見出し画像

2 生きているから変化する -進化-④

 堆積層

海底・湖底に土砂たまり
堆積岩たいせきがんが出来るとき
生物体が挟まれば
化石となって残される
 

 地表へ隆起

地表近くへ隆起した
古い海底地層なら
地質学者に聞けばよい
かくて始まる化石学

 古生代

今から五億年むかし
海で栄えた三葉虫さんようちゅう
エビやフナムシ・シャコに似て
甲羅こうらかぶって底をはう

 サイズ制限

甲羅があれば丸まって
身を守るには便利でも
脱皮の回数限られて
成長遅々と進まない
 

 脊椎動物

それから二億年ののち
体支える軸として
脊椎せきついをもつ魚類の世
やっと外れたサイズ枠

 肺呼吸

カエルのように呼吸器を
エラから肺に切り替える
両生類の時代へて
陸はい回る爬虫類はちゅうるい

 中生代

二億三千万年前
小型トカゲが進化して
可憐かれんな恐竜現れる
初めはどれも草食性

 ジュラ紀

やがて姿も大きさも
様々な種が登場し
肉食竜も加わって
森や湿地は大混雑



三葉虫… 古生代を代表する節足動物。ムカデのように多くの体節からなり、それぞれに一対の脚がある。
脱皮… 昆虫などが成長するとき、古い表皮を脱ぎ捨てること。
脊椎動物… 体の中軸として背骨をもつ動物。
両生類… 子ども時代はエラで、変態後は肺で呼吸する動物。カエルやイモリなど。
爬虫類… 地上をはい回る動物。全身を覆う硬い表皮が体の感想を防ぐ。カメ、ワニ、トカゲ、ヘビなど。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?