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日々読みバックナンバー

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「日々を読むように記していく」ことを目的に書いていく 2022年10月29日から始めた1週間ごとの日記です。 大抵のことは忘れてしまうので、日記を書きます。 その日に起きたこと、…
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2023年3月の記事一覧

日々読み #21

日々読み #21

3/20 晴れ

僕は写真を撮ることの難しさのひとつに、写真を撮る前の相手との関係性というものがあると思っている。

写真には人はどうしても表情や距離感、場所、姿勢、あらゆるところに撮ってもらう人との関係性が写り込む。
僕が妻の表情を撮るのと僕ではない誰かが撮るのでは撮れるものががらりと変わるだろう。
そして撮った写真を見てどんな人がどんな気持ちでシャッターを切ったのだろうとわかったり、想像できた

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日々読み #20

日々読み #20

3/12 晴れ

旅行から帰ってきて初めての朝だ。
今回は2泊3日だったけれど、とっても内容が濃かった。昨夜は充実感と疲労感が同時にあって、布団に横になった途端、強烈な眠気が襲って意識を失うように眠った。意識よりも体が自分の住まいに戻ってきたんだと実感したようだ。
深い眠りのまま、一息で目が覚めた。

旅先では枕が合わなかったり、毛布が少しけばけばしていたことがいちいち気になって眠りが浅かったのに

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日々読み #19

日々読み #19

3/6 晴れ

自分が好きな街の共通項として、大きな木がそのまま残されているというのが結構なウェイトを占めているということに気がついた。

そのことを妻に話したら「複雑なものを複雑なまま受け入れたり、肯定することは豊かなことなのかもしれないね。」と返してくれた。

それ以来、考えている。

僕がよく出会う複雑性はやはり訪問看護がはじめに思いつく。

その人らしい生活というのは複雑で、面倒くさいもの

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日々読み #18

日々読み #18

2/27 晴れ

今日は完全に春みたいな一日だった。
街の木々たちはピンクに色付き、少しずつ花が膨らみ
はじめている。

河津桜のピンクと菜の花の黄色とのコントラストがすごく綺麗だ。
朝の陽射しも冬の頃と比べると着実に強くなってきていて、光と影のコントラストも際立ち始めている。

気温も日陰に入ればひんやりするけれど、太陽の光でじんわりと暖かい。風は優しくそよいで、ずっと外にいたいとさえ思うほどだ

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