2019年9月26日(木)

定時で脱出、池袋の文芸坐に向かい、【王国(あるいはその家について)】を観る。纏まった一つの物語を提示する形式の拡張という意味で、相当に刺激的だった。三歳の娘の、不在による存在のさせ方。形式と物語の内容の連関という意味を、現時点での私はそこまで見出せないので、もう一度観たい。強いて言うなら「のちの人生に影響を与える密度の濃い時間」という台詞と、「稽古の形式で繰り返される各エピソード」という形式だろうか。

帰りに拉麺を食べるか本当に悩んで、持ち駒のうち自宅最寄りの店の前を通り過ぎるまで悩みに悩んで、欲望に打ち勝ち自宅で蕎麦を食べることに成功した。

#日記 #エッセイ #コラム #小説 #創作

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