うつの処方箋*動画視聴〜うつレベル50のとき〜
こころの処方箋、「動画をしこたまみる」の続きです。
前回「うつレベルが100のときのおすすめ動画」を記事にしました。
今回は比較的元気な時、もしくはうつの前兆を予知した時に勇気をくれる作品を集めました。
ご参考になればぜひ!
うつレベル50、暗い心にも寄り添ってくれる作品
忘却バッテリー
今放送中のアニメです。
野球のピッチャー・キャッチャーとして最強のバッテリーを組んでいた2人の少年。甲子園を目指す強豪私立高校から数多のスポーツ推薦ももらっていたのに、彼らは弱小野球同好会しかない、近所の普通の都立高校に入学する。
なぜならキャッチャーの子が記憶喪失になってしまい、野球のルールもやり方も楽しさも、全部忘れてしまったから…
各々挫折を経験して野球から離れてしまった人たちが、運命的な出会いを機にもう一度、野球を本気でやろうと立ち上がっていく物語。
復職訓練で出会った先生からおすすめされて速攻みたのですが、野球のこと知らない私でも楽しめました!しかも90%ギャグだからおもしろいです。笑
金髪フワフワ頭の男の子の度を超えたアホっぷりが最高です(CV:宮野真守、お察しください)
そこに、一人一人のストーリーが織り混ざっていくのも見どころなのかなと思います。
この先どうなっていくのか楽しみです!
ぼっち・ざ・ろっく!
友達を作れずひとりぼっちで生きてきた主人公。
いつかバンドを組んで、「学生時代は友達ができなかったんですけどね~」って音楽番組で言えたらかっこいいじゃん…!
そう夢見てギターをはじめるも、ギターの腕だけがぐんぐんあがるばかりで、バンドはおろか友達を1人も作れないまま高校生になってしまう。
けれどひょんな出会いから、ひとりぼっちの人生が動き出していく…。
この作品のすてきなところは、とにかく曲がすごく良いこと!
曲調はバンドなので鬱々とした曲よりも心が上向きになります。
それでいて、主人公が紡ぐ歌詞が”ひとりぼっちだからこそ書ける”詩で…うつのわたしにも寄り添ってくれているような気がします。
あと主人公の人付き合いの下手さが終始ブレないところもいいな~と思います。
そりゃそうだ、人間そんなすぐには変わらないもの…笑
だけど、主人公の素のまんまをバンドメンバーが受け入れている、そんな関係性がいいです。
宇宙よりも遠い場所
4人の女の子たちが南極を目指すアニメ。
それぞれ心に抱えている悩みや目標があって、だからこそ生きづらさを抱えていて。
でもこのままじゃ嫌で、変わりたい、動き出したいと思っている4人。
1人じゃ無理でも、4人いれば乗り越えられるかもしれない。
できないと思っていたことができるかもしれない。
それぞれが抱える生きづらさは、うつを抱える自分と重なってとても共感します。
困難が立ちはだかっても、前向きに少しずつ乗り越えていくみんなの姿は、すごく勇気をもらえます。
心に残る名言が多くて、それにも背中を押されます。
この先の人生も一緒に生きていきたい言葉に出会える作品です。
夜のクラゲは泳げない
いま放送中のアニメです。
小学生の頃に自分が描いた絵をバカにされてから、自分に自信がなくなってしまった主人公。SNSで絵を投稿していたけれど、それも休止中。
周りに合わせて生きるのはもう嫌、でもどうしたらいいか分からなくて流されてしまう、そんな自分も嫌…。
そんな中、「あなたの絵の大ファンです!」という元アイドルの女の子に出会う。その子もどうやら訳ありの様子。
「私は歌で世間を見返したい、だから私のために絵を描いてほしい!」と言われるが、自信のない主人公は逃げ出してしまう。
量産型じゃない何者かになりたい、逃げている弱い自分を変えたい、大好きな人の役に立ちたい。そんな女の子たちの物語。
社会からはみ出していたり、他人の評価に自信をなくしたり…そんな劣等感をみんなそれぞれ抱えているところがすごく共感できます。
この作品のキーワードに「推し」があると思うんです。
「推し」に背中を押してもらえた、自分が推していたから「推し」が救われた…そんな相互関係がすてきです。
世界中に認められなくても、実は自分のすぐ近くに自分を推してくれる人がいて、見ていてくれる人がいるんだなあって。
悪い評価に目を向けるんじゃなく、自分の良さに気づいてくれた人の言葉を大事にしたいなって、そう思える作品です。
もしアマプラで追いついて、一緒に最後を見届けてくれる人がいたら、すごくうれしいです…!笑
いややっぱり全部アニメやないか~~~~い
また長くなってしまいました…笑
今後も、うつを晴らしてくれる作品を増やしていけたらいいな。
増えたらまた記事に書いて、集めていこうと思います。
みなさんが知っているすてき作品も、よかったら教えてください!
見ます!笑
ここまで読んでくださりありがとうございます!
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