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自炊するとしないの間を埋める「〜するだけ食品」

最近スーパーに行くと、「とり肉と一緒に煮込むだけ」とか、「かけるだけ(焼くだけ)で」など、食材と一緒に「〇〇するだけで」一品完成できちゃう調味料が多く目に留まるようになった。
 
たとえば、ナポリタン。普通は


・ベーコン(もしくはソーセージ)にピーマン、玉ねぎを炒め、
・茹でたスパゲッティーを入れ、
・最後にケチャップをかけて、バターをと絡めて完成


という工程だ。
 
それが、下記の商品を使えば、茹でたスパゲッティーと和えるだけで、美味しいナポリタンができちゃうのだ。具材も何もいらない。まさにこれ一本だけで、である。
 

 https://www.nisshin-seifun-welna.com/index/products/4902110367348.html


下記の商品なんて、豆腐を入れてレンジでチンするだけで、美味しい麻婆豆腐ができちゃう。袋の中に豆腐以外の具材が全部入っているので、もはや鍋すら不要である。
 
 
https://www.marumiya.co.jp/cms/web/viewitem/4550/1

個人的に一番衝撃的だった「するだけ食品」
もはや水すら準備不要である

その他にもいろいろ…

忙しい時の食事や、もう一品欲しいなという時に、素早く手軽に作れるのもありがたい。
 
意外と一品だけとか、今日だけこれが食べたいとかの場合、どうしても調味料や食材が余ってしまいがち。そんな時にこれらを使えば、そんなことにもならない。(独り身としてこれは非常に重要なことである)
 
このように食材だけ用意すれば、あとは何もいらないという、調味料や料理の素は、ものぐさな性格の自分にとって、とても便利でありがたい存在だ。
 
「別に出来合の弁当や冷凍食品でよくない?」
「そこまでやるなら、肉や豆腐も全部最初から入れとけばいいじゃん」
 
そう言った声も聞こえてくる。
でも、これは実際に普段作っていると感じることだけど、やっぱり自分で作るという行為そのものが、ただ食事するという行為以上に重要になる時があったりする。
 
たしかに、既成の惣菜や、全部入った冷凍食品であっても、食べるという行為そのものには変わりはない。
 
でも、それでも自分で手を動かして作った方が、なんとなく、こう充実感があるのだ。
「豆腐を入れる」「肉を焼く」「パスタと和える」たったそれだけの小さなワンアクションで、自分の心が満たされる。
 
そしてそれがいつしか自己肯定感へつながり、もっと大きいことへと繋がっていく。
 
自炊、する派?しない派?の2択はよく聞かれるけど、これら「だけ食品」は、そんな2択の間を埋める物だと思う。
 
そして、自炊するしないの間の選択肢は、とても優しい選択肢である

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