人生フラフラロンドン日記 ~Week 20・21~
ロンドンに来てから21週間が経過。ウへ〜…続ける事に意味があると言った矢先、いきなり更新を止めててすみません…。この2週間は色々あって何も手付かずになっていました…。
最近はこんな日記でもチラホラ読んでるよって声をかけてもらえることが多くて少し嬉しい。素直にありがとうございます。そんなこんなで今回はWeek 20・21ということで2週間分。心ここにあらずだったので大したことはしていないけども…。
(あと最近気づいたのは、入国したのが土曜日だったからそこから1週ごとに数えていたけど日付で考えると月単位が少しズレるということ。まあそんなこと適当でいっか!!!!!!)
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グラストンベリーが終わってしまって、ロンドンに帰ってきた夕方、初めてロンドンをホームに感じた。翌日、街を歩いていて何と無く落ち着くなって思えたことが凄く嬉しくて、ここまで長かったなって1人でしみじみとしていました。やっと素直に「ロンドンに遊びにおいでよ、素敵な街だよ」って言えそうです。何と無くサニーデイ・サービスの『おみやげを持って』を聴いていたら色々思い出して泣きそうになってました。頑張ろうと思った日。
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ロンドンでは50回目のプライドパレードがあった。個人や団体はもちろん、いない企業の方が不自然なぐらいに様々な企業も参加していて、温かさに溢れている日だった。1972年、最初のパレードに参加していた人たちが大きな拍手に包まれている光景を見てサングラスの下で少し涙を流した。
「ここロンドンでは、本当の自分になって愛したい人を愛することができます」というポスター見かけたけど、ただただ当たり前のことなのだ。東京では中々見かけない同性で手を繋いで歩いている人も度々見かける。その度に東京で暮らしている同性カップルの息苦しさがあるような気がして胸が苦しくなる。受け入れられない人がいる事に未だに驚いてしまう。
隣でパレードを観ていた人の飼い犬が僕の左足が気に入ったのかずっと座っていた。そう俺こそが左足の甲で犬の重さを感じるボーイ。
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Squidのライブに行ってきた。会場が宮殿なのも知っていたけど、思っていた以上に宮殿でびっくり。こんな所でライブが観れるの良いな〜。街のど真ん中なのに音出しも22時過ぎまでなのもびっくりだ。家から歩いて行ける距離なのもGoodでした。ドリンクバーにちゃんと車椅子の人用の受付があるのも良いなと思った。
この類はとても好きなジャンルで日本にいた時からシーンを追っかけていたから、Squidみたいなバンドがめちゃくちゃに盛り上がる土壌があるのはとても羨ましいなと思う。第一線のメジャーシーンで活躍しているアーティストがやってくれたら面白いのにな。藤井風とかヒゲダンとか。一番やる可能性ありそうなのはVaundyだけど。後はKPOPのアイドルはその内取り入れてそうなジャンルではありそう。(KPOP自体がジャンルつぎはぎの音楽だと思うので)
帰り道がとても夏でよかった。空気の匂いが夏に変わった気がする。
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イギリスに来る前から付き合っていた人とお別れをした。冒頭で2週間何も手付かずだったと書いたけど、これがそう。誰かが悪い訳じゃなくてただただ東京とロンドンって距離があるだけだった。会えなくなってしまったお互いの寂しさが理由になってしまったけど、彼女がいなかったら僕はきっとイギリスの生活は1ヶ月も耐えられず帰国していただろう。皮肉だなと思う。彼女がいたからここまで生活をしてこれた。それぐらいいつも励ましてくれた大きな存在だった。だから受け入れるにはもう少しだけ時間がかかりそう。
この日記も明け方の5時に書いていた。早々とベッドに潜ったけど結局眠れないまま朝を迎える。僕は彼女に負けないくらいもっともっと素敵な人にならなきゃな。色々な人がもう素敵だよって励ましてくれるけど、きっとまだどうしたらよかったのかって後悔の気持ちの方が勝ってしまうから。もしまた会えたその時には「素直にカッコよくなったね〜!」と言われたいから、七夕は過ぎてしまったけどもっと優しい人になれたらなと願う。
やっぱり自分は何か自分の思っていることを書かないと消化できないみたいだ。それはどれだけ恥ずかしいことでも誰かに見られてやっと意味を持つんだろう。だから今は絞り尽くしたい。燃え尽きたいって常々言っているけど、燃え尽きれたらもっと純粋で透明な人になれそうな気がする。感覚的な話になってしまうけどそんな人にずっと憧れている。イギリス生活はまだまだ続く。
久しぶりにお米を炊いてカレーを作って寂しさと一緒にたらふく食べた。
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