四行詩集 科学詩について
「いのちの不思議」尋ねつつ 生き永らえて四行詩
新人 詩人 化石人 苦心惨憺 備長炭
学生時代は生物学や生態学に親しみ、「いのち」の様々な場面に出くわした。新聞社では事件記者、科学記者、医療記者として事件・事故や治療の現場に立ち会い、動物や人間の生と死を見つめてきた。また医学雑誌の編集者として熱心な意思や医科学研究者に教えを請い、救命救急医たちの奮闘にも触れさせていただいた。
それに先立つ小学生時代の足かけ五年間はもろに第二次大戦期と重なり、米軍機の空爆下を逃げ惑い、戦