマってます。今まで独り暮らしを始めてから一人飯が寂しいのでYouTubeで「やかましいインド人がカレーを作る動画」を見ながら食べたり、イマジナリー家族で食卓を囲んだりもしていました。しかし結局それによって孤独を紛らすことができていたのかもわからなくなり、かえって虚しいばかりな気もしてきました。
彼氏も同居できる友人もペットもいない、食事を前に浮かんでくるのは虚無の二文字。もういっそのことその孤独を飯にぶつけてやろうと思って行き着いた先が食事瞑想です。

やり方あってるかどうかはわかりませんが、これによってなんとなく生活リズムが整い寂しさもなくなりはしないが受け入れられるようになったし、腹もあんまり減らないからいつか痩せるのではと思うし、いや知らんけど。とにかく独居沈鬱生活を送る悲しき引きこもりオタニートにはおすすめしたいのでやり方を紹介します。

めちゃくちゃ自己流でハードルを下げまくってますのでご了承下さい。


まず飯を用意します。何でも良いです。自炊でも、コンビニ弁当でも、カップ麺でも。だけど品目は多い方が良いと思います。時間さえあれば一時間くらいかけて食べるので丼ものや菓子パンだと飽きます。
汁物や固形のもの、色や温度も色々あるといいでしょう。
私は味音痴で味覚が死んでいるため(コロナが流行る前からなのでコロナウイルス感染による症状ではないです)美味しくても不味くてもどっちでも良いのですが、味も飽きる可能性があるので単調ではなく変化があった方が良いです。

そして用意した飯を観察します。視力が悪い場合はコンタクトや眼鏡をつけて観察しましょう。なめるように、谷崎潤一郎になりきって、米粒の柔らかさや野菜の繊維、なめたけのてらてら具合を官能的に描写しましょう。味を想像してみたり、匂いをかいだり、温度を感じたりしましょう。
箸をもってつついてみて、質感を確かめましょう。箸で掴み上げます。口に運びたい衝動を10秒ほど我慢し、目前で再度観察します。形状、温度、匂い、質感を記憶したら口内へ運びます。

全神経を口の中に集中させ、舌でほぐしてみたり、口内の色んなところに食べ物を当ててみて変化があるか試してみます。ゆっくり噛んで唾液と混ぜ、ペースト状になったら飲み込みます。そして食道を通っていくのを感じます。

という作業を繰り返します。食べ物以外への興味は一切シャットアウトします。

1日1回で十分です。以上。


まともな生活をしている人にはこんなの必要ないですが、鬱や摂食障害で食べるのが下手くそな人はやってみてはと思います。私も鬱と摂食障害やってましたが、だからと言って今それで苦しんでいる人の気持ちがわかるというわけじゃないのでなんとも言えませんが、今僕は少し楽だよと伝えたかった。

食べるのが怖ければ食べ物のと向き合う。
寝るのが怖ければ睡眠と向き合う。

この2つは最低限生きることに必要だから、代えが利かないので向き合うしかなかった。
それに加え私は息するのも下手くそだから何とかしたい。

わたしも少しずつ生き物らしさを取り戻していきたいです。

別に、病みアピールをしたかったわけじゃないんだが今日はこんな感じになってしまった…
鬱ってたぶんやけど、生き物として道を踏み外しかけたときの自然現象だからそんな皆可哀想がったり無下にしたり色々理由つけて誰かのせいや過去のせいにしないで木とか風みたいに扱えないもんかなぁと思う。


以上。