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日記

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日記という形式の器の大きさに存分に頼る
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2019年9月の記事一覧

2019年9月29日(日)

珍しく布団一式を洗濯して干す。その後悩みに悩んで拉麺を食すことにする。落合の児ノ木に行く。人生屈指。でもその後は靄のかかったような気分、もうこれが私のデフォルトなのかもしれない、爽快な気分なんてものは望めないのかもしれない。
#日記 #エッセイ #コラム #小説 #創作

2019年9月28日(土)

家事諸々やってカフカの【審判】を読み始めると時間が来たのでヴェルディ戦を観る。瀬川のサイドバックが嵌っている。IJのサイドバックで失敗したメンデスという人を思い出す。このまま優勝願う。前半で切り上げて、大学のクラスメイトの結婚式の二次会。クラスの友人のほか、別ルートで新郎と関わりがあったサークルの同期と、これまた別ルートで関わりがあった会社の同期に遭遇した。あの場で知り合いのチャネルが一番多かった

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2019年9月27日(金)

諸々の事情で部署で積み上げてきたレクリエーション費が返還されることになり、普通に現金で返して欲しかったがそういう訳にはいかないらしく、「構成員にとって公平なレクリエーション」の名の下、高級な中華弁当が支給された。美味かった。太宰治なら【津軽】が好き、というのを、それなりに好きな二人の作家が話しているインタビューだかエッセイだかを一日のうちに目にしたので、読んでみることを決意する。
#日記 #エッ

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2019年9月26日(木)

定時で脱出、池袋の文芸坐に向かい、【王国(あるいはその家について)】を観る。纏まった一つの物語を提示する形式の拡張という意味で、相当に刺激的だった。三歳の娘の、不在による存在のさせ方。形式と物語の内容の連関という意味を、現時点での私はそこまで見出せないので、もう一度観たい。強いて言うなら「のちの人生に影響を与える密度の濃い時間」という台詞と、「稽古の形式で繰り返される各エピソード」という形式だろう

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2019年9月25日(水)

突発で連合いと新大久保に行く。至近の大久保と比べてどの辺りが新しいのか。ここで手に入れることができる食事はもれなくカロリーが高くて嬉しい。チーズハッドグなるカロ爆は、完全に想定通りの味。サムギョプサルを食べたのち、なけなしの消化を目的に東中野まで歩いていく。道中、互いの家族の(深刻でない)話。
#日記 #エッセイ #コラム #小説 #創作

2019年9月24日(火)

労働は本腰の入れ時であるということを頭では理解しつつ身体が反応しない。本当の腰は身体に属しているので結果として本腰は入らない。久々に作り置いたトマトソースがそれなりに美味しくできたこと以外に取り立てて見所はない一日で、それも作ったのは昨日だったから、今日はそれを確認しただけにすぎない。
#日記 #エッセイ #コラム #小説 #創作

2019年9月23日(月)

実家から中野まで運転。かつて一度だけ通ることのできた、カーナビが特に推奨しているわけではないけれども、恐らくはどのルートよりも安全かつ明瞭な道を通ることに失敗した。え、そんなに北へ行くんですか、と不安になるくらい北に進む必要があると思われる。カーナビなんてぶっちぎって。

午後は書き物、その後諸々作り置き。玉葱のみじん切りをするも、微塵と呼べる範疇に収まっているか微妙なラインの、かなりの質量が残っ

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2019年9月22日(日)

祖父三回忌。もう三年か、と見せかけて実質二年、という法要の概念にまつわる知識を得る。寺の至近には南武線が走っていて、読経に混じって電車の風切り音や踏切の音が祖父に届いているなあ、とか、今本堂の外でお賽銭を投げ入れた人の祈りは、祖父の件で下界?現世?との距離を縮めている仏様によりダイレクトに届くから、排出率向上中みたいにコストパフォーマンスに優れているかもしれないなあ、みたいなある種の雑念が、故人を

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2019年9月21日(土)

起床→洗濯→家からの脱却&書き物。これを午前中にこなす。充実していて末恐ろしい。午後は国立に移動。パスタというよりスパゲティと呼びたい麺類、徘徊、高名なパフェを食す。夜は実家。
#日記 #エッセイ #コラム #小説 #創作

2019年9月20日(金)

退職する人間の組合活動の引継ぎ先の争いに勝利した。より若いメンバーに経験して欲しい、一度は経験しておくと組合の構造がわかって為になる、そこまで重い作業はない。思ってもないことがすらすら出てきた。
#日記 #エッセイ #コラム #小説 #創作

2019年9月19日(木)

もう今週も残るところ二日であって、そんなにキリキリ働くのも憚られる。テジュ・コールの【オープン・シティ】が、面白いのかどうかわからない状態のままずっと読み進められているので、これはきっと(少なくとも私にとっては)かなり面白い小説なのだろう。10月末のGUNZO締切に間に合わない可能性が出てきて、それはそれで仕方ない。
#日記 #エッセイ #コラム #小説 #創作

2019年9月18日(水)

30歳も間近なのでキャリアについて考えましょう的な茶番セミナーに強制参加。プロパー社員でない、初めて見るグループ会社の人もいた、彼らはアウェイが故に、そしてそのグループ会社の業態や自由で緩い風土を背負っているが故に、真面目にやらないことに妙に真面目になっているような振る舞いをしていた。みんな元気そうだった。
#日記 #エッセイ #コラム #小説 #創作

2019年9月17日(火)

翌日が終日茶番のセミナーで、三連休との中日のような扱いで、こういうエアポケット的な日にキリキリ働く気分になるか、いっそ清々しいまでに怠惰で過ごすか、それは人に、そして時と場合によるのだけれども、今日の私は無論怠惰。
#日記 #エッセイ #コラム #小説 #創作

2019年9月16日(月)

来るのか来ないのか、来るならば何時に来るのかいまいち把握しきれないJ:COMのメンテナンス人間が、結局は十三時ごろにやってきた。柔和な若者だった。電波ではなくテレビ側の設定で、本来は見れるはずのテレ玉とtvkが見れない状態になっていることをすぐさま看破し、ちょちょいのちょいで直してくれた。偉い。これで母校の高校野球なりサッカーの選手権なりの県予選を観ることができるようになった。実際に観る確率は、か

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