人間社会と日本:転-02
ー 人間社会と日本:転-02
先の考察で新しい視点として「歴史の見直し(事実の屹立)」を提示したのは、現在の人間社会の動きの説明としてそうしたものを介在させることで、時間軸の流れを意識して此処から先の人間社会の展開の「見通し」を良くすることに繋がると考えるからである。何故なら、巨大化し複雑化した現代の人間社会では、何故か適切なジャーナリズム(*0)の存在が難しくなってきており、人々が「現実の状況」を的確に判断出来なくなってきているのではないかと推察する。そうした状況では「素