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人生フラフラロンドン日記 ~Week 65~

ロンドンに来てから65週間が経過。友人に人生で初めてネイルをしてもらった。たまたま友人がネイルを落とす直前で、「いい色だね」と言ったら「塗る?」と聞き返してくれた。自分の爪に色が塗られていくのは少し不思議な感じがする。頭の中でboygeniusのTrue Blueが流れた。「生きている実感が欲しいから、海に行った」なんて歌詞があるけど、手元に色があるだけで生活は少し華やいで見える。キラキラとしていて、いつの間にかハマってしまいそう。

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1.

いつも遊んでいるギャルたちとそばを茹でた。ギャルそばである。お日柄も暖かく、冷たいそばを食べるには絶好の日だった。ギャルの元バイト先で、かなり豪華なお寿司も買えて、舌鼓を打ちまくりな一日。やっぱり彼女らといると1日がすごい速さで過ぎていく。そのうちの1人がもうすぐオランダに行ってしまうのだから、時間の流れはあっという間だな。何にも準備をしてなかった彼女に呆れつつ、そんなところも相変わらずで、ゲラゲラ笑いながら飛行機を探したりしていた。もう少しだけ楽しい日々が続く。久しぶりにホタテとか食べたけどお寿司は美味しいな…涙。

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2.

今週の音楽まとめ。

水曜日はClash Magazineの企画でOctober And The Eyesを観た。YYYsのカレン様を彷彿させるパワフルなパフォーマンスで爆発していた。なんとなく名前を聞いたことあるなとは思っていたのは、昨年末のThe Lounge SocietyとLynksとのスリーマンをやっていたからだった。超行きたかったやつ。

木曜日はFABRICでJoy先生のフリーイベント。シークレットゲストは新譜リリース当日のOvermonoだった。タイトな繋ぎにミチミチな音の詰めかたはクラブ・ミュージックに疎い自分でさえ惚れ惚れしてしまう。今年のフジロックで来日予定だけど苗場で観れるのは羨ましい。

金曜日はFOLDでSpeedy Jを観た。FOLDにしてはチケ代が高いだけあって、ガチガチなテクノおじさんしかおらず、それはそれは面白かった。出てくるDJたちが全員凄まじくて、かなり良いイベントだった。良いことがずっと重なったミラクル回。B2Bで回していたSpeedy Jたちはひたすら淡々とつないでいく3時間セット。気持ちいいところをちゃんとをついてくることに熟練の技を感じる。

土曜の夜からはFOLDにてFast forword。遅くても翌日10時には帰るかな〜とか思っていたけど、まさかの完走で翌日16時まで走りきってしまった。16時間ダンス。前日のSpeedy Jが良かったから少し燃え尽き気味だったが、行ったらすぐに楽しくなってしまっていた。あのFOLDの魅力はなんなのか…。

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〜今週のまとめ〜

いよいよ26才目前! これを書いている時には残り5日まで迫っている。未だに信じられない。4半世紀生きたという時間の長さにも、この異国の地で過ごした時間の長さにも。1年間、悲しいことが山ほどあったけど、その分沢山の楽しいことに恵まれて、今年の誕生日は楽しく過ごせそう。去年は一日中泣いていたから、今年は幸せな日になることを祈る。誕生日に死んじゃってもいいぐらい良い日になりますように。イギリス生活はまだまだ続く。

地中海風朝ごはん。腹持ちがいい。


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