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Wandering Wall Band

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Wandering Wall Band 訳すと「彷徨える壁 バンド」です。「自分でバンドを持っていたのですが、ボーカルと喧嘩して、ドラムの奴も、ボーカルの肩を持って。その顛末です。
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2021年6月の記事一覧

右衛門さんの、近況

 東京FMのビルの脇の路地で、右衛門カメラマンをピックアップした。 「いやあ、会場がダメで…

人生を賭けた〝チキン・レース!〟

 30代後半のベーシストの友人の近況。 「最近は、ベースの音作りにハマってて……」 「D T …

Rockは生き様、5人の男たち

 私の音楽を根底で支えている人格に、影響を及ぼした5人の男たちを紹介したい。  一番目は…

夢中になって追いかけた音

 自分の歌声を掴みたくて、音大の声楽科を出た先生の所に、しばらく通った。レッスンは、先生…

ダブリング・ボーカル

 曲ができて1週間ほどで、DTMでカラオケのアレンジも完成した。その音源と譜面をボーカルの女…

ヒット曲の秘訣は、質か量か?

 短編小説を書き上げて、懸賞小説に応募した。その時、ある女性に、 「日常のことを書き綴っ…

コバルト・ブルーの湖に魅せられて

「長編小説は、この作品は俺が書かなければ誰が書く、という使命感がないと、書き終えることは難しい」  時代小説家の葉室麟が、「募集に寄せて」という欄に寄せた文章だ。この一言を頼りに、長編の小説を書き終えることができた。まさに、私にとっての創作活動の支えである。  今、2本目となる長編の歴史小説に取り掛っている。やはり、案の定、風呂敷を広げすぎて、座礁してしまっている。この岩礁地帯から、どうやったら抜け出せるのか、日々悶々としながら暮らしている。  二十代前半、砂漠の中にあるコバ

若い人に、うける曲を作れ!

 年齢はアラカンなのだが、自分の小さな文章で、身近な周囲の人の心が動いているのを感じたこ…

ボーカルと喧嘩して、バンド解散!

 バンドなんて、簡単簡単、と思っていた。そんな僕に友人は、 「バンド、大変だよ。ボーカル…