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過呼吸の処方箋

ストレスや不安がもくもく出てくると、わたしは過呼吸になるみたいです。

中学校の教員をしているのですが、教室に入れなくなったあの日、最初の症状は過呼吸でした。
呼吸の仕方を忘れちゃって、吸っても吐いてもしんどくて、呼吸困難で死んじゃうんじゃないか…と本気で思いました。

ついこの間も突然過呼吸ぎみになりました。
本来だったら「過呼吸だ…ああどうにかしなきゃ」と焦るところなのですが、
最近は焦ったり自分を責めたところで悪化するだけだなと思って
「おっ、シメたぞ。この機会に特効薬になりそうなものをいろいろ試してみるか!」くらいのマインドでいられるようになりました。笑

というわけで、この機会に何が効果的なのかアレコレ試してみた結果を書き残しておこうと思います…😌




今回の過呼吸の処方箋
効果的なものから◎→○→△→×でバーっと書きます!読みにくいかも…😭


◎うつ伏せで寝る

あお向けよりも楽な気がしました。
夜寝る時もうつ伏せで寝たら寝れました!


◎noteを書く(読む)

今日は電車に乗ってたので、音楽を聴きながらnoteを書いて気を紛らせました。
これがそのとき書いた記事です。
読むより書く方がより気が紛れるかも。
あまりにnoteに集中できたおかげで降りるべき駅で降りれず乗りすごしました。笑


◎ひとり言をいう

「なんだい過呼吸、また出てきたのかい〜。もう〜わたしのこと好きだなぁ〜このやろう❤️」

「こんだけ自分で対策してても過呼吸になるんだから、もうわたしがどうにかできる範疇を超えているのだ。薬よ、もっと働け」

「えーどうする!?何をお守りにしよっかな!?おもしろい本と〜、あ、Switchも持ってこ!あとは〜コンビニでシュークリーム買っちゃお!」

過呼吸は友達、わたしのせいじゃない、過呼吸に会えてラッキー!な精神安定剤とご褒美を考えるなど…そしてそれを全部言葉にします。

「やばい、どうしよう」は不安増幅の麻薬なので封印します…笑


◎人に頼る

周りに頼れる人がいれば背中をさすってもらったり、落ち着くまでただそばにいてもらったりしてもらいました。あったかい手は安心します…☺️


◎電車をやめてタクシー移動にしちゃう

「電車が嫌ならタクシーで行けばいいよね!」という感じで、移動に心配があれば、あらかじめ選択肢や逃げ道を増やしておきます。

ちなみに、わたしが先日「心療内科にタクシーで行くと1万円かかる…」としぶっていたら、

「え!?飲み会とカラオケ行ったらそんなもんだよ!タクシーで行けばいいじゃん!
もしタクシーで行かなかったら…
罰として、おまんじゅう1万円分だからね!!」
と言ってくれた人がいました。
すごい救われました。

おかげで電車に乗れました。
(罰でおまんじゅう1万円分を受けることになるのだろうか…)


◎セブンのスムージー(なければ冷たい水&ストロー)

冷たいものを飲んで、食道を通過している様を観察します。
アイスでもいいのですが、セブンのスムージーはその場で作ってくれる「自分を大事にしてる感」があります。
そして全部飲み終わった後、息をすぅっと吸って、ストローにゆっくりふぅ〜〜〜〜って吐くのも効果的でした✨



○コンビニスイーツ(生クリームもりもりがおすすめ)

自分が大事にされてる感があるのと、甘いものを脳にぶちこむと効いてる気がします。
どれを買えばいいか迷うのも負担なので、
「生クリームもりもりのやつ、それがなければ一番高いやつ」とあらかじめ決めておいてます。
ここでケチらないのが大事!たぶん!


○飴、ミルキー、キャラメル

長時間使って気を逸らせそうなら飴
短時間でどうにかしないといけないときはミルキーとかキャラメルとか、すぐ溶けるやつで応急処置しました。


○音楽を聴く、できれば歌う

音楽を聴くのはいい気分転換になるけど、さらに効果的なのは「声に出して歌っちゃう」だと思いました。
好きな音楽を大音量で聴きながら歌うと、歌手みたいな気分になれます。
歌ってる間は息を吐いているから、吸う時間よりも長く息を吐けます。
外にいてどうしても声が出せない場合は、マスクをして息を吐きながら口だけ動かしてみました。満員電車じゃ無理だけど…笑
歩いてるときや自転車のときならいける!


○ピアノやギターを弾く

弾いている間は集中するので、過呼吸を忘れて気をそらせることができます。
でも楽器が手元にないとできないかな…


△湯船につかる

のぼせてしんどい…笑
でも、何も見なくても歌える歌をゆっく〜〜〜りのテンポで歌うのはよかったです!


×チャリを漕ぐ、散歩する

気分転換になるかと思ったけど、逆に酸欠になってつらかったです…笑




実験結果は自分のためにも、今後出会うかもしれないこどもたちにも使えるかもしれません。
だから症状が出ること自体悪いことじゃない、むしろ活かせるんじゃないかなぁと思います。

というのも、せんせいをしていたとき、たびたび過呼吸を起こしてしまう生徒に対して「甘え」だという先生がいて、それがすごく悲しかったんです。

わたしのクラスにも過呼吸になる生徒がいました。
発作が起きた時、背中をさすって一緒に隣で呼吸してあげたりしました。
でも、わたしが実際に体験して特効薬の手数を増やしておけば、より早く楽にしてあげられるかもしれないし、自分で解決する方法を教えてあげることもできます。

過呼吸を経験したわたしだから、甘えなんかじゃないことは痛いほどわかります。
不安で押しつぶされそうになっていても、生きようとしているから、不安に負けたくないから、必死で息をしているんです。

経験したからこそ気持ちがわかる、対処法を知っている、本当の意味で味方になれる、自信を持って救いの手を差し伸べられる。
わたしが休職中に体験したこと全部、学校にとっても社会にとっても必要な経験値になると思います。

だから今日も、これからも、うつやら過呼吸やらが顔を出しても、ぽてぽて飼い慣らす方法を探っていけるマインドを持ち続けたいです😌


また文がながい…😭
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます!



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