カゲロウ

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私事情と、ブラックスーツについて

軽々しく投稿をしなくなってから、どれだけ経ったのでしょうか。 気軽に編集や、画角にこだわる事なく投稿する事が出来なくなって行き、挙句の果てに自分の「好」や「思」を人の目に、それも半自動的に入れる事に"怯え"が生じていたのです。 人の目を潤す物は完璧で、華やかで、情緒のある物だけであると、勝手に思考ロックしていたのがその訳です。インスタグラマーや、インフルエンサーなるものが多く、比較対象が増えた故の怯えです。 そうして、人に迷惑を掛けないよう、お目汚しにならぬよう、自分に

    • Convenience cycle

      それなりに幸せに生きてきて暫く経ったが、 上手く生きるために自分に不都合なものは消去していく癖がより加速してきた。 今となって恥ずかしい写真、文章、動画は、ことごとく消してしまい、現時点で残っているものよりも多くを無くしてしまっている。 自信を無くしてしまう事が多くなって、何かを見失ってしまうこのサイクルはきっと、 積み上げた物を、いとも簡単にゼロにしてしまうシステムが当たり前になってる贅沢に依存してるからだ。 どうしようも無い幼い頃の自分を見つけられるのが怖くて、隠

      • 過去のチャンネル登録を見返した日。

        本日は溜めに溜めた出品作業をしてました。 適当にYouTubeを開いて、BGMをポチったら、大石昌良さんの生配信のアーカイブでした。 彼は本当にギター上手いし、とてつもない努力家なんだなって思いました。 毎日ギャロップ奏法は練習しないと、下手になるらしい。 プロのアーティストは常に宿題を積み重ねているようです。 そんなこんなで、出品が終わり、大石昌良さん繋がりでニコニコ動画系のを懐かしみつつ巡回していると、身に覚えの無いチャンネル名を登録してある事に気づいたんですね。

        • お金のあれこれ

          少しずつ、大人になっているのかも知れない。 理由や根拠、大人の定義とかは甚だ無いに等しいんですが、そんな気がします。 収入が増えて来た今だからこそ、何かにお金を使う。貯金は自己投資。 キャッシュフローを考えだすようになって、後先の利益について考え出したのが、なんかもう新たな自分過ぎて驚いている。 積み立てNISAとか、確定申告とか、ポイント還元率とか、ふるさと納税がとか、日本の義務教育はもう少し有意義になっても良いよな…なんて思ってます。 ↑今調べたら2022年の高

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        私事情と、ブラックスーツについて

          尖った言葉を丸める職人

          自分の発したどれだけ尖った言葉でも、丸めて翻訳してくれる職人が欲しいよ〜! Me「うっせーうっせーうっせーわ!!(大声)」 The man「ご静聴してくださいますでしょうかご静聴してくださいますでしょうかご静聴してくださいますでしょうか?」(スンッ みたいな。 最近はちょっと家に居る事が増えて、言葉にしたく無い言葉がポッと出てくるようになってしまった。 臭いもの には 蓋 を した! しかし、蓋 が 割れて しまっている!▽ どこかの国の偉い人が、「口が悪い人ほ

          尖った言葉を丸める職人

          余白に生きる

          散々自分では牽制してきた"非人道的"で、堂々とその被害者として名乗りを上げていたあの行為を、いざ他の庭で垣間見るとすると、「まあ、色々あるもんな。仕方無いのかも知れないな。」 なんて、至ってシンプルにまとめてしまう自分の薄情さは、鈍い音を響かせ、心を今でも振盪させる。 苦しいくらいにどうしようも無い事なのかも知れませんが、メガンテ程の暴力性を持っているそれを、スッキリと飲み込めるわけが無かったのだ。 皆が皆幸せ話を右回りで10周ぐらいは回せるような、そんな場所が見つかる

          余白に生きる

          意外性っていう面白いやつ。

          1シーズン1アイテムしか展開しないUNIQLOがオープン! するとどうだろうか。 周りの人々は、何故そんなに1つに拘るのか、その1つの何処がそんなに良い物なのか、理由が気になって仕方がないと思う。 まあ絶対にそんな事をしないと思いますが、いざそんな戦略打ち出すと面白いですよね。 ボブサップが抱いてるダックスフントとか、卑弥呼が布教する悪魔教とか、チャラい雰囲気出しながらセーラームーンのグッズ集める大学生とか、ピアス15個ぐらい空いてるセンシティブな人とか、心の優しい大嘘

          意外性っていう面白いやつ。

          ほんとのほんと。

          怖がりな僕は大層頑丈な鎧をたくさん集めてきた。それはもう、貯金が擦り切れるぐらいに買ったはず。 当時は輝いて見えていた綺麗な物までも、売って、身なりを強く、格好良くしてきた。 理由は単純。コンプレックスを払拭してくれる唯一の第一印象に働きかける物だから。 モンスターハンターをやっていた時ですらもそうだった。武器よりも身を守る為の身支度を整えるのが先だった。 ゲームオーバーになることを恐れすぎていた。まず格好が良い自分があって、その先に強さを求めた。 強いモンスターに

          ほんとのほんと。

          彼の生きる言葉を拾った時、僕は何を思うのか

          最近、自分とは違う種類の苦難と必死に戦っている人を画面越しで見ている。 彼は昇華の表現が素敵だ。 到底敵わない程にかっこいい。 対して僕は写真を撮られるのはとても苦手だ。 理由は簡単で、隠している姿を撮られて、それがずっと残ってしまう。 あの人が歌うように、そのまま"古くなる"のが嫌なのだ。 だけれど、自分の存在出来る何かを見つけたいと思っている。 歳を重ねる毎に、どんどんと矛盾も大きくなっていく。 今まで自分の生活において、左手を表立って出すことは本当に避けてき

          彼の生きる言葉を拾った時、僕は何を思うのか

          分岐点手前での足踏み

          また時間が空いてしまったが、少しずつ自分をまとめていこうと思う。 こういった思いを文字に起こしていると、"話す"よりも時間は掛かってしまうが、"化粧をした自分"を見せることが出来る。 いつかの自分が書いたように、会話というのは瞬間。自分の言葉、私が相手に発した言葉は、取り消す事ができない。言葉によって、私は、数時間、数日間不甲斐なさを感じる事が多々あります。 しかしながらそれは、相手の表情があってこそ、相手からのレスポンスがあってこそ。 それが無ければ気付かないことも多

          分岐点手前での足踏み

          「明日会うから。」って、電話に出なかった結果。

          2020/7/14(月) 1秒後の選択で運命は分岐していく。 昨日、電話も折り返す事はしなかった。それが何よりも大きな後悔になると思っていなかった。 「次の日会いに行く予定だった」なんて言い訳は口に含んだ瞬間、角砂糖のように甘く、一瞬で溶けてしまう。 歩く速度は僕と同じくらいだったし、30分で三種類ぐらいのおかずを作っちゃうし、お風呂は15分ぐらいで上がる、74歳の範子(のりこ)おばちゃん。 超ド級のせっかちなおばちゃん。 一緒に蚤の市も行けなかったし、貸家のベラ

          「明日会うから。」って、電話に出なかった結果。

          画面で見る世界

          現実とは全く別の世界を生きる"1アカウント"を運用し、擬似体験する事は、大人がディズニーランドに行くようなものだと思っています。 大それたことではなく、夢に溢れた素敵な世界であることを再確認するため。それだけ。 それと同時に、世界のニュースも簡単に覗くことができるお節介なものでもある。 ストやデモなんて喜んで見たくもない。 そんなの、無くて暮らせていれば、なんて考えても現実がバーチャルと交差している以上途切れる事はない。 しかし多種多様な想いが、そこでは止まらず湧き続

          画面で見る世界

          果たしてそれは"汚れ"なのか?

          "汚れ"という言葉は、醜いことや汚いことを指す言葉として定着しています。 さて、どこまでが汚れで、どこまでがデザインなのでしょうか? このデニムジャケットはとあるゲオ系列の古着屋さんで購入した物です。 セールがかかっておりました。確か1300円+taxだったと記憶しております。 その値段の是非は汚れ有りとの事だった。 それ以上もそれ以下も話す事の無いお店なのは百も承知なのですが、汚れ有りという一言で値下げに踏み切り、セールに掛けられる。 このペンキが何故このような着

          果たしてそれは"汚れ"なのか?

          好き嫌いを発信すること

           先日とある友人とお話しする機会がありました。なにやら、この超ド級のヘンテコなnoteを「面白い!」って言ってくれまして。 そこで湧き上がる感情が2つありました。 ①めちゃくちゃ嬉しい!という気持ち ②不思議な気持ち です。 ①について妄想を繰り広げた頭の中や、ただただ好きな言葉を羅列する事を良いと言って頂ける事は、何よりも自らを奮い立たせられる。自己承認が出来る。 やはり、自分の好き、もしくは熱中している物事を"良い"と言ってもらえる程嬉しい事は無いんじゃないでし

          好き嫌いを発信すること

          独裁者

          「気になった」 ただそれだけでした。 喜劇王という異名を持つ彼を"面白半分"で観るのは、ある意味正解だったかも知れない。 というか、大半の方は僕と同じ心持ちで、初見するのではないだろうか。 23年間生きてきた中で、彼の精細さなんて知る由もなかったのです。 ただ、「喜劇王チャップリン」という壮大で短いワードに引き寄せられただけで、こんなにも大打撃を受けるなんて思ってもみなかった。 なぜこんな心持ちになるのか。日を跨いだ今でもよくわかっていない。これは足枷を引きずり歩いてい

          自分の本音

          これについて皆さんはどのように思い、伝えるのでしょうか。 例として、「これ可愛く(格好良く)ないですか?」や、「あの人かっこいい(可愛い)ですよね!」などがよく挙がるワードではないでしょうか。 全員が同じ物差しを持ち合わせていれば、言葉に詰まることなく同調する事は可能なのでしょうが、やはり難しい場面が大半では無いでしょうか。 時として人は、嘘をついたり演技をする事を美徳とします。 「ご機嫌取り」をする自分を出せる相手と出せない相手って居ませんでしょうか。それか、この人に

          自分の本音