2022年4月9日開催のノースカロライナ州セルマでのドナルド・トランプ演説

先週にさらに引き続き、2022年4月9日に45代米国大統領のドナルド・トランプがノースカロライナ州セルマで演説を行った。

トランプ氏は現在も精力的に演説を続けており、米国で根強い支持を得ているにも関わらず、殆どのアメリカのメインメディアはトランプ氏の演説の事を相変わらず伝えない。
現在、アメリカはバイデン政権を中心としたリベラル派に国を破壊されており、それと戦うトランプを支持する保守派を中心に、リベラル派からも強い支持を得ているのだ。
アメリカにおける保守派の戦いは、日本にも通じるため、今回の演説の概要についても簡単にお伝えしたい。

ノースカロライナ州は家具などのモノづくりの州であり、自国産業が重要な国であることに留意されたい。
今回も演説で特に強調された部分を中心に記載させていただく。
重なる部分、彼が常に発信するメッセージについては、下記の記事を参照されたい。
2022年3月12日開催サウス・カロライナでのドナルド・トランプ演説|KAZU@AQUOIBONISTE|note
2022年3月26日開催ジョージア州コマースでのドナルド・トランプ演説|KAZU@AQUOIBONISTE|note
2022年4月2日開催ミシガン州ワシントンでのドナルド・トランプ演説|KAZU@AQUOIBONISTE|note
米国の現状についての分析|KAZU@AQUOIBONISTE|note


「バイデン政権は本当にアメリカをめちゃくちゃにし続けている。
アメリカの国境は不法に開放されていて、MS13やギャング、犯罪者を全く取り締まらずに国に入国させており、共和党系の赤い州にバスで送り込んできている。
これらの不法入国者をバスに乗せてワシントンに送り返した!

一体、誰がこの国を守ってくれるんだ?
バイデンにはもう、おさらばしてもらおう。
誰に大統領になってほしい?
(すると観衆より『We want Trump!(トランプが必要だ!)』の大合唱)

きみらは何回くらいトランプラリー演説に来ているんだ?
(前の方にいる人に話しかける)
75回だって?!うれしいけど・・・旦那には秘密にしといたほうがいいよ

バイデンはグリーンディール政策を掲げているが、風車のエネルギー効率は悪いし、景観は悪くなるし、鳥をたくさん殺すし、何が環境にいいんだ?
新しいグリーンディールを掲げているが、一体どこに新しい風車を作ってるんだ?

不正選挙はもう許さない。
投票日に投票所でだけ、投票を許可する方式に戻す。
2020年の選挙の時、郵送投票は一体、何通送られてきた?
(ここで観衆が、「2通!」とか「4通」とか「7通」などと回答)
4通!6通!え、7通だって?!酷いな。
もう、こんなことを許してはならないのだ。

(演説中に汽車の汽笛が鳴る)
なんて美しい響きだ!(観衆大歓声)
汽車も応援に来てくれた、なんてうれしいことだ!(観衆大歓声)

オバマ政権とバイデン政権はアメリカの国内産業を破壊して外国製品を輸入することで、利権を得たのだ。
このような賄賂政治を許してはならない。
アメリカの国内産業を取り戻そう!
ノースカロライナの国内産業を復活させなければならない。

バイデン政権による、公的資金による人種差別教育を止めさせなければならない。
極左のやつらによる共産主義そのものの教育をやめさせ、愛国教育を取り戻す。

美しいホワイトハウスを取り戻さなければならない。
現在の泥まみれで腐敗したホワイトハウスをきれいにしなければならない。
破壊された国境を取り戻さなければならない。
バイデンによって破壊された国を取り戻さなければならない。

急進的リベラルによって破壊されたアメリカを取り戻す。
アメリカはあなたたちのものなのだから、取り戻さなければならないのだ。

我々はアメリカを再び、パワフルに、豊かに、強く、誇り高く、安全な国にしよう!
我々はアメリカを再び偉大な国にしよう!
(We make America Great Again!=MAGA)」

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