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「陰山ねう」プロジェクト ひっそりと始動──【改訂版】

はじめに

こんにちは。この記事では「陰山ねう」の簡単な自己紹介から決意表明のようなことまでしています。初めましての方は、こちらからご一読頂ければ幸いです。

もの書きになったきっかけ

私がもの書きになったのは、十代後半のことでした。それまでの人生では、せいぜい小中学校の作文や読書感想文くらいでしか文章を書くことはありませんでしたし、もの書きになったと言っても、もちろんそれで何か対価を得ていたわけではありません。

当時のインターネットでは、個人がテキストサイトを持つことが主流でした。イラストや詩、小説、日記などを通じて、あらゆる人がその創作意欲をそれぞれのサイトにぶつけていた時代でした。

私は高校を休学中にインターネットを始め、不登校などの悩みを抱える人のためのコミュニティサイトに入り浸るようになります。元々自己主張が苦手で、いじめられがちな幼少期を過ごしていましたが、思春期に入ってからもその状況は変わらず、むしろ悪化。ついにはうつ状態に陥りました。

そんな私には、居場所が必要でした。インターネットを使えば、同じような境遇にあって、理解し合える仲間と出会えるのではないかと思ったわけです。

コミュニティサイトで出会ったみんなのテキストサイトを巡るようになり、自分も同じようなものをつくってみたいと思うようになった私は、すぐに行動に移ります。見よう見まねでつくっては直しを繰り返しながら、日記や詩を書くことに夢中になっていました。

自宅にひきこもりがちになっていた私は、自分の中にあるやり場のないモヤモヤを、詩という形式に落とし込んで吐き出すことがある種の快感となるようになりました。一般的な人生のレールの上を大きく外れてしまい、自分が何をしたいのかもわからなくなっていた当時の私には、そんな鬱屈した日々の思いを詩として書き上げることだけが、いつしかストレス発散のための手段となっていたのだと思います。

大人になってからの「詩」

時代は変わり、テキストサイトという文化が下火になっていった頃、私もまたそこに書くことはしないようになりました。しかし、場所を変えて書いてはいました。小説に挑戦してみたりもしましたが、すぐに挫折しました。

やがてインターネットに公開することに意味を感じなくなり、元々誰かに読んでもらうことよりも自己満足のために書いていたという側面が大きかったこともあって、スマートフォンのメモ帳に書き殴ることで完結するようになりました。私の詩は私以外の誰かの共感を得る機会さえ失くし、完全なるストレス発散のための道具となったのです。

これからnoteでやりたいこと

テキストサイトを運営していた頃から、約十五年ほどの月日が経っています。何故、今更になって再び人様に読んでもらうためにnoteで詩を公開するのか、自分でも明確な動機はわかりません。

前述の通り、私が詩を書くということは、自己満足であり、ストレス発散のための手段です。それでいいと思っていました。人様に読んでもらうほど、素晴らしいものを書いてなどいません。誰かに認めてもらうために、自分に嘘をつきたくもありません。

ですが、それでもありのままの私の作品を認めてくれる人はいるのではないでしょうか。私の作品が何かのきっかけに繋がることもあるのではないでしょうか。もしそんなことが起こったとしたら、それはとても幸福なことなのではないでしょうか。多分、諦めたくないのだと思います。自分自身を認めてやることを。

さいごに

長々と書いてしまいましたが、当面は詩の投稿を中心に活動していく予定です。その中で、他にやりたいことも沢山出てくると思います。様々な創作意欲を「陰山ねう」にぶつけます。フォローやスキ、コメントなどで応援して頂ければ幸いです。よろしくお願いします。

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